2017
02/13
月
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 13:42:29.77 ID:dLmI9+cLO
杏「ねえプロデューサー、それって大丈夫じゃないよね?」

P「気にしてくれてるのか?」
杏「そんなの……あ、当たり前だよ」
P「そっか、ありがとな」
杏「だから今日は杏と一緒にお休みしようよ」
P「あ、こら、またそう言ってサボる気だろ」
杏「そうじゃないってば、プロデューサーが倒れたら……」
P「はいはい、じゃあ仕事行くぞー」
杏「ちょっと待ってよ!杏一人で行くからさ、プロデューサーは寝てていいよ」
P「杏……」
杏「これは貸しだかんね」
P「だめだ、サボる気だろ」
杏「違うってば、もー!」
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6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 13:58:17.11 ID:dLmI9+cLO
杏(プロデューサーはいつも頑張ってる)
杏(杏が仕事しているときもサボってるときも休んでるときも……)
杏(でも、どこかでお休みは取らないと)
杏(……いつか本当に倒れちゃうよ?)
杏(誰かに相談しようかな……)ポワンポワン
響子『なんなら私が通い妻でも……きゃっ』

杏(……)
凛『やっぱり私が居ないと駄目だよね』

杏(ああ……)
三船『今なら何されても……ふふ、でも何もしませんよね?』

杏「絶対駄目!」
P「どうした杏」
杏「なんでもないよ、そうだ!杏のうちに泊まりなよ」
杏(杏が仕事しているときもサボってるときも休んでるときも……)
杏(でも、どこかでお休みは取らないと)
杏(……いつか本当に倒れちゃうよ?)
杏(誰かに相談しようかな……)ポワンポワン
響子『なんなら私が通い妻でも……きゃっ』

杏(……)
凛『やっぱり私が居ないと駄目だよね』

杏(ああ……)
三船『今なら何されても……ふふ、でも何もしませんよね?』

杏「絶対駄目!」
P「どうした杏」
杏「なんでもないよ、そうだ!杏のうちに泊まりなよ」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 14:12:29.04 ID:dLmI9+cLO
P「えー」
杏「なんで?ご飯なら私が作るし」
杏「それに洗濯も掃除だって……面倒くさいけど頑張るよ」
杏「プロデューサーも杏はやれば出来るって知ってるでしょ?」
P「本当にやるのかー?」
杏「やるってば!もー!」バンバン
P「ありがとな、でも駄目だよ」
杏「どうして?」
P「今日は残業だからな」
杏「……それって」ジワ
杏「それって『今日も』でしょ?」ホロリ
杏「プロデューサー……っ!……いつから寝てないのっ!?うう……」ゴシゴシ
P「ごめんな」トントン
杏「なんで?ご飯なら私が作るし」
杏「それに洗濯も掃除だって……面倒くさいけど頑張るよ」
杏「プロデューサーも杏はやれば出来るって知ってるでしょ?」
P「本当にやるのかー?」
杏「やるってば!もー!」バンバン
P「ありがとな、でも駄目だよ」
杏「どうして?」
P「今日は残業だからな」
杏「……それって」ジワ
杏「それって『今日も』でしょ?」ホロリ
杏「プロデューサー……っ!……いつから寝てないのっ!?うう……」ゴシゴシ
P「ごめんな」トントン
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 14:27:26.00 ID:dLmI9+cLO
杏「杏は……本当に心配してるんだよ……?」ギュ
P「分かっているよ」ギュ
杏「嘘だ、全然分かってないもん」
P「そうだな」
杏「ふざけないでよ、プロデューサーが倒れたら……」
P「また他のプロデューサーが来るだ――」パァン
杏「……もいっかい言ったら本当に怒るからね、大嫌いになっちゃうかも」
P「優しいな」
杏「プロデューサーは冷たいけどね」
P「分かっているよ」ギュ
杏「嘘だ、全然分かってないもん」
P「そうだな」
杏「ふざけないでよ、プロデューサーが倒れたら……」
P「また他のプロデューサーが来るだ――」パァン
杏「……もいっかい言ったら本当に怒るからね、大嫌いになっちゃうかも」
P「優しいな」
杏「プロデューサーは冷たいけどね」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 14:45:09.38 ID:dLmI9+cLO
杏「ねぇ、プロデューサーは杏の仕事見てくの?」
P「今日は最後まで見てくよ」
杏「そう、じゃあ寝てていいよ」
P「なんで?」
杏「……」
杏「……寝てて、寝てなかったら大嫌いになるからね」
P「分かった」
杏「じゃあ行ってくる」
P「なんか欲しいのあるか?」
杏「元気なプロデューサー」
P「……分かった」
P「今日は最後まで見てくよ」
杏「そう、じゃあ寝てていいよ」
P「なんで?」
杏「……」
杏「……寝てて、寝てなかったら大嫌いになるからね」
P「分かった」
杏「じゃあ行ってくる」
P「なんか欲しいのあるか?」
杏「元気なプロデューサー」
P「……分かった」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 15:01:45.57 ID:dLmI9+cLO
杏「新曲――」
凛「おめでとう――」
杏「んとね?杏が――」チラッ
P「……」じー
杏「……」じとっ
凛「杏?どうしたの?」
杏「……ん、何でもない」
P「……」じー
杏(何で見てるの?何で寝てないの?大嫌いになるよって言ったよね)
杏(杏が嫌いだからそんなことすんの?)
凛「……杏、大丈夫?」
凛「おめでとう――」
杏「んとね?杏が――」チラッ
P「……」じー
杏「……」じとっ
凛「杏?どうしたの?」
杏「……ん、何でもない」
P「……」じー
杏(何で見てるの?何で寝てないの?大嫌いになるよって言ったよね)
杏(杏が嫌いだからそんなことすんの?)
凛「……杏、大丈夫?」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 15:03:46.04 ID:dLmI9+cLO
P「……」じー
杏(そっか杏が嫌いなんだね…まぁ仕方無いか、振り回してたの私だし…もうどうでもいいや…印税生活はもう出来るし……)
P「……」パクパク
杏(なに?急に、あ?…が?…)
P「……」パクパク
杏(が)
P「……」パクパク
杏(……ん、ば、れ……頑張れ?)
凛「あ、杏?」
杏「……」
杏「…ん、なんでもないよ」ジワッ
杏(そっか杏が嫌いなんだね…まぁ仕方無いか、振り回してたの私だし…もうどうでもいいや…印税生活はもう出来るし……)
P「……」パクパク
杏(なに?急に、あ?…が?…)
P「……」パクパク
杏(が)
P「……」パクパク
杏(……ん、ば、れ……頑張れ?)
凛「あ、杏?」
杏「……」
杏「…ん、なんでもないよ」ジワッ
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 15:29:19.50 ID:dLmI9+cLO
杏「寝て無かったら大嫌いになるよって言ったよね!」
杏「嫌われると分かってて来て、頑張れって……馬鹿じゃないの!」
P「俺は……」
P「俺は頑張ってる杏が好きだ、アイドルの中で一番な」
杏「それで?……私は無理するプロデューサーが嫌いだよ?大嫌い」ジワ
杏「それにね?杏、たった今、プロデューサーのこと大嫌いになったんだよ」ゴシゴシ
P「大したことないな、俺が好きなだけなんだから」
杏「……」グスッ
杏「……それで杏がプロデューサーを嫌いって言わせるの?」ゴシゴシ
杏「杏だってプロデューサーのこと大好きなのに……」ポロポロ
杏「嫌われると分かってて来て、頑張れって……馬鹿じゃないの!」
P「俺は……」
P「俺は頑張ってる杏が好きだ、アイドルの中で一番な」
杏「それで?……私は無理するプロデューサーが嫌いだよ?大嫌い」ジワ
杏「それにね?杏、たった今、プロデューサーのこと大嫌いになったんだよ」ゴシゴシ
P「大したことないな、俺が好きなだけなんだから」
杏「……」グスッ
杏「……それで杏がプロデューサーを嫌いって言わせるの?」ゴシゴシ
杏「杏だってプロデューサーのこと大好きなのに……」ポロポロ
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 15:55:32.86 ID:dLmI9+cLO
杏「杏は……プロデューサーを好きになったらいけないの?」
P「難しいな」
杏「…」
杏「プロデューサー、しゃがんでこっち向いてくれる?」
P「どうしかし――」チュ
杏「…ん……ちゅ……」レロレロ
杏「…んは…これでプロデューサーは予約済みだね」
杏「お嫁さんは心配させたら駄目、嫌いって言わせたらもっと駄目だかんね」
P「困ったな」
杏「明日から杏も頑張るから、一緒に休もうね」
P「だから明日は――」
杏「駄目、もうプロデューサーは杏のものだから」
杏「ずっといっしょに印税生活しようね」
P「難しいな」
杏「…」
杏「プロデューサー、しゃがんでこっち向いてくれる?」
P「どうしかし――」チュ
杏「…ん……ちゅ……」レロレロ
杏「…んは…これでプロデューサーは予約済みだね」
杏「お嫁さんは心配させたら駄目、嫌いって言わせたらもっと駄目だかんね」
P「困ったな」
杏「明日から杏も頑張るから、一緒に休もうね」
P「だから明日は――」
杏「駄目、もうプロデューサーは杏のものだから」
杏「ずっといっしょに印税生活しようね」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 16:01:33.45 ID:dLmI9+cLO
杏「プロデューサー、ご飯できたよー」
P「出前だろ?」
杏「うん、ずっとご飯作るのは大変だしね」
杏「あ、でも掃除と洗濯はしてるよ?ほめてほめてー」
P「いいこいいこ」
杏「ん、そうだよ最初もっと誉めてくれたら、もっと早く杏と印税生活出来たんだよ?」
P「ごめんな」
杏「うん、許したげる杏の寛大な心に感謝はしてね」
P「出前だろ?」
杏「うん、ずっとご飯作るのは大変だしね」
杏「あ、でも掃除と洗濯はしてるよ?ほめてほめてー」
P「いいこいいこ」
杏「ん、そうだよ最初もっと誉めてくれたら、もっと早く杏と印税生活出来たんだよ?」
P「ごめんな」
杏「うん、許したげる杏の寛大な心に感謝はしてね」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 16:09:17.70 ID:dLmI9+cLO
杏「ねぇプロデューサー、子供は何人欲しい?」
P「四人」
杏「ちょっと多いかなー、身体もたないよ」
P「男二人女二人」
杏「あーなるほどね、でもちょっと面倒かな」
P「杏は何人居ればいいと思う?」
杏「杏はいいや」
P「そうか」
杏「杏はプロデューサー、一人居たらいいからね」
P「四人」
杏「ちょっと多いかなー、身体もたないよ」
P「男二人女二人」
杏「あーなるほどね、でもちょっと面倒かな」
P「杏は何人居ればいいと思う?」
杏「杏はいいや」
P「そうか」
杏「杏はプロデューサー、一人居たらいいからね」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 16:22:11.89 ID:dLmI9+cLO
杏「プロデューサー……やっぱりできちゃったみたい」
P「今日から俺がご飯作るよ」
杏「ありがとう」
P「あ、でも掃除と洗濯はしろよ?」
杏「えー?」
P「いや、印税生活始まってから部屋から何も動いてないだろ」
杏「失礼な、買い物には行くよ」
P「だけ、だろ?部屋にずっと居るだけってかなり運動不足になるよ」
杏「じゃあ、家事全部杏やるよ」
P「なんでだ」
杏「プロデューサーに心配掛けたくないからね」
P「俺がなにもしなさすぎて運動不足になるな」
杏「じゃあ一緒にしよっか」
P「ああ」
杏「……えへへ」
P「今日から俺がご飯作るよ」
杏「ありがとう」
P「あ、でも掃除と洗濯はしろよ?」
杏「えー?」
P「いや、印税生活始まってから部屋から何も動いてないだろ」
杏「失礼な、買い物には行くよ」
P「だけ、だろ?部屋にずっと居るだけってかなり運動不足になるよ」
杏「じゃあ、家事全部杏やるよ」
P「なんでだ」
杏「プロデューサーに心配掛けたくないからね」
P「俺がなにもしなさすぎて運動不足になるな」
杏「じゃあ一緒にしよっか」
P「ああ」
杏「……えへへ」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 16:31:15.22 ID:dLmI9+cLO
「おぎゃあ!おぎゃあ!」
杏「ん、プロデューサー、赤ちゃんがご飯食べたいみたい」
P「離乳食でよかったよな?」
「あーんあーん」
P「うんちか、オムツどこにあったっけ?」
杏「あー杏が持ってくるね」とたとた
「すぅすぅ」
P「夫婦で子供見るってよく考えたら凄いよな」
杏「画期的だね、子供が不幸にならないよ」
杏「ん、プロデューサー、赤ちゃんがご飯食べたいみたい」
P「離乳食でよかったよな?」
「あーんあーん」
P「うんちか、オムツどこにあったっけ?」
杏「あー杏が持ってくるね」とたとた
「すぅすぅ」
P「夫婦で子供見るってよく考えたら凄いよな」
杏「画期的だね、子供が不幸にならないよ」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 16:36:34.97 ID:dLmI9+cLO
「おかーさん、おとーさん」
杏「なに?」
P「どうした?」
「あのね、わたし、おとーさんとおかーさんのしごとをレポートしてるの!」
杏「すごいなぁ」
P「杏はサボってただろうな」
杏「杏は今日やることは明日やるんだよ」
「それでね、おかーさんとおとーさんはなんとのしごとしてるの?」
P「無職だ」
杏「うん無職」
P「でも無職じゃだめだな」
杏「私は専業主婦でいいんじゃないかな?」
P「じゃあ俺は専業主夫か」
杏「なに?」
P「どうした?」
「あのね、わたし、おとーさんとおかーさんのしごとをレポートしてるの!」
杏「すごいなぁ」
P「杏はサボってただろうな」
杏「杏は今日やることは明日やるんだよ」
「それでね、おかーさんとおとーさんはなんとのしごとしてるの?」
P「無職だ」
杏「うん無職」
P「でも無職じゃだめだな」
杏「私は専業主婦でいいんじゃないかな?」
P「じゃあ俺は専業主夫か」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 17:13:11.31 ID:dLmI9+cLO
P「杏」
杏「なに?」
P「一番初めにキスしたとき覚えてるか?」
杏「ん、まぁ……ね」
P「あのときは大変だったなぁ」
杏「……ごめん」
P「いいんだ……それより俺もすっかり杏みたいになったなって」
杏「うん」
P「……正直、今の俺を杏は好きでいてくれるのかって思うと自信が無い」
杏「好きだよ」
P「えっ」
杏「うん、ずっと好き、杏はもう他の人なんていらない……」ギュ
杏「プロデューサーにCGプロ止めようって言ったのは、その意味もあるから……」
杏「とにかくこれからもずっと杏といっしょだよ」
杏「ずうっとね」スゥ
杏「なに?」
P「一番初めにキスしたとき覚えてるか?」
杏「ん、まぁ……ね」
P「あのときは大変だったなぁ」
杏「……ごめん」
P「いいんだ……それより俺もすっかり杏みたいになったなって」
杏「うん」
P「……正直、今の俺を杏は好きでいてくれるのかって思うと自信が無い」
杏「好きだよ」
P「えっ」
杏「うん、ずっと好き、杏はもう他の人なんていらない……」ギュ
杏「プロデューサーにCGプロ止めようって言ったのは、その意味もあるから……」
杏「とにかくこれからもずっと杏といっしょだよ」
杏「ずうっとね」スゥ
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/24(月) 17:15:52.81 ID:dLmI9+cLO
おわり感謝
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BEFORE モバP「ふみちゃんは語りたい」
55005
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あの世界ガチに貯金だけで生活できるレベルだもんなあ
[ 2017/02/13 23:44 ]
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