2016
11/21
月
2: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 04:48:16.45 ID:M59IB7fZ0
~杏宅~
杏「あー、こたつって幸せだな」

杏「結構場所取るけど買って良かったよ」
杏「今日は一日中オフだし、杏はこたつから出ないぞ!」
杏「みかんよし、コーラよし、ゲームよし、充電器よし」
杏「前回の反省を活かして、今日はインターホンが鳴っても絶対に出ない!宅配便の人はごめんね」
杏「電気や水道のメーター見られたとしても、まぁ出なければ良いだけだしね」
杏「念の為チェーンも掛けたし、ピッキングされても大丈夫でしょ」
杏「久し振りにぐーたら日和だぁ!」
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3: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 04:49:06.78 ID:M59IB7fZ0
杏「さて、みかん食べよ」
肇「あ、剥いておきましたよ」

杏「ありがと肇ちゃん。こたつでグダッてるとそれすらめんどいよね」
フレデリカ「杏ちゃんコーラ飲むー?」

杏「まだいいや。トイレ行きたくなるし」
肇「それすらめんどくさがるなんて…」
杏「めんどくさいって言うか、こたつから出たくないんだよね」
肇「ほんの数分じゃないですか…」
フレデリカ「誰かトランプ持ってきてー」
肇「こたつから出たくないので杏ちゃんお願いします」
杏「数秒前の会話思い出そうか」
4: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 04:49:33.47 ID:M59IB7fZ0
杏「…ん?」
肇「どうかしましたか?」
杏「別に。そんな事よりさ、出口はあっちだよ」
フレデリカ「トランプは?」
杏「隣のコンビニか百均にでも売ってるんじゃない?」
肇「仕方ありませんね…文香さんに、買ってきて貰いましょう」
杏「この部屋電波繋がりにくいから外で連絡した方がいいよ」
フレデリカ「うーん、みかん美味しいねー」
杏「聞けよ、ってゆーかそれ杏のなんだけど」
5: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 04:53:20.77 ID:M59IB7fZ0
杏「…なんで居るの?」
フレデリカ「今日は四人で買い物に行く予定だったんだー」
杏「杏聞いてないんだけど」
肇「それで、杏ちゃんの家が集合場所になったんです」
杏「せめて杏に聞くか杏の話聞いてよ」
フレデリカ「まだ文香ちゃんは到着してないんだけどねー」
杏「そもそもどうやって入って…まぁいいやそれは別に」
肇「もう少ししたら到着するみたいです」
杏「杏はパスでいいや。外で待ってたら?」
フレデリカ「もうこたつに入っちゃたから無理かなー」
肇「杏ちゃん外で待ってていいですよ」
杏「おっけー表出よっか」
6: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 04:56:36.64 ID:M59IB7fZ0
杏「まぁ別に居てもいいけど、杏これからゲームするから邪魔はしないでね」
肇「杏ちゃん、和菓子とお茶はまだですか?」
杏「厚かましいにも程があるよね」
肇「冗談ですよ。ちゃんとポテチ買ってきましたから」
杏「和菓子じゃないじゃん!」
フレデリカ「杏ちゃんはやっぱりツッコミの元祖だねー」
肇「私たちの先生ですからね」
フレデリカ・肇「我が師だけに!」
杏「こんな朝早くに来たからまだ眠いんでしょ?寝てていいよその方が静かだし寝てろ」
7: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 04:59:30.84 ID:M59IB7fZ0
フレデリカ「で、コップは何処にあるのー?」
杏「戸棚の下から二段目にあるよ」
肇「用意した物がこちらになります」
杏「肇ちゃんに前場所教えたっけ?」
肇「じゃん!この高そうな湯飲みです!」
杏「飲み物コーラなんだけどな」
フレデリカ「わぁお、でもお高いんでしょー?」
肇「まぁ、割と」
杏「否定するか何かセットに付けなよ」
肇「私の力作を安売りしろって言うんですか?!」
杏「あぁめんどくせぇ!」
8: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 05:04:36.37 ID:M59IB7fZ0
杏「まぁいいや。イヤホン付けよ」
肇「ではこちらは作戦会議をしてますので」
杏「はいはーい。何かあっても呼ばないでね」
フレデリカ「らじゃー!」
杏「ふぅ…これで集中出来る。さーて手持ちのモンスターのレベル上げないと」ピコピコ
フレデリカ「ーー倒すためーーー背後から肇ちゃーー」
肇「なるほーーー遠距離ーー文香さーーー」
杏「あー崖から落ちたちくしょう」ピコピコ
フレデリカ「ーーアタシのーーーー能力ーー」
肇「ーーイミングーー朋さーーー人質ーー」
杏「…えっと、このタイプにこの技は…」
フレデリカ「ーー共鳴世界ーーー当てれば多分ーー」
肇「ならーーーアライブファクトーーーー」
杏「んぁあ!集中出来ない!」
9: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 05:09:55.28 ID:M59IB7fZ0
肇「杏ちゃん、もうゲームはいいんですか?」
杏「二人の会話が不穏過ぎて気になるんだよまったく」
フレデリカ「杏ちゃんポテチ食べる?」
杏「え、買ってきたの?」
フレデリカ「隣にコンビニあるから買ってきていーよ?」
杏「…メントスあるけと食べる?」
フレデリカ「流石のフレちゃんもそれはマズいかなー」
肇「まったく…どうして二人は落ち着いて会話出来ないんですか」
杏「今更ブーメランなんて狩猟武器流行らないよ」
肇「でも先日、何処ぞのアイドルユニットが巨大ブーメラン作ってましたよ?」
杏「じゃー肇ちゃんにそれ当てないとね」
肇「ふふっ、杏ちゃんに飛ばせるんですか?」
フレデリカ「あ、みかんなくなっちゃった!」
肇「文香さんに買ってきて貰いましょうか」
10: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 05:19:02.50 ID:M59IB7fZ0
杏「文香ちゃんが食べ物買って、無事届くと思う?」
肇「そもそもお金持ってないでしょうね」
杏・肇「はっはっはっ」
フレデリカ「二人とも目が笑ってないよー?」
杏「ところでフレデリカちゃん。肇ちゃんはポテチ持って来てくれたよ?」
フレデリカ「フレちゃんは肇ちゃんを連れてきてあげたよー!」
肇「あ、ではもうフレデリカさんの飲み物もお菓子もありませんね」
杏「誰が買ってくるべきかなぁ」
フレデリカ「じゃートランプで決めよっか!」
杏「おっけ乗った」
肇「ふぅ…イカサマは無し、ですよ?」
杏「そう言いながら今何かこたつの下に隠さなかった?」
フレデリカ「って言いながら今杏ちゃん箱からジョーカー取り出したでしょー」
肇「…普通にやりましょうか。文香さんも居ませんし」
11: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 05:24:52.83 ID:M59IB7fZ0
杏「あー負けたこんちくしょう」
肇「ふぅ…ギリギリでした」
フレデリカ「ババ抜きなんて久し振りだねー」
杏「基本大富豪だもんね」
フレデリカ「でも杏ちゃんが負けるとは思わなかったなー」
肇「最後は完全に運でした」
杏「二人がアポなしで此処に来た時点で杏の運は最底辺だからね」
フレデリカ「ふふーん、照れちゃってー」
肇「そんな事言われても、嬉しくありませんよ?」
杏「褒めてないよ。仕方ない、何かお菓子以外欲しいものある?」
肇「流石に申し訳ないですし、私も行きますよ」
フレデリカ「じゃーフレちゃんも行こっかなー」
杏「今のトランプの時間完全に無駄じゃん」
12: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 05:29:55.33 ID:M59IB7fZ0
杏「鍵は…閉めといていいかな」
肇「文香さんですしね」
フレデリカ「直ぐ戻って来れば大丈夫じゃないかなー?」
杏「あー、今日は家から出る気なかったのに」
肇「こたつの魔力は恐ろしいですね」
フレデリカ「そんな引き篭もりの杏ちゃんが、遂に外に!」
杏「お?喧嘩売ってる?」
フレデリカ「杏ちゃんどーしたの?コンビニに喧嘩は売ってないよー?」
肇「あの、恥ずかしいんで他所でやって頂けますか?」
フレデリカ「喧嘩はよそっか」
杏「勝敗は予想だけにしとくべきだね」
肇・杏・フレデリカ「よそだけに!」
杏「あ、これ思ったより楽しい」
肇「下らないですけどね」
フレデリカ「実際アタシ達が戦うと被害凄いもんねー」
杏「ツッコミの私の胃が、ね」
13: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 05:35:20.10 ID:M59IB7fZ0
~3F~
肇「このコンビニ、明らかに平野なのに何故3階の表記が…」
杏「そこはほら、本名だと杏達のユニットと被るからさ」
フレデリカ「フレちゃん的にはファミデリカが良かったかなー」
杏「歩いて30分くらいのとこにあるし行ってきたら?」
肇「あ、杏ちゃんの部屋にお財布忘れました…」
杏「いいよそのくらい、お菓子なんて大した金額しないからね」
肇「このバリアブルカードって言うの、気になるので買っていいですか?」
杏「肇ちゃんは南極ラーメンね」
フレデリカ「フレちゃんはおでんにしよっかなー」
杏「二人とも前提条件忘れてない?」
フレデリカ「でも竹輪おいしいよ?」
杏「否定はしないけどね。取り敢えずポテチと飲み物買ってこっか」
14: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 05:39:56.90 ID:M59IB7fZ0
杏「はい、荷物は二人が持って」
肇「私、あまり筋肉は無いので…」
杏「茄子さん相手に近接で押し切った怪物が何を言ってるのさ」
フレデリカ「あ、文香ちゃんからもう着いてますってラインきたよー」
杏「待たせると悪いし走ろっか」
肇「フレデリカさん、荷物お願いします」
フレデリカ「じゃー肇ちゃんはアタシの事背負っていいよ?」
肇「投げ飛ばしますよ?」
フレデリカ「フレちゃん荷物持ってるけどいーのかなー?」
杏「いいから走れよ」
15: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 05:44:06.01 ID:M59IB7fZ0
~杏宅~
杏「あれ、ドアの前誰も居ないんだけど」
フレデリカ「もう入っちゃてるんじゃないかなー?」
杏「かもね。せめて人ん家入るなら一報寄越して欲しいけど」
ガチャ
文香「…お疲れ様です…」

フレデリカ「おはろー!」
杏「文香ちゃん移動して、そこ杏の席だから。充電コード完備してあって一番あったかい場所なんだ」
文香「…ここからは、禍々しい気配を感じたので…」
肇「自分自身からではないですか?」
文香「…何か?」
杏「あ、文香ちゃん残ってたモノ全部食べたでしょ」
文香「…状況証拠のみで犯人を断定するのは…ナンセンス、と言わざるをえませんね…」
杏「今買ってきたお菓子はナシね」
文香「すみませんでした…」
16: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 05:46:54.05 ID:M59IB7fZ0
杏「ふー、あったかい」
フレデリカ「こたつは最高だねー」
肇「素晴らしいですね…」
文香「…お鍋がやりたくなりますね」
杏「うち鍋ないよ」
肇「そんな事もあろうかと、私が作ってきました」
文香「…実は、既にお肉は自宅から持って参りましたので…」
フレデリカ「フレちゃんキムチ鍋の素持ち歩いてるよー?」
杏「野菜はあった気がするし…夜は鍋だね」
文香「…幸せです」
17: ◆TDuorh6/aM 2016/11/21(月) 05:48:11.22 ID:M59IB7fZ0
杏「あ、結局買い物って何買いに行くの?」
フレデリカ「こたつだよー」
文香「…ですが、まぁ…」
肇「杏ちゃんの家にあるなら、わざわざ買う必要もありませんね」
杏「買いに行け、今すぐ三人で」
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買ってきた炬燵が杏の家に置かれるに100ペリカ
[ 2016/11/21 18:17 ]
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