2016
08/17
水
1: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:22:41.84 ID:csr7bvcEO
裕美「………」

P「裕美? 俺の顔になにかついてる?」
裕美「あ……ううん、そうじゃないの」
P「じゃあ、なに? さっきから俺のこと見てるみたいだけど」
裕美「えっと……なんでもない」
P「? じゃあ、俺は会議に行ってくるから」
裕美「い、いってらっしゃい」
P「ああ」
ガチャ、バタン
裕美「………はあ」
裕美「もうすぐ私の誕生日……Pさん、なにかくれるのかな」
裕美「く、くれるよね。他の担当の子には、ちゃんとプレゼントしてるし。うん」
裕美「でも、もしくれなかったら……仮にくれるとしたら、なにをくれるんだろう……」
裕美「……はあ。これじゃ私、ただの卑しい子みたい」
裕美「別に、絶対にプレゼントがほしいわけじゃ………」
裕美「やっぱり、Pさんからのプレゼントはほしいな……」
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2: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:23:35.28 ID:csr7bvcEO
のあ「その感情、大事にしなさい……」

ヘレン「欲望は、うまく扱えば、己を世界レベルへ高めるための道具となるわ」

裕美「………」
裕美「ひゃあっ!? き、聞いてたんですか!? 部屋、誰もいなかったはずなのに」
ヘレン「常識を疑いなさい」
のあ「固定観念を払いのけなさい」
裕美「ぐ、具体的な内容がなにひとつ出てきていないのに説得力がある……」
ヘレン「さあ、行くわよのあ」
のあ「ええ」
裕美「え、どこか行くんですか?」
ヘレン「ザッツライト。世界レベルを磨くため、私達は向かうの」
のあ「………」コクリ
裕美「は、はあ……なんだか、すごい場所に行くみたいですね」
裕美「気を付けて、くださいね?」
ヘレン「フッ、心配は無用よ。けれど、その気遣いはありがたく受け取っておくわ」
のあ「裕美。あなたは優しい……」
裕美「い、いえ。そんなことは」
のあ「ヘレン……行きましょう」
ヘレン「そうね。私達の次なる舞台」
ヘレン「中華街・制覇へ!」
のあ「今日こそ、全品コンプリートするわ……その後ハマスタへ行きましょう」
ヘレン「オーケー。あの球場の雰囲気は好きよ。外国人がメジャー風の応援をすることもあるから、まさに世界レベルね」
ガチャ、バタン
裕美「………」
裕美「あ、アジアレベル……」
裕美「しかも野球観戦まで予定に入れてるし」
3: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:24:18.85 ID:csr7bvcEO
裕美「はあ……えっと、なに考えていたんだっけ」
裕美「世界レベル……じゃなくて、えっと」
裕美「そう。Pさんからの誕生日プレゼント」
裕美「ここまで気になるなら、いっそ。それとなく内容を聞いてみるのもありかな……」
柑奈「呼びました?」にゅっ

裕美「きゃあっ!? か、柑奈さん! 全然呼んでないですけど!」
柑奈「え? でも、あり(うら)か(ん)なって」
裕美「どんな耳してるんですか!」
柑奈「だいたいちょっと~、補足しただけ~♪」ラララー
裕美「ちょっとじゃないんですけど。7文字中3文字補ってますよ……」
柑奈「ラブは互いに補い合うことで強くなるんです」キリッ
裕美「いいこと言ってる気もしますけど、今はまったく関係ないです」
裕美「世界レベル……じゃなくて、えっと」
裕美「そう。Pさんからの誕生日プレゼント」
裕美「ここまで気になるなら、いっそ。それとなく内容を聞いてみるのもありかな……」
柑奈「呼びました?」にゅっ

裕美「きゃあっ!? か、柑奈さん! 全然呼んでないですけど!」
柑奈「え? でも、あり(うら)か(ん)なって」
裕美「どんな耳してるんですか!」
柑奈「だいたいちょっと~、補足しただけ~♪」ラララー
裕美「ちょっとじゃないんですけど。7文字中3文字補ってますよ……」
柑奈「ラブは互いに補い合うことで強くなるんです」キリッ
裕美「いいこと言ってる気もしますけど、今はまったく関係ないです」
4: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:25:06.44 ID:csr7bvcEO
柑奈「なるほどなるほど。プロデューサーさんからのプレゼントの内容が気になる、と」
裕美「はい……嫌な子ですよね。私」
柑奈「そんなことないない! 大好きな人からのプレゼントなんだから、気になって当然!」
裕美「だ、だいす……!?」
レナ「ダイス勝負は得意よ」

裕美「だからみなさんどこから出てきてるんですか!」
裕美「はい……嫌な子ですよね。私」
柑奈「そんなことないない! 大好きな人からのプレゼントなんだから、気になって当然!」
裕美「だ、だいす……!?」
レナ「ダイス勝負は得意よ」

裕美「だからみなさんどこから出てきてるんですか!」
5: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:26:03.33 ID:csr7bvcEO
柑奈「それで、大好きじゃないの?」
裕美「そ、それは……その。もちろん、嫌いじゃないし……好き、ではありますけど」
柑奈「ラブ? ラブ?」
レナ「ラブラブ?」
裕美「も、もうっ! レナさんまでからかわないでくださいっ!」カアァ
レナ「ふふ、ごめんなさい。この歳になると、甘酸っぱい恋愛の匂いに食いついちゃって」
裕美「ほ、本当に違うんです。恋愛とか、そういうのじゃなくて」
裕美「ただ、私の世界を変えてくれた人で……えと、えとえと」
莉嘉「えとえと前からずっと~♪」

柑奈「それからそれから~?」
裕美「好きです……あっ」
レナ「………」ニヤニヤ
柑奈「………」ニヤニヤ
莉嘉「………」ニヤニヤ
裕美「ち、違うから! 本当にラブじゃないから!!」
柑奈「かわいい」
レナ「かわいいわ……私の中学時代を思い出すわね」
莉嘉「ラブ&ピース☆」
柑奈「あ、それ私のセリフ」
裕美「そ、それは……その。もちろん、嫌いじゃないし……好き、ではありますけど」
柑奈「ラブ? ラブ?」
レナ「ラブラブ?」
裕美「も、もうっ! レナさんまでからかわないでくださいっ!」カアァ
レナ「ふふ、ごめんなさい。この歳になると、甘酸っぱい恋愛の匂いに食いついちゃって」
裕美「ほ、本当に違うんです。恋愛とか、そういうのじゃなくて」
裕美「ただ、私の世界を変えてくれた人で……えと、えとえと」
莉嘉「えとえと前からずっと~♪」

柑奈「それからそれから~?」
裕美「好きです……あっ」
レナ「………」ニヤニヤ
柑奈「………」ニヤニヤ
莉嘉「………」ニヤニヤ
裕美「ち、違うから! 本当にラブじゃないから!!」
柑奈「かわいい」
レナ「かわいいわ……私の中学時代を思い出すわね」
莉嘉「ラブ&ピース☆」
柑奈「あ、それ私のセリフ」
6: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:26:41.79 ID:csr7bvcEO
柑奈「まあ、そこはひとつおいといて」
裕美「置いとかれると困るんですけど……」
柑奈「うまく気持ちを伝えられないときは、歌の力を借りましょう!」
裕美「歌?」
柑奈「そう! 歌にのせて、それとなーくプロデューサーさんにプレゼントのことを伝えるんです!」
レナ「いい案ね」
莉嘉「面白そう!」
裕美「なるほど。確かに、歌で表現するなら、直接言うよりもやりやすいかも」
裕美「でも、具体的にどうすれば」
柑奈「そこは今からお手本を見せます」ガタゴト
莉嘉「柑奈ちゃんがギターを構えた!」
レナ「戦闘態勢に入ったわね」
裕美「置いとかれると困るんですけど……」
柑奈「うまく気持ちを伝えられないときは、歌の力を借りましょう!」
裕美「歌?」
柑奈「そう! 歌にのせて、それとなーくプロデューサーさんにプレゼントのことを伝えるんです!」
レナ「いい案ね」
莉嘉「面白そう!」
裕美「なるほど。確かに、歌で表現するなら、直接言うよりもやりやすいかも」
裕美「でも、具体的にどうすれば」
柑奈「そこは今からお手本を見せます」ガタゴト
莉嘉「柑奈ちゃんがギターを構えた!」
レナ「戦闘態勢に入ったわね」
7: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:27:16.85 ID:csr7bvcEO
柑奈「今~、わたしの~♪」
裕美「これは……『翼をください』?」
レナ「なるほど。翼がほしい時にはこの歌を使えばいいのね」
裕美「翼がほしい時ってどういう時ですか」
レナ「………」
レナ「なんか、飛びたいとき」
裕美「レナさん、テキトーに答えてませんか」ジトーー
心「翼がほしい☆ ていうかよこせ☆」

裕美「また増えた!」
飛鳥「翼がなくとも、飛べる空がある」

裕美「さらに増えた!」
裕美「これは……『翼をください』?」
レナ「なるほど。翼がほしい時にはこの歌を使えばいいのね」
裕美「翼がほしい時ってどういう時ですか」
レナ「………」
レナ「なんか、飛びたいとき」
裕美「レナさん、テキトーに答えてませんか」ジトーー
心「翼がほしい☆ ていうかよこせ☆」

裕美「また増えた!」
飛鳥「翼がなくとも、飛べる空がある」

裕美「さらに増えた!」
8: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:27:57.44 ID:csr7bvcEO
裕美「はあ……疲れた」
裕美「結局全員一緒にハマスタ行くって言って出て行ったし。横浜スタジアムに何があるの……?」
夕美「もう少しで花開きそうなつぼみの野球選手たちかな」にゅっ

裕美「はあ、そうなんですか」
夕美「……あれ? 私がいきなり出てきたこと、驚かないの?」
裕美「もう慣れました」
夕美「ええー?」
裕美「結局全員一緒にハマスタ行くって言って出て行ったし。横浜スタジアムに何があるの……?」
夕美「もう少しで花開きそうなつぼみの野球選手たちかな」にゅっ

裕美「はあ、そうなんですか」
夕美「……あれ? 私がいきなり出てきたこと、驚かないの?」
裕美「もう慣れました」
夕美「ええー?」
9: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:28:36.22 ID:csr7bvcEO
夕美「なるほど。Pさんがどんなプレゼントを用意してくれるのか、気になるんだ」
裕美「はい」
夕美「その気持ち、わかるなあ。大切な人からの贈り物って、すっごく気になっちゃうよね」
裕美「そうなんです。どうしてかわからないけど、なんだか……知りたくて知りたくて、しかたなくて」
夕美「どうしてかわからない、か。ふふっ」
裕美「夕美さん?」
夕美「ううん、なんでもない。こっちの話だから」
夕美「うーん……そうだ! 普段と違う自分になりきってみるのはどうかな」
裕美「普段と違う自分?」
夕美「そう。違うキャラを演じながら、プレゼントの内容を聞いてみるの」
夕美「そうしたら、『そういうキャラだから』ってことで聞きやすいし、Pさんも軽い感じに答えてくれるかもしれないし」
裕美「なるほど……ちょっと、ありかもしれませんね」
夕美「でしょ?」
裕美「はい」
夕美「その気持ち、わかるなあ。大切な人からの贈り物って、すっごく気になっちゃうよね」
裕美「そうなんです。どうしてかわからないけど、なんだか……知りたくて知りたくて、しかたなくて」
夕美「どうしてかわからない、か。ふふっ」
裕美「夕美さん?」
夕美「ううん、なんでもない。こっちの話だから」
夕美「うーん……そうだ! 普段と違う自分になりきってみるのはどうかな」
裕美「普段と違う自分?」
夕美「そう。違うキャラを演じながら、プレゼントの内容を聞いてみるの」
夕美「そうしたら、『そういうキャラだから』ってことで聞きやすいし、Pさんも軽い感じに答えてくれるかもしれないし」
裕美「なるほど……ちょっと、ありかもしれませんね」
夕美「でしょ?」
10: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:29:23.18 ID:csr7bvcEO
裕美「違うキャラ……どんな感じにしようかな」
夕美「そこは任せて! もうなんとなく決めてるから」
裕美「え?」
ガチャリ
愛梨「エースを狙え~♪」

裕美「岡ひろみですね」
夕美「うん♪」ニコニコ
裕美「………」
裕美「あの。まさか、『ひろみ』だからですか」
夕美「うん♪」
裕美「……どんな顔をすればいいのかな」
夕美「笑顔?」
裕美「今は難しいです」
夕美「そんなことないよ。裕美ちゃん、初めて会ったころと比べてずっと笑えるようになったもん」
裕美「その言葉はとてもうれしいですけど今は関係ないです」
夕美「そこは任せて! もうなんとなく決めてるから」
裕美「え?」
ガチャリ
愛梨「エースを狙え~♪」

裕美「岡ひろみですね」
夕美「うん♪」ニコニコ
裕美「………」
裕美「あの。まさか、『ひろみ』だからですか」
夕美「うん♪」
裕美「……どんな顔をすればいいのかな」
夕美「笑顔?」
裕美「今は難しいです」
夕美「そんなことないよ。裕美ちゃん、初めて会ったころと比べてずっと笑えるようになったもん」
裕美「その言葉はとてもうれしいですけど今は関係ないです」
11: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:30:20.84 ID:csr7bvcEO
裕美「そもそも、岡ひろみって……」
千秋「今、日本ハムファイターズ期待の若手外野手、岡ヒロミ選手の話をしたかしら?」

裕美「してないです! ここでも野球につながるの!?」
茜「あーちーちーあーちー!!!」

裕美「それは郷ヒロミ!」
こずえ「あたっくー、あたっくー、なーんばーわーん」

裕美「こずえちゃん違い!! 絶対上戸アヤさんから飛んだよね!?」
アヤ「ん? 呼んだ?」

裕美「呼んでないです!!!」
千秋「今、日本ハムファイターズ期待の若手外野手、岡ヒロミ選手の話をしたかしら?」

裕美「してないです! ここでも野球につながるの!?」
茜「あーちーちーあーちー!!!」

裕美「それは郷ヒロミ!」
こずえ「あたっくー、あたっくー、なーんばーわーん」

裕美「こずえちゃん違い!! 絶対上戸アヤさんから飛んだよね!?」
アヤ「ん? 呼んだ?」

裕美「呼んでないです!!!」
12: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:30:59.73 ID:csr7bvcEO
裕美「はあ、はあ……」
裕美「疲れた……なんで私、こんなにツッコミさせられたんだろう」
裕美「そんなキャラじゃなかったと思うんだけど……」
P「キャラがどうかしたのか」
裕美「うん。それが……」
裕美「って、Pさん!?」
P「ただいま。会議が終わったから、帰ってきたんだ」
裕美「ああ、そうなんだ。おかえりなさい。あと、お疲れ様」
P「うん。ありがとう」
P「そっちも、ずいぶんお疲れみたいだな」
裕美「うん……それがね。今日はみんな、なんだか……テンション?がおかしくて」
P「テンション?」
裕美「そう。みんなでいっせいにボケてきて、私ひとりがツッコむことになったの」
P「はは、なんだそりゃ」
裕美「本当だよ? すっごく大変だったんだから」
P「もうすぐ誕生日なのに、災難だったな」
裕美「まあ……いろんな人とおしゃべりできたのは、よかったけど」
裕美「疲れた……なんで私、こんなにツッコミさせられたんだろう」
裕美「そんなキャラじゃなかったと思うんだけど……」
P「キャラがどうかしたのか」
裕美「うん。それが……」
裕美「って、Pさん!?」
P「ただいま。会議が終わったから、帰ってきたんだ」
裕美「ああ、そうなんだ。おかえりなさい。あと、お疲れ様」
P「うん。ありがとう」
P「そっちも、ずいぶんお疲れみたいだな」
裕美「うん……それがね。今日はみんな、なんだか……テンション?がおかしくて」
P「テンション?」
裕美「そう。みんなでいっせいにボケてきて、私ひとりがツッコむことになったの」
P「はは、なんだそりゃ」
裕美「本当だよ? すっごく大変だったんだから」
P「もうすぐ誕生日なのに、災難だったな」
裕美「まあ……いろんな人とおしゃべりできたのは、よかったけど」
13: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:31:53.91 ID:csr7bvcEO
P「そうか。まあ、みんな誕生日には何か用意してくれるさ」
裕美「Pさんも?」
P「もちろん。裕美が喜びそうなものを選んだつもりだ」
裕美「今、聞いちゃダメ?」
P「ダメ」
裕美「けち」
P「ケチじゃない。雰囲気を大事にしているだけだよ」
裕美「雰囲気かあ……」
裕美「………あれ?」
裕美(今、ごくごく自然に、プレゼントのことを聞けた?)
P「裕美?」
裕美「あ、え? ああ、うん。なんでもない、なんでもない」
P「そうか……なんにせよ、いつもの裕美に戻っているみたいで安心したよ」
裕美「いつもの私?」
P「そう。俺が出かける前は、なんだか表情がこわばって、肩に力が入っているみたいだったから」
裕美「あ………」
裕美(そういえば……みんなに振り回されているうちに、肩の力がすっかり抜けちゃっていたような)
裕美(まさか、みんな……私のために、わざとボケ倒していたの?)
裕美「Pさんも?」
P「もちろん。裕美が喜びそうなものを選んだつもりだ」
裕美「今、聞いちゃダメ?」
P「ダメ」
裕美「けち」
P「ケチじゃない。雰囲気を大事にしているだけだよ」
裕美「雰囲気かあ……」
裕美「………あれ?」
裕美(今、ごくごく自然に、プレゼントのことを聞けた?)
P「裕美?」
裕美「あ、え? ああ、うん。なんでもない、なんでもない」
P「そうか……なんにせよ、いつもの裕美に戻っているみたいで安心したよ」
裕美「いつもの私?」
P「そう。俺が出かける前は、なんだか表情がこわばって、肩に力が入っているみたいだったから」
裕美「あ………」
裕美(そういえば……みんなに振り回されているうちに、肩の力がすっかり抜けちゃっていたような)
裕美(まさか、みんな……私のために、わざとボケ倒していたの?)
14: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:34:28.98 ID:csr7bvcEO
裕美「……Pさん」
P「ん?」
裕美「私、ちょっと出かけてくる!」
P「どこへ」
裕美「中華街! あと、ハマスタ!」ニコッ
裕美(みんなの真意。本当のところは、わからないけれど)
裕美(とにかく、お礼を言いに行こう)
裕美「ふふっ」
P「ん?」
裕美「私、ちょっと出かけてくる!」
P「どこへ」
裕美「中華街! あと、ハマスタ!」ニコッ
裕美(みんなの真意。本当のところは、わからないけれど)
裕美(とにかく、お礼を言いに行こう)
裕美「ふふっ」
15: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:35:00.62 ID:csr7bvcEO
中華街
のあ「……はっ」
ヘレン「どうかしたの」
のあ「裕美……ここに来るわ」
レナ「あら。それはまずいわね」
夕美「せっかく裕美ちゃんに内緒でプレゼントを買いに来たのに、バレちゃったら台無しだね」
柑奈「ここはもう一度、誰かがボケ倒して足止めするしかないですね」
千秋「そうね。じゃあ、誰がその役目を」
柑奈「千秋さん」
千秋「え?」
莉嘉「千秋さん!」
愛梨「千秋さん~」
千秋「ちょ、ちょっと待ちなさい。なぜこれだけいる中で私なの」
ヘレン「一番ボケで時間を稼げそうだから」
千秋「それ、どういう意味ですか!?」
のあ「わかるわ」
柑奈「わかります」
千秋「も、もう~、みんなして……」ワタワタ
レナ(かわいい)
夕美(かわいい)
おしまい
のあ「……はっ」
ヘレン「どうかしたの」
のあ「裕美……ここに来るわ」
レナ「あら。それはまずいわね」
夕美「せっかく裕美ちゃんに内緒でプレゼントを買いに来たのに、バレちゃったら台無しだね」
柑奈「ここはもう一度、誰かがボケ倒して足止めするしかないですね」
千秋「そうね。じゃあ、誰がその役目を」
柑奈「千秋さん」
千秋「え?」
莉嘉「千秋さん!」
愛梨「千秋さん~」
千秋「ちょ、ちょっと待ちなさい。なぜこれだけいる中で私なの」
ヘレン「一番ボケで時間を稼げそうだから」
千秋「それ、どういう意味ですか!?」
のあ「わかるわ」
柑奈「わかります」
千秋「も、もう~、みんなして……」ワタワタ
レナ(かわいい)
夕美(かわいい)
おしまい
16: ◆C2VTzcV58A 2016/08/17(水) 00:37:35.27 ID:csr7bvcEO
おわりです。お付き合いいただきありがとうございます
関ちゃん誕生日おめでとう
前作らしきなにか:関裕美「自然なデートの誘い方……」
その他過去作
アナスタシア「またひとつ、約束を」
的場梨沙「で、ハートさんの体重はいくつなのよ」 佐藤心「0キロ☆」
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[ 2016/08/17 18:20 ]
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