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2016 01/30

真美「兄ちゃんは真美のこと、トップアイドルにしてくれるって言ってたよね」



1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 02:31:12.481 ID:yswz5sK10.net

P「……すまん」

真美「えー、なんで兄ちゃんが謝るのさ!」

P「……」

真美「ただ真美に才能が無かったってだけっしょ! 兄ちゃんは頑張ってくれてたんだから、なんにも気にしなくていいの!」

P「……真美」

真美「自分によく似た妹がたまたま売れたから、バカなお姉ちゃんが自分も同じようになれるって勝手に勘違いして、結局ダメだっただけの話だよ」

P「いやそんなことはない、俺の技量が足りなかったから……」

真美「……いいよ、そういうの。 真美だって子どもじゃないし、自分で分かってるからさ」

P「……本当にすまなかった」

真美「だから、謝んなくっていいってばー!」





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4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 02:36:54.043 ID:yswz5sK10.net

真美「結果オーライだよ、アイドル辞めてから勉強に力入れられるようになったし」

P「……そうか」

真美「うん! 意外かもしんないけど、真美、今の成績でいくとけっこーいい高校に入れそうなんだー」

P「よく頑張ったな」

真美「えへへー、お医者さんになるって言ったらパパもママも喜んでくれてさぁ」

P「……そりゃ良かった」

真美「亜美も、応援するって言ってくれて……ホントできた妹だよねぇー、真美にはもったいないくらい」

P「……俺も応援するよ、真美ならきっといい女医さんになれる」

真美「んふふ、ありがと兄ちゃん!」


5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 02:44:48.887 ID:yswz5sK10.net

亜美「あー真美ぃー!! 来ててくれたんだー!!」

真美「亜美ぃー、おつかれちゃーん!」

亜美「見ててくれた? 亜美のステージ!」

真美「もちろん! 今日のダンスもメチャイケだったよー!」

亜美「えへへ、ありがとねー真美!」

伊織「あら真美じゃない、来てたのね」

真美「いおりん! 相変わらずオデコがまぶしいね!」

伊織「……せっかく来てくれたところ悪いけど、一発ぶん殴っていいかしら」

亜美「い、いおりん、どうどう」

伊織「私は馬じゃないわよ!」


6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 02:54:58.863 ID:yswz5sK10.net

あずさ「真美ちゃん、なかなか会えなくって寂しかったわ~」

真美「あずさお姉ちゃーん!!」

あずさ「あらあら、真美ちゃんは甘えん坊さんねぇ」

真美「ねえあずさお姉ちゃん、いつも亜美がメーワクかけてない?」

伊織「かけられっぱなしよ、そんなの」

あずさ「伊織ちゃんはそう言うけど……それ以上に私たち、いつも亜美ちゃんの元気に助けられてるのよ」

真美「……そっか」

あずさ「うふふ」

亜美「んっふっふー! そーいうことなのだよ、真美くん!」

伊織「偉そうにするんじゃないわよ」


9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 03:03:34.066 ID:yswz5sK10.net

伊織「だいたいあんた、今日のステージだってメチャクチャだったじゃない!」

亜美「あり、バレてた?」

伊織「バレバレだっての! 適当に体動かしてごまかそうったって、目の肥えた人間にはすぐ分かるんだから!」

亜美「えへへー、ごめんごめん!」

伊織「まったく……あんたがそんなんだから、いつまでたっても……」

真美「……」

あずさ「真美ちゃん、今日はこのあとどうするの?」

真美「え、あー、特に予定とかはないかな」

あずさ「そうなの、それじゃあ私たちこれからご飯を食べに行くんだけど、真美ちゃんもどうかしら?」

真美「や、それは……」

伊織「なに遠慮なんかしてんのよ、あんたらしくないわね」

亜美「そーだよ、別にいいよね? 兄ちゃん」

P「あ、ああ、そうだな……じゃあ、真美も一緒に」


11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 03:09:42.959 ID:yswz5sK10.net

真美「えっと……ゴメン、やっぱ用事あった」

あずさ「あらあら」

伊織「あのねえ……用事くらいしっかり把握しときなさいよ、ホントあんたたちはなんでも適当なんだから」

亜美「あれー真美、用事って……」

真美「ああー!! もう行かなきゃ電車間に合わないよー!!」

P「あ、もしよかったら車で送ってやろうか?」

真美「だいじょぶ! じゃーね兄ちゃん、みんな! また事務所にお邪魔するから!」

伊織「お邪魔だなんて、他人行儀なこと言ってんじゃないわよ」

亜美「そーだよ、真美だって765プロの仲間じゃんか!」

あずさ「うふふ、みんな真美ちゃんと会いたがってるわよ」

真美「うん……そんじゃ、またね!」

P「……ああ、またな」


13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 03:18:09.353 ID:yswz5sK10.net

律子「真美が来てたんですか? 私にも顔を見せてくれればよかったのに」

P「用事を思い出したって言って、帰っちゃったよ」

律子「そうなんですか……まあ、あの子はあの子なりに忙しいのかも」

亜美「でも真美、今日はなにもないって言ってたはずなんだけどなぁ」

あずさ「急に呼びだされたとか?」

伊織「詮索してもしょうがないでしょ、真美は真美なりに色々あんのよ」

亜美「そんなこと言って、いおりんだって気になるんでしょ? デートとかだったらどーする?」

伊織「そんなの……別に真美の勝手でしょ、今はもうアイドルじゃないんだし」

あずさ「伊織ちゃん」

伊織「あ……わ、悪かったわね、今のはちょっと口が滑って……」


15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 03:32:40.069 ID:yswz5sK10.net

亜美「え? あー、別に気使ってくれなくていいよ、真美がアイドルやめちゃったのはホントのことだし」

伊織「……」

亜美「ホントのことはちゃんと受け止めなきゃ、前に進めないっしょ? それは亜美も真美もちゃんとわかってるから、大丈夫だよ」

あずさ「……亜美ちゃんは大人ねぇ」

伊織「……そうね、亜美にしてはいいこと言うじゃない」

亜美「それどういう意味!?」

律子「でも、よかったわ……当時は、二人がそのことを引きずっちゃったらどうしようかと思ったもの」

P「……真美」

律子「? どうしたんですか、プロデューサー殿」

P「え? ああ、いや、なんでもない」


17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 03:36:02.095 ID:yswz5sK10.net

真美「はあ……」

真美「亜美、キラキラしてたな……すっごく……」

真美「双子なのに、なんで真美はああいうふうになれなかったんだろ……」

真美「……」

真美「わかってるはずなのにな……こんなこと引きずってもしょうがないって」

真美「真美にはアイドルの才能がなかった……亜美にはあった……それだけの話じゃんか……」

真美「お医者さんになるって決めたんだから、頑張らなきゃ……」

真美「……うぅ」

真美「……なんで涙がでるんだろう……」


19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 03:40:02.642 ID:yswz5sK10.net

真美「うっぐ……ぐすっ、ひっぐ」

prrrrrr

真美「うぇ……? 兄ちゃんからだ……」

真美「んんっ……やほー兄ちゃん! どしたのー?」

真美「え、今から来れるかって……みんなとゴハンじゃなかったの?」

真美「……うん、うん……」

真美「……」

真美「……わかった、今から行くね! そんじゃ!」

真美「はあ……今さらレッスン場なんかに呼び出して、なんのつもりだろ……」


21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 03:42:41.396 ID:yswz5sK10.net

真美「兄ちゃん、待ったー?」

P「ああ」

真美「んもー! そこは『俺も今来たとこだぜ、キリッ』って言うところっしょ!」

P「なんでデートみたいな言い方しなきゃいけないんだよ……」

真美「で、どーしたの? 急に呼び出したりして」

P「ああ、それなんだが……」

P「ちょっと踊ってみてくれないか?」

真美「……はあ?」


22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 03:45:33.773 ID:yswz5sK10.net

真美「踊れって、そんなこといっても真美……」

P「大丈夫、きっと体が覚えてる」

真美「でも……」

P「どんなにメチャクチャでもいいさ、ここには俺と真美しかいないんだ」

真美「……」

真美「……わかった」

P「よし! それじゃ、曲流すぞ」

真美「わー待って待って! 準備体操くらいはやらないと……」

P「あ、そうだな……スマン、気がはやりすぎた」


24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 03:50:09.503 ID:yswz5sK10.net

真美「あのさ、兄ちゃん……どういう風のふきまわし?」

P「お、難しい言い回しを覚えたじゃないか」

真美「こ、このくらいは簡単だよ……お医者さんになるんだから、難しい本とかも読まなきゃいけないし」

P「えらいじゃないか、真美」

真美「……ありがと……って、そーじゃなくって!」

P「よし、そろそろいいだろう……準備してくれ」

真美「んもー、みょーに強引なんだから……」

P「それじゃ、曲流すぞー」

真美「はーい!」


27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 03:58:07.330 ID:yswz5sK10.net

真美「……」


♪ ~~~


真美(このイントロ……懐かしいな……)


♪ コドモ扱いしないで すぐ上から目線!


真美「ふっ、ほっ……」


♪ ちゃんと話をきいてよっ マジメなんだぞ!


真美「くっ、ふっ……」

真美(やっぱダメダメだ、しばらくダンスなんかやってなかったもん……)

真美「に、兄ちゃん、やっぱり……」

P「……」

真美「っ……」

真美(兄ちゃんの目、真剣だ……やれるだけ、やってみよっかな……)


30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 04:11:00.114 ID:yswz5sK10.net

♪ ステキな人ってどんな人なんだろ


真美(……)


♪ やっぱり オシャレにキメちゃうことかな


真美(……ちょっとずつ、思い出してきた気がする)


♪ 早速チャレンジ! 私にもできるかしら?


真美(アイドル始めたときの気持ち……最初の頃の、本当に楽しかったときの気持ち)


♪ 可能性は未知数


真美(何も考えずに踊るのって、こんなに楽しいことだったんだ……)


28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 04:04:33.090 ID:yswz5sK10.net

真美「はあ……はあ……もーだめだ……」

P「すごくよかったよ、真美」

真美「全然よくないっしょ……ところどころ覚えてなくてグダグダだし、後半なんか疲れてきてバテバテだし」

P「いや、そんなことなかったぞ? ブランクがあるにしては結構覚えてるもんじゃないか」

真美「……でも、亜美と比べたらぜんぜん」

P「別に亜美と比べる必要ないじゃないか、真美は真美でいいんだよ」

真美「……兄ちゃん、今さら真美にダンスなんかさせて何がしたいのさ……」

P「真美が、実はアイドルのこと諦め切れてないんじゃないかと思ってな」

真美「……」


33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 04:19:32.877 ID:yswz5sK10.net

真美「なに言ってるの兄ちゃん、真美はもうアイドルなんて……」

P「あんなにいい笑顔で踊れるのに?」

真美「え……」

P「久しぶりに踊ってみて、楽しかっただろ? アイドルって楽しいものなんだよ、本当に」

真美「……」

P「アイドルを辞めた時の真美は、辛くて苦しかっただろうけど……でも、アイドルがそういうものだとは思っていて欲しくなくてな」

P「いやーアイドルは楽しい! 見てる方も踊ってる方も! そうだろ?」

真美「……なに、今さら……」

P「……」

真美「真美のこと、バカにしてるの?」


37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 04:40:01.795 ID:yswz5sK10.net

真美「そりゃ、楽しかったよ……最初の頃はね、でも、楽しいだけじゃトップアイドルにはなれない……実際なれなかったんだよ」

真美「それを今さらそんなこと言って、真美のこと、どうしたいのさ……」

P「……真美には、俺だけのアイドルになってほしいんだ」

真美「……はあ?」

P「せっかく真美も新しい目標ができたのに、今から765プロに復帰してくれなんてことは言えないからな……」

P「だからせめて、勉強の息抜き程度でもいいから、真美が楽しんでアイドルをやれるために俺も協力したいんだ」

真美「意味わかんないよ……」

P「トップアイドル……つまりアイドルとして頂点に立つということはもちろん素晴らしいことだけど、もっと素晴らしいのは、オンリーワンの存在であることだと思うんだ」

P「だから真美には、俺のオンリーワンになって欲しいんだ。 『双海真美』という、他の誰にもマネできないアイドルであって欲しい」

真美「……」


39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 04:59:38.789 ID:yswz5sK10.net

真美「兄ちゃん……今の、ちょっと告白っぽかったよ?」

P「え!? そ、そうか……そりゃすまん」

真美「んっふっふ~、謝んなくっていいよ! なったげるからさ、兄ちゃんだけのアイドル!」

P「本当か! ありがとうな、真美」

真美「真美のほうこそ、ありがと! アイドルの本当の楽しさ、思い出させてくれて」

真美「兄ちゃんがこうやって踊らせてくれなかったら、真美だけ売れてないときの辛い気持ち、ずっと引きずっちゃうとこだったもん」

P「……」

真美「とにかく真美、兄ちゃんのためだったらいくらでも歌って、踊ってあげるよ! だって、兄ちゃんも真美のオンリーワンだもんね!」

P「ああ、そうだな」

真美「そんでもって、真美が兄ちゃんのトップアイドルに……」

P「それ……どういう意味だ?」

真美「えっへへ、なんでもないよん!」


40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 05:01:35.771 ID:yswz5sK10.net

おわり
プラチナスターズのPVで真美だけダンスシーンが無かったので思いついたまま書きました



転載元:真美「兄ちゃんは真美のこと、トップアイドルにしてくれるって言ってたよね」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1454088672/



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