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2015 09/20

美嘉「武内Pとアタシがどんな関係かって?」



1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 18:51:05.69 ID:A/3xdcg/0


莉嘉「うん、聞きたい!」
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美嘉「いきなり部屋に来て何を言うかと思ったら。でも、そんなこと言われてもね……莉嘉はどこまで知ってんの?」
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莉嘉「なんかねー、前に部長さんが、Pくんのことを話してくれてね? その内容が……なんだったかな……」

美嘉「オイオイ……」

莉嘉「あ、思い出した! 担当してたアイドルが、Pくんの所から何人かいなくなっちゃったって話してたの! それで無口になっちゃったとか何とか」

美嘉「ああー、はいはい……」

莉嘉「それでね、その時はお話はそれで終わったんだけど、最近お姉ちゃんがPくんと一緒にいる所をよく見るから」

莉嘉「CPの皆が、Pくんの所からいなくならなかったのはお姉ちゃんなんじゃないかって話が出て、ついでに付き合ってるんじゃないかって言ってたよ」

美嘉「そこに飛躍するのおかしくない!?」





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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 18:52:19.57 ID:A/3xdcg/0

莉嘉「だから、どんな関係か教えて!」

美嘉「う、うーん……最初に言えるのは付き合ってるとかってのじゃないってことかなー……」

莉嘉「あ、そうなんだ! 良かったね!」

美嘉「……一応聞くけど、何が?」

莉嘉「いろんな意味で!」

美嘉「……たぶん今後も付き合うことはないから安心してって言っといて。絶対に。特に凛には念を入れて伝えて」

莉嘉「わかった!」


3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 18:53:33.14 ID:A/3xdcg/0

美嘉「頼んだからね。……で、後は……その、いなくなった子たちじゃなく残った方かってことでしょ? それは正解かな」

莉嘉「えー! 聞いたことなかった! なんで黙ってたの?」

美嘉「別にプロデューサーの話なんかしたって面白くないでしょ」

美嘉「それにアイツは、アンタも知ってるようにああいうやつだから。面白味っていう言葉に反逆するため存在してるみたいなとこあるじゃん?」

莉嘉「お姉ちゃん皆の前でアイツ呼びしちゃ絶対にダメだと思う親しみがある感っていうか馴染んでる感ハンパないよ」

美嘉「あ、そ、そうかも……ありがと、莉嘉。アンタもちょっと怖いけど気にしないでおくから。……ここからは、うーん、ちょっとした昔話になるけど」


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 18:54:32.29 ID:A/3xdcg/0

美嘉「ええっと、無口になったってことは聞いてたんだよね。……最初の頃のアイツは、今よりはもうちょっとはアイドル達と喋ってた」

美嘉「例えば『○○さんは今が伸びる時です。積極的に頑張りましょう。それで、こんな仕事を持ってきてみたんですが』だとか」

美嘉「『私は皆さんのプロデューサーです。必ず皆さんを導いてみませます。だから、何でも言って下さい』だとか。アタシも色々言われたなー」

美嘉「何かにつけて、でもいいタイミングで、アイドル達に話しかけてたのよ。ま、真面目だった所は今と変わんないけどね」

美嘉「ただ、なんて言えばいいんだろ。アイドルがやりたいことと、アイドルがやるべきことのバランス取りがヘタだったかもーってことかな」

莉嘉「どうヘタだったの?」


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 18:55:33.56 ID:A/3xdcg/0

美嘉「例えば、莉嘉がとときら学園に出るってなった時に、莉嘉のビジュアルに目を付けられたから採用ってなったとするよ」

莉嘉「うん」

美嘉「でも、とときら学園の生徒は園児設定だから、番組を成立させるためにネイルとかもしちゃダメで、絶対に園児っぽく振る舞えって言われたらヤじゃない?」

莉嘉「それは嫌!」

美嘉「でしょ? アイツもそういう所は理解してたから、そこまで極端な話じゃないんだけど……なんていうか……バランスを取ろうとして、失敗して、担当してた子が『もう辞める!』ってなった感じかな」

莉嘉「うーん?」

美嘉「二兎追うものは一兎をも得ず、ってやつね。アンタも習ったでしょ? 両方やろうとして、うまくいかなくて、ダメでしたってだけじゃなくてアイドルが去っていっちゃった」

美嘉「不器用なくせに、そんな器用なことやろうとするから失敗したのよ。最初から完璧を求めちゃった、って感じかなー」


6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 18:56:53.89 ID:A/3xdcg/0

美嘉「で、アイツはその原因が自分のアドバイスのせいだーって責めた結果、次の娘達の時に、徹底的に喋んなかったわけ。必要事項を伝える以外は無口一辺倒」

美嘉「……ホント真面目っていうかバカっていうかバカ真面目っていうか」

美嘉「ただそれでも、仕事回しとかは完璧だったから、アイドルの名前はグングン伸びていった」

美嘉「けどね、当然のように、そんな状態でアイドル達が気持ちよくステージだとかをこなし続けられるはずがなくて、その娘達もいなくなっちゃって」

美嘉「丁度その頃だったかな。頭かかえてる場面を何度か見かけちゃって」

美嘉「……アタシもアイツの負担になってるのかもしんないなって思ったから、別のプロデューサーのとこに行くって言いに行ったわけ」

莉嘉「それ追い打ちじゃない?」

美嘉「うん、いま考えるとそうなんだけど……当時はアタシもあれで、はっぱを掛けるつもりでもあったんだけどね。それを伝えたらあからさまにショックを受けた顔しちゃってさ―――」


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 18:58:18.16 ID:A/3xdcg/0

~~~~~~

武内P「…………」

美嘉「じゃ、そういうことだから」

武内P「……っ、わ、私は!」

美嘉「なに?」

武内P「私は……間違っていたんでしょうか。城ヶ崎さんは、私のどこがいけなかったと、お思いですか?」

美嘉「……間違えてたっていうんなら全部間違えてたし、正しかったっていうんなら全部正しかったかな」

武内P「……それは、どういう」


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 18:59:21.40 ID:A/3xdcg/0

美嘉「そんなの、自分で考えなよ。アタシから言えるのは、アンタは間違いなくプロデュースする実力はあるってことかな。でも、致命的に取り違えてる所もある」

武内P「その、取り違えてる部分というのは一体?」

美嘉「だから言ったでしょ、自分で考えなって。アタシがここで変にアドバイスをしちゃったら、アンタの実力が落ちちゃうかもしんない。そんなこと、したくない」

武内P「で、ですが、今の私には――」

美嘉「一つだけ言うけどさ。……別に、アンタのことが嫌いになったから別の所に行くってわけじゃない。アタシなりにプロデューサーのためになるように考えた結果だから」

美嘉「例えば今回のアタシの行動がアンタにとって……や、うーん、やっぱなんでもない。一回さ、アイドルの気持ちになってみるのがいいんじゃない?」

武内P「アイドルの、気持ち……」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 19:00:12.78 ID:A/3xdcg/0

美嘉「いなくなった子達も多いけど、ここまでずっとついて来て、結果ここまで伸ばしてもらったアタシみたいなのだっているんだし。楓さんだってそうじゃん」

武内P「そう、ですね……たしかに城ヶ崎さんや高垣さんは、私も胸を張って薦められます」

美嘉「ね? アタシも、今は人気アイドルの一人になれたって自負がある。アンタに育ててもらったアタシが、だよ」

武内P「城ヶ崎さん……」

美嘉「だから、全部が全部、間違い『だけ』だったわけじゃない。冷静に、今までやってきたことを振り返ってみればいいんじゃない?」

美嘉「……ま、こんな所かな、アタシが言えるのは。それじゃ、荷物の移動とかもあるから。またね、プロデューサー」


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 19:00:43.05 ID:A/3xdcg/0

武内P「……城ヶ崎さん」

美嘉「なに? もう何も言わないけど?」

武内P「いえ。その…………ありがとう、ございます。ありがとうございました……!」

美嘉「……それ、アタシのセリフだから。だいたい、JKにこんなこと相談する大人ってどうなのよ?」

武内P「そ、それは、その、申し訳――」

美嘉「冗談だって。その頭の固さもどうにかしなよ? それじゃ、今までホントに、本当にありがと。頑張って」

~~~~~~


11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 19:01:57.52 ID:A/3xdcg/0

 その後、二人は事務所内で顔を合わせる内に、お互いの気持ちを隠そうと努力し、だが共に深めてきた時間は、長く、強く、太い絆となっていて、それは延々と隠しきれるはずのものでは到底なく。
 それが自然な流れであるかのように親睦を深めていき、今では時々、仕事終わりにわざわざ遠くで待ち合わせ、夜の街へと二人で消えていくような仲に―――

美嘉「なってない! 変なナレーションつけんなっ! そんな展開ないから!」

莉嘉「えー、つまんなーい」

美嘉「アンタね……散々ねだっといてその感想はないでしょ……」

莉嘉「でもさでもさ、楓さんはどうしてPくんの所からいなくなっちゃったの?」

美嘉「それがねー、何を思ったか、あのアドバイスの後にアイツ『一からやり直します』って言い出して、楓さんも手放しちゃったのよ。ま、CPが立ち上がったのはその後なんだけど」

莉嘉「え? でも前に、NGの皆がPくんと楓さんは同じ事務所内だから知り合ってる程度って言ってたよ?」

美嘉「……一からやり直すって言ったのはアイツだし、そういう昔の手柄とかは無いものって意識して、そう言ったんじゃないかな」


12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 19:03:00.34 ID:A/3xdcg/0

莉嘉「ふーん。……でもそれ、楓さんが可哀想なんじゃないの?」

美嘉「アタシもそう思ったんだけど、楓さんってば『貴方のための放流、For You、ってね。……ふふふっ』とか言ってケロッとしてた」

莉嘉「……なんかすごいね」

美嘉「うん、アタシもそう思う。あと微妙にうまいのがずるい」

莉嘉「でも、そういうことがあったからお姉ちゃんはよくアタシ達の所に来てくれるんだね」

美嘉「まあねー、やっぱり気になるし。アタシ的にも、今回のCPが成功しなかったら悔しいから」

莉嘉「……お姉ちゃんやっぱりPくんのこと好きなんじゃないの?」

美嘉「ないから。あるのはしばらく一緒に仕事してた仲間的な意識しかないから。悔しいってのはそういう意味」


13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 19:03:44.45 ID:A/3xdcg/0

莉嘉「お似合いだと思うのになぁ……Pくんとお姉ちゃん」

美嘉「あ、あのね! そういうこと他の子に言わないでよ、お願いだから」

莉嘉「はーい。……ねー、なんか他にPくんで面白い話ないの?」

美嘉「うーん…………歌がめちゃくちゃ上手い」

莉嘉「えっ」


 後日、莉嘉はその話をCPの皆に伝えた。
 反応はそれぞれあったが、特に顕著だったのが凛で、美嘉に会うたび怒ってるんだか喜んでるんだか嫉妬してるんだか、もしくは全部が入り混じったような表情を向けるようになったらしい……。

 おわり


14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 19:04:06.62 ID:1X8A1dmYo

武内Pと美嘉の夫婦感は絶妙すぎて困る


15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 19:05:58.58 ID:A/3xdcg/0

設定はアニメ準拠でも中身は完全妄想垂れ流し、武内Pの歌がめちゃくちゃ上手い説は中の人情報から
なぜ美嘉がそれを知っているのかと言うと、二人で遊びに行ったことがあるからだよね


17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 19:10:40.04 ID:2X3yw8QAO

美嘉より謎なのは小梅だろ。ケータイの番号知ってるし、頼まれたら蘭子のサポート入るし


18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/19(土) 19:15:24.01 ID:A/3xdcg/0

>>17
あ、小梅ちゃんもそうだったっけ・・・入れ忘れた
まあ居なくならなかった組にいた一人ということでひとつ

転載元:美嘉「武内Pとアタシがどんな関係かって?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442656265/
SS速報VIPのSS紹介です。


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[ 2015/09/20 20:58 ] [ 編集 ]
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[ 2015/09/20 21:53 ] [ 編集 ]
武Pと楓さんの関係以上に武Pと小梅ちゃんの関係の方が気になるな
お互い番号知ってるし蘭子のラジオ助っ人に呼ぶはでやたら信頼してるしノマケでの親しさはCP以上のものを感じる
[ 2015/09/20 22:13 ] [ 編集 ]
公式は明らかに武梅を推しとるよ
[ 2015/09/21 00:39 ] [ 編集 ]
>>11のモノローグをつぶやく莉嘉を想像して吹いたw
[ 2015/09/21 01:21 ] [ 編集 ]
たぶん美嘉元担当だったらここまでドライじゃないというか割り切れてないと思う
そういう関係だったと考えるなら凸回のちゃんと見ててよバカって絞り出すように言ったのも十中八九過去のPへの想い混じってるだろうし
[ 2015/09/21 05:26 ] [ 編集 ]
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