2014
10/13
月
2 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/10/13(月) 19:55:39.07 ID:6GLk+kVw0
P「うぅ、寒い…」
千早「どうしました、プロデューサー?」
P「ちょっと体が冷え込んでな…」
P「最近寒くなってきたからかな?」
千早「そうですか、では」
トクトク
千早「暖かいお茶です。どうぞ」
P「お、気が利くね。頂くよ」ゴクゴク
千早「萩原さん程ではありませんが…」
P「ん…そんなことないぞ。美味しいよ。いつもありがとう、千早」
千早「ふふ、どういたしまして」
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3 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/10/13(月) 19:56:36.14 ID:6GLk+kVw0
P「うー、寒い…」
千早「どうしました、プロデューサー?」
P「まだ体が冷えてて…」
P「窓際だからどうしても冷えるんだよな」
千早「そうですか、では」
スッ
千早「私の上着でよろしければ、どうぞ」
P「ははは。気持ちは嬉しいけど、千早が冷えちゃうから返すよ」
千早「私は大丈夫ですから、どうか使ってください。少し小さいですけれど…」
P「…そっか。じゃあ有り難く使わせてもらうよ。ありがとう、千早」
千早「ふふ、お役に立てて何よりです」
4 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/10/13(月) 19:57:17.36 ID:6GLk+kVw0
P「うぅぅ、寒い…」
千早「どうしました、プロデューサー?」
P「指先が冷えちゃって…」
P「パソコン使ってるとたまになるんだよな」
千早「そうですか、では」
スッ
千早「ふーっ」
スリスリ
千早「ふーっ、ふーっ」
スリスリ
千早「息をかけて、ちょっと擦るだけでも温まりますよね」
P「あぁ、十分に温まったよ。ありがとう、千早」
千早「ふふ、私も温まったのでおあいこですね」
5 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/10/13(月) 20:00:03.77 ID:6GLk+kVw0
P「………寒い…」
千早「どうしました、プロデューサー?」
P「寒さでちょっと頭痛が…」
P「少しだけ休憩しようかな」
千早「そうですか、では」
グイッ
千早「どうぞ、こちらへ」
P「どうぞ、って…。もしかして、膝枕?」
千早「ずっと休憩なしで働いてましたよね。適度に休まないと体に悪いですよ」
P「でも…」
千早「私は構いませんから。それにプロデューサーが体を壊してしまうと私たちの仕事にも影響しますよ?」
P「そ、そうだな。じゃあ、お言葉に甘えて」スッ
千早「……ん」
P「……」
千早「ふ、不快でしたら言ってくださいね…?」
P「いいや、全然そんなことないよ。むしろ落ち着く……ふわぁ…」
千早「……プロデューサー?」
P「ん…、ありがと……ちは…」ムニャムニャ
千早「ふふ、いつもお疲れ様です」ナデナデ
6 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/10/13(月) 20:00:49.28 ID:6GLk+kVw0
P「寒ぃなぁ…」
千早「どうしました、プロデューサー?」
P「デスクワークで背中と腰がちょっと…」
P「冷えると痛みが増強するんだ。いたた」
千早「そうですか、では」
グイッ
千早「こちらのソファに横になって下さい。マッサージしますから」
P「お、それは助かるよ。それじゃあ」ドサッ
千早「上に乗りますね。…この辺ですか?」ギュッ
P「あー、そこそこ」
千早「このあたりも凝ってますね…」ギュッギュッ
P「あぁ…キく……」
千早「……」ギュッギュッ
千早「……」
千早「……」ギュッ
P「…千早?」
千早「はえっ!?な、なんでしょうか?」
P「いや、背中がなんか温かかったから何してるのかな、って」
千早「いえっ!なにも……」
P「そうか?あ、すっかり良くなったよ。ありがとう、千早」
千早「いえ……」ドキドキ
7 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/10/13(月) 20:01:31.66 ID:6GLk+kVw0
P「さむ…」
千早「どうしました、プロデュー…」
P「……かったけど、仕事終わったぞー!」
千早「……っ」
P「……って、え?」
千早「…」プィ
P「……フライング?」
千早「……ちがいます」
P「……」
千早「……」
P「……プッ」
千早「……クスッ」
P「…ははは。帰ろうか、千早」
千早「………はい!」ニコッ
8 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/10/13(月) 20:02:14.21 ID:6GLk+kVw0
P「むぅ…、外は相変わらず寒いな…」
千早「どうしました、プロデューサー?」
P「風で手がかじかんで…」
P「もう歳かも。俺も千早みたいに手袋買おうかな」
千早「そうですか、では」
スッ
P「え、いいよ。別に千早の手袋を借りたくて言ったわけじゃ…」
ギュッ
P「……あ」
千早「ふふっ、手袋よりも温かいと思いますけど?」
P「ははは、そうだな。これなら千早のぬくもりを…たくさん感じることが出来る」
千早「……これからも、ずっと、ずっと…こうやって。私の手を……離さないで下さいね?」
P「あぁ、絶対に約束するよ」
千早「……約束ですよ?」ニコッ
9 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/10/13(月) 20:02:59.04 ID:6GLk+kVw0
P「…なぁ」
千早「はい?」
P「……」
P「……いつもありがとう、千早」ギュッ
千早「……ふふっ♪どういたしまして!」ギュッ
End
11 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2014/10/13(月) 20:05:42.99 ID:6GLk+kVw0
以上です。最近、寒くなってきているので体調には気をつけて下さい。
依頼出してきます。
転載元:千早「とある寒い日」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1413197696/
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素晴らしい
[ 2014/10/14 00:19 ]
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