スポンサーリンク

2014 04/27

伊織「ねぇお兄様」P「ん?」





1ぱくり屋 ◆zfDCN0YmXY:2014/04/27(日) 01:03:00.37 ID:DZYpLKo9o




―――765プロ・事務所



P「……」

カタカタ…

伊織「~♪」

ペラ…



伊織「あ、ねぇお兄様……」

P「…ん?」キョロキョロ


伊織「―――っ」///

P「…ああ」









スポンサーリンク




2以下おまけ:2014/04/27(日) 01:04:43.84 ID:DZYpLKo9o



キリッ

P「なんだい伊織、どうかしたのか」(低音)

伊織「~~~~っ、うっさい!」///

P「おいおい、兄に対してそんな酷いこと言うもんじゃないよ。もっかいお兄様って呼んでくれていいぞ?」

伊織「ゼッタイイヤ」

P「かわいい妹もてて兄さんうれしいぞ」

伊織「うるさいわよ、このこと誰かに喋ったら許さないからね!?」

P「ははは照れるなよ」




真美「………あ、亜美、今の、聞いた?」コソ

亜美「……すごいこと、聞いちゃったね」コソ



3VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 01:09:11.77 ID:DZYpLKo9o


 

真美「兄ちゃんが……いおりんの兄ちゃん?」

亜美「亜美たちにナイショにしてたなんて、水臭いよ!」

真美「でもでも、兄ちゃんといおりんの苗字、ちがうよね?」

亜美「そこはほら。昨日のドラマみたいにさ」

真美「フクザツなカテーのジジョーってやつ?」

亜美「聞くのだみな語るもんだみんだね」


真美「……わざとだよね?」

亜美「失礼、かみあみた」

真美「わざとだぁ!」



4VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 01:12:07.02 ID:DZYpLKo9o



真美「でもいおりんの兄ちゃんってことは…」

亜美「昨日の話どおりなら、兄ちゃん、水瀬Pって名前になるのかな?」





―――事務所前


真「プロデューサーが……水瀬Pになる…!?」

雪歩「プッ、プロデューサーが、伊織ちゃんの!?」



5VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 01:15:45.96 ID:DZYpLKo9o



ガチャッ

真「亜美、真美、今の話、本当!?」

真美「わっ、ビックリした」

亜美「まこちん、盗み聞きならコソコソしてYO!」


雪歩「それより今の……水瀬Pって……?」

亜美「亜美たちの口からは言えないよ…」

真美「真美たちも聞いちゃっただけだかんね…」



6VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 01:17:13.53 ID:DZYpLKo9o



亜美真美「「聞くなら向こうで…」」

ソソクサ




真「あ、あの亜美真美があんなマジメな…!」

雪歩「じゃあ……本当、に?」

 



7VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 01:19:18.30 ID:DZYpLKo9o





ガチャッ

雪歩・真「!!」


P「先いってエンジンかけとくぞー」

真「あっ、あの! プロデューサー」

P「!? お前たち何でここにいるんだ! レッスンは!」

雪歩「わわっ、そうでしたぁっ」

真「遅刻しそうだったんだ!」





8VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 01:21:37.90 ID:DZYpLKo9o





―――ダンスレッスンスタジオ・休憩時間



雪歩「……やっぱり気になるよね」

真「うん……水瀬Pになる、っていうのは……」

雪歩「伊織ちゃんと、プロデューサーが、け、結婚するってこと?」

真「婿養子……って、やつなのかな」


雪歩「そんな……プロデューサーと伊織ちゃん、いつの間にそんな……」



9VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 01:24:58.67 ID:DZYpLKo9o



真「分からないよ。伊織んちは、水瀬財閥だもん。財閥とか旧家とかって言うとさ、つきものじゃない」

雪歩「?」

真「政略結婚!」

雪歩「政略結婚!?」

真「もしかしてさ、うちの経営あんまり良くなくて…」

雪歩「うんうん」

真「傾いた765プロを立て直すために、望まない結婚を…!」

雪歩「ええっ! そんなのダメだよ、二人とも不幸になっちゃうよ」



10VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 01:27:50.25 ID:DZYpLKo9o





ガタン!

美希「それ、本当!?」


真「えっ、いや、もしかしたら、って話で…」

美希「確かめてくる!」

雪歩「あっ、美希ちゃん!」

真「……行っちゃった」









やよい「……せーりゃくけっこん?」



11VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 01:31:21.53 ID:DZYpLKo9o





――――――



律子「お疲れさまー。あら? 他のみんなは?」

やよい「えっと、美希さんが確かめなきゃーって行っちゃって、雪歩さんと真さんも追いかけて出てっちゃいました」

律子「……。またトラブルか……」ハァ


やよい「あのっ、せーりゃくけっこんって、何ですか?」

律子「へ? 政略結婚?」

律子「そうねえ……うちだと例えば、事務所を守るために芸能界の大物とアイドルを結婚させる、みたいな」



13VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 01:40:34.51 ID:DZYpLKo9o



律子「何でそんなこと?」

やよい「あの……よく聞こえなかったんですけど、うちの経営がよくなくて、せーりゃくけっこんって」

律子「あはは、ないない。うちのアイドルはほとんど未成年でしょー」



律子「………」


律子「……あずささん、ない、ですよね」

あずさ「あらあら~。そうですねえ、運命の人がたまたま同じ業界の人たったら……政略結婚なんて言われちゃうかも」

律子「……」



14VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 01:41:59.51 ID:DZYpLKo9o




あずさ「でも、もしそんなおはなしがあるときは、まず律子さんに報告しますよ」

あずさ「私達の大事なプロデューサーさんですもの」


律子「っ、また、また~そんな…」


律子「……ごめんなさい、正直、嬉しいです。…ありがとうございます」

あずさ「うふふ、どういたしまして」



16VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 01:44:06.09 ID:DZYpLKo9o




律子「まったくやよいったら、怖いこと言わないでー。せっかく今みんな乗ってきてるのに、誰かに抜けられるなんて勘弁よ」

やよい「やっぱり、結婚するときって、アイドルはやめなきゃなんですか?」

律子「そりゃそうよ。絶対とは言わないけど、そのまま続けるのは難しいわ」

やよい「うー…」

律子「そんな顔しないの。なにかの間違いだと思うけど、こっちでも調べてみるから」

やよい「あっ、はい! ありがとうございますっ!」ウッウー



―――

 



17VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 01:48:02.30 ID:DZYpLKo9o





雪歩「はぁ……はぁ、真ちゃん……?」

真「ダメだ、完全に見失っちゃたよ。電話にも出ないし、美希のやつ、どこいったんだろ」

雪歩「プロデューサーに連絡しようか?」

真「プロデューサーと伊織は、今映画の仕事の打ち合わせ中だもん……うん、今日オフとかで近くに来れそうなみんなに連絡しよう」

雪歩「うん。あっ、私、お父さんの会社の事務所が近くにあるから、社員さんたちにもお願いしてみる」



メール
件名『緊急事態』
本文『美希がレッスン中にどこかに出ていって帰って来ないんだ! 見つけたらすぐ教えて!』



18VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 01:51:27.07 ID:DZYpLKo9o




―――765プロ・社長室



美希「社長、うちの経営って、そんなにダメなの!?」

社長「藪から棒にどうしたね。たしかに一時期は危ないこともあったが、今は君達の活躍もあって、特に問題なく回っているよ」

美希「じゃあどういうこと!?」

社長「何の話だい」



19VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 01:52:44.48 ID:DZYpLKo9o




社長「何だって、彼が結婚!?」

社長「水瀬家に婿養子……まあ、水瀬くらいの家になると、名前を大切にするからね。そういうこともあるかもしれない……」

社長「ふむ、しかし、言った通りうちの経営は問題ない」

社長「彼が金に困っているという話も聞かないし……そうなると、当人たちの気持ちから来るものということだろうね」


バターン

社長「お、おい、美希君」



社長「しかし、何ということだ……彼と水瀬君が結婚……」 



20VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 01:58:07.73 ID:DZYpLKo9o



―――



あずさ「あの、ところで結婚のお話って、もしかして、私たちのこととは限らないんじゃありません?」

律子「と言うと……」

あずさ「プロデューサーさん、とか」

律子「……」

あずさ「……」


アハハハ-


律子「まったく、何を言い出すんです?」

律子「あの仕事人間のプロデューサーが結婚なんて」



21VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 02:00:10.15 ID:DZYpLKo9o




律子「………いや、ない……わよね?」

あずさ「私ちょっと、プロデューサーさんを探してきます、ね?」


律子「……いやいや、いやいやいや」


律子「………」


律子「なんなのよもう! 」


………ハッ

律子「いけない、あずささん――!」



22VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 02:03:10.57 ID:DZYpLKo9o



律子「って、携帯あるんだから焦ることはないか」ポパピプペ



prrrr

trrrr


律子「……」



prrrr

trrrr



律子「………」




ピッ


律子「『もしもし』」



orz



26VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 11:45:46.44 ID:DZYpLKo9o





春香・響「「おはようございまーす」」



社長「おや? 君たちはオフじゃなかったかな?」

春香「そうなんですけど」

響「美希を探してくれって、真から連絡があって」


社長「美希君なら、中にいるよ?」

春香「えっ? ……いますね」

響「もう事件解決かー」

社長「私は友人と約束があるのでこれで失礼するよ」



27VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 11:49:50.63 ID:DZYpLKo9o




春香「美希ー? ……寝てるのかな」

響「『美希発見!と』。なんだかなー、てっきり大事件かと思ったぞ」


春香「何もなくて良かったじゃない」

響「そうだけど……昨日見たドラマの影響でいま探偵モードなんだ」


響「むっ……これは……血痕?」

春香「あー、昨日こぼしたココア染みになっちゃった…」

響「分かったぞ! 犯人はこの中にまるっと全部とけた!!」

春香「混ぜすぎじゃない?!」



28VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 11:54:37.06 ID:DZYpLKo9o



美希「…でこちゃん………………裏切られたの……」

響「むっ被害者のダイイングメッセージ…」

春香「寝言だよね」

響「すると、これは伊織の血痕………!?」


「えっ……」



やよい「結婚って、伊織ちゃんのだったんですか…?」

春香「へっ? あ、おかえり」

響「そうだぞやよい……つらいけれど、現実を受け止めるんだ」

やよい「っ………私、伊織ちゃんのとこへ行ってきます!」

春香「あっ、やよい!?」

ダッ



37>>28の後入れ忘れ:2014/04/27(日) 13:33:19.40 ID:DZYpLKo9o





ダッ


響・春香「「………」」



響「やよい、ノリノリだったな~」

春香「やよいって、そういうタイプだったかな…」



29VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 11:59:01.23 ID:DZYpLKo9o





千早(……予定より早く仕事が終わってしまったわね、どうしようかしら)

スタスタ

弟子A「オイ…ねーちゃん…」

千早「え?」

弟子A「あのよーオメー、ちっと人を探してるんだけどよぅ」

弟子A「パツキンで色っぽい、語尾になのーとかつける…」


千早「すいません、急いでるので!」ダッ

弟子A「ア…リ……」



30VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 12:06:41.79 ID:DZYpLKo9o




弟子B「あーあ、おめーのカオがひでーから」

弟子A「あぁ!?オメーこそグラサンとれ!」

弟子B「あ!?」



千早(あんな危なそうな人たちが美希を探してる…)

千早「いったい何をやったの美希……!」


メール
件名『あなた一体何をしたの?』
本文『危なそうな人たちがあなたを探してるから、気をつけて』


千早「えーと……履歴にないわね、電話帳……これだったかしら」


**********

真美
美希
→水瀬さん
律子
**********



31VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 12:10:03.12 ID:e+Khcmc0o


『み』から『り』まで誰も入っていないのか………



38VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 13:36:29.41 ID:DZYpLKo9o



―――


社長「そういえば、水臭いですよ。どうして話してくれなかったんです、私も無関係ではない話だと言うのに」

水父「なんのことですかな?」

社長「とぼけないでください。うちのプロデューサー君が、伊織君のところへ婿入りするとか」


水父「なん……だと……!?」

社長「んん?」


シツレイスル!

社長「あ、ちょっと」





社長「……もしかして私は、やらかしてしまったのかな?」



41VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 13:47:27.87 ID:DZYpLKo9o





―――765プロ・事務所



春香「せっかく来たけど、どうしようか。ヒマになっちゃったね」

響「美希は寝てるし……帰るのもなぁ」

春香「せっかくだから、レッスンに行こうか」

ガチャッ

春香「あれっ、千早ちゃん」

響「青い顔してどうしたー?」



43VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 13:54:27.45 ID:DZYpLKo9o




千早「二人とも……美希を見てないわよね?」


春香「美希なら……」

響「今見てるぞ」

千早「え…? あら、ほんとう……」


春香「千早ちゃんも、メール見たの?」

千早「メール? いえ私は……」


バス降りて歩いてたらうしろからいきなり……

突然なシチュエーション?


響「それさ、雪歩のお父さんのお弟子さんじゃない?」

春香「かくしか」

千早「なんだ、そうだったのね」ホッ



44VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 13:57:04.08 ID:DZYpLKo9o





春香「美希、私たち、レッスンにいくけれど」

響「美希は……いかないかな」

千早「まったく………風邪引くわよ」

ファサ


キィ…


ガチャン



46VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 14:00:01.53 ID:DZYpLKo9o





―――水瀬邸



伊織「ただい――」

水父「伊織いいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」ドドドド

伊織「パ、パパ!? どうしたのよ、そんな大きな声出して」

水父「伊織……私は……」ウッ

伊織(なにこれこわい)



47VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 14:03:56.83 ID:DZYpLKo9o




水父「どうして言わなかったのかね。私が反対すると思ったのか?」

伊織「は…?」

水父「私は娘の結婚相手を決めつけるようなことはしないし、家柄や能力で拒絶したりしない。愛し合う人がいるのなら、その人との縁を祝福するよ」


伊織「あ、ありがとうございますお父様…………じゃなくて! どういうこと!?」

水父「とぼけなくてもいい。プロデューサーくんに結婚を申し込まれた……そういうことなんだろう?」

伊織「え―――」

水父「うむ、心配するな。父さんは味方だ!」


伊織「……本当、なの………?」

水父「ああ!」ニコッ



48VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 14:09:08.34 ID:DZYpLKo9o





伊織(あ、あいつ、何考えてるの!?)

伊織(いきなり親に、とか、いつの時代の人間よ!)

伊織(そ、そうならそうとちゃんと言いなさいよ! そしたらこっちだってそれなりに………)

フルフル



伊織(あいつが、私に……)

伊織(結婚………………)



49VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 14:19:42.45 ID:DZYpLKo9o





―――765プロ



真「美希! 戻ってたのか」

雪歩「良かった、心配したよ」

真「どうして電話に――美希?」


美希「………」ック,グス


真「まさか……」

雪歩「そんな、ほんとう、に…?」



50VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 14:21:12.44 ID:DZYpLKo9o




真「………」

雪歩「………」



真「美希、起きて」

美希「まこと、くん…?」

真「泣き寝入りなんて、美希らしくないよ!」

雪歩「美希ちゃん、プロデューサーに会いにいこう?」



51VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 14:26:12.21 ID:DZYpLKo9o




―――Pの自宅



真・雪歩「「プロデュサー!!!」」



P「な、なんだなんだ? そろってこんなとこに…」

真「さ、美希」



P「……?」


美希「ハニー……なんで、デコちゃんなの」

美希「美希じゃ……ダメ、なの?」



52VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 14:29:30.51 ID:DZYpLKo9o


 

P「………」

P(ああ、映画の仕事のことか)




P「仕方ないだろ……大勢の人が関わることなんだ。俺の一存だけで決められるわけじゃない」


雪歩・真((やっぱり政略結婚なんだ!))


雪歩「プロデューサー……それでいいんですか?」

真「まだ伊織は15才ですよ!?」


P「たしかに若いが、俺はチャンスだと思ってる」



54VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 14:35:28.15 ID:DZYpLKo9o



P「こういう経験は早いうちにしたほうがいい」

雪歩「……フケツ…」


P「えっいや、ラブシーンとかはないぞ」

雪歩・真「「えっ」」

P「えっ」


真「仕事のためだけってことですか…!?」

P「えぇ…? まぁ、ステップアップのためというか」

雪歩「ヒドい…!」



55VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 14:40:32.06 ID:DZYpLKo9o



P「ま、まぁまぁ。そのうち美希にもこういう話もってきてやるから」




美希「ハニーの……バカー!!!」ダッ

P「あっ、美希!」


真「プロデューサー、見損ないました!」

雪歩「最低ですぅ!」

ダッ




P「…………」


グスン

 



64VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 15:14:18.81 ID:DZYpLKo9o




―――水瀬邸



伊織「ぅぅ~~~~もやもやする……なんで私があんなやつのためにこんな悩まなきゃならないのよ…」

伊織「大体、連絡の一つも寄越すべきじゃないの?!」

伊織「あら? 千早からメール……いつのまに」

伊織「何よこれ…警備を増やしてもらわないとね……」

コンコン


新堂「お嬢様……高槻様がいらしてますが」

伊織「えっ?」



66VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 15:21:11.08 ID:DZYpLKo9o




伊織「やよい!? どうしたのよ、わざわざうちに来るなんて…」

やよい「伊織ちゃん……」


やよい「あの、あのね……」

伊織「どうしたのよ? やよいらしくないじゃない」



67VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 15:23:48.14 ID:DZYpLKo9o




やよい「あのっ…! 伊織ちゃん」



やよい「……結婚しちゃうって、ほんとなの?」

伊織「ぅ…………どこで聞いたのよ…」

やよい「やっぱり、そうなの?」

伊織「ま、まだわかんないわよ。いますぐのことじゃないだろうし…」



やよい「相手の人って……」

伊織「ん……まぁね、間抜けだし、スケベだし、頼りないし…」


伊織「有り得ない……んだけど、はずなんだけど……」モジ

やよい(伊織ちゃんやっぱり好きじゃない人と……)



69VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 15:25:53.45 ID:DZYpLKo9o




やよい「伊織ちゃん……もしかしてうちの事務所、わるい人がねらってるの?」

伊織「!」


伊織「大丈夫よやよい。狙いはどうも私らしいしね……仲間に手を出させはしないわ」

やよい「いおりちゃん、そんなの……!」

伊織「もうこの話は終わり。明日また、事務所で会いましょ」

やよい「あっ、待って」

伊織「大丈夫よ。送らせるから、やよいは弟クンたちのところにいてあげて」



70VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 15:28:08.62 ID:DZYpLKo9o




―――



貴音「水瀬伊織………折り入ってお伺いしたいことがございます」

伊織「あんたまで……」

伊織「いいわ。あいつとのことでしょう?」

貴音「はい。わたくしも迷いましたが、耳にしてしまった以上、知らぬ振りをするのもふぇあーではないかと」

貴音「水瀬伊織、あなたは――」



71VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 15:32:48.75 ID:DZYpLKo9o




伊織「は……? 私とあいつが兄妹……?」

四条「ええ。そう伺いました」

伊織「いやいや。何言ってるのよ。兄は二人もいれば十分だし……どういう考えをすればあのまぬけ面とこの伊織ちゃんが兄妹になるのよ」

四条「情報の出所は、とっぷしーくれっと、です。複雑な事情がおありのようで」

伊織「複雑な事情って……」

伊織(でも……貴音に言われるとなんか真実味があるわね。四条の家は旧家みたいだし)

伊織(末子の私が知らないようなうちの噂も、流れて来る…!?)



伊織「でも、あいつがパパの子供なら……パパのあの態度は有り得ないし…」

伊織「まさか……ママ……」

伊織「そんな………ないわよ、ね?」



73VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 16:07:50.35 ID:gKVfz32Bo


どんどんややこしくなっていくな



74VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 16:18:28.16 ID:HluE1neQ0


面白いくらいぐちゃぐちゃだな



75VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 17:06:41.50 ID:jflwhq5Uo


訳分からなくなってきたなwwww



78VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 17:09:56.68 ID:7I5DovvWo


誰か簡単に経緯まとめろ



80VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 17:24:27.16 ID:OgxcwwnDO


>>78
亜美真美がPと伊織が兄妹と勘違い
それにより真や雪歩がまた違う勘違いをしてします
それから偶然が偶然を呼び話が混乱しなぜかPが伊織と政略結婚する話になったり二人は兄妹だって話になる



81VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 17:45:14.04 ID:DZYpLKo9o





伊織「お母様……私に何か、隠し事、してらっしゃらない?」



水母(まずいわ……ゴージャスセレブプリン、伊織ちゃんの分まで食べちゃったの……バレちゃったかしら)


水母「何のこと?」

伊織「私にもう一人……知らない兄弟がいるなんて、ないわよね?」

水母(怒ってる……隠しても無駄ねこれは)



水母「………気づいて……しまったのね……」


伊織「なっ――」



82VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 17:48:36.10 ID:DZYpLKo9o



伊織「じゃあ、本当に…? お父様とじゃなくて……そういうことなの?」

水母「ええ。お父様は何も知らないわ。悪いのは、全部私」


伊織「っ……なんで!? どうしてそんなことっ…!!」

水母(伊織ちゃん……そんなに食べたかったの)


水母「ごめんなさい……気の迷いだったのよ」

水母「ちょうど疲れていてね……癒やしを求めて、つい……」



伊織「あいつは……プロデューサーはそのこと、知ってるの?」

水母(あら? 何でプロデューサーさん? 食べさせてあげたかったのかしら)



83VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 17:50:13.50 ID:DZYpLKo9o



水母「知らないと思うわ。伝えようがないじゃない?」

伊織「っ……そう……そうなのね」フラ…

水母「伊織ちゃん、大丈夫?」


伊織「……ううん、私だって子供じゃないもの。これ以上は聞かないわ。お母様、正直に話してくれてありがとう」

水母「え……ええ………」



水母「伊織ちゃん…? ありがとうね…」

伊織「……うん…」トボトボ



水母(ワシントンの桜……?)



84VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 17:54:15.96 ID:DZYpLKo9o




―――Pの家


P「今日はなんか………疲れたな」ハァ


ピピピーピ、ピーピピピーピ♪


P「お? やよいから着信…」


P「やよい、どうした?」




P「い、伊織が結婚して仕事をやめる!?」

P「聞いてないぞ!」



86VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 17:56:02.04 ID:DZYpLKo9o



P「相手は!?」


やよい『同じ業界の……人だって…』グズ


やよい『間抜けでスケベで頼りない人って』


P「………」


P「そんな奴どこがいいんだ?」

やよい『うー…』



87VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 17:58:51.82 ID:DZYpLKo9o


 
やよい『伊織ちゃんを狙ってる、仲間に手は出させないって……』

P「!」





P「ま………まさか………薄い本的な……」





P「落ち着けP。まだあわわわわ」



88VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 18:07:38.70 ID:DZYpLKo9o





次の日!




P「伊織……呼び出したわけは、予想できるか?」

伊織「……だいたいね」

P「今なら二人きりだ……話を、させてくれ」



伊織「あんたの気持ちは分かってるわ。でも、ダメよ」

P「そう、決めつけることはないだろ。その、なんだ…」



89VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 18:10:24.98 ID:DZYpLKo9o



P「伊織の気持ちは、もちろん俺も尊重したい、けど、一人で決めてそれで終わりじゃ寂しいじゃないか」

P「伊織だって、迷いもあるだろう?」

P「何があったとしても、俺は、絶対伊織を裏切ったりしない。どんな問題だって腹を割って話し合えば、より良い解決法が見つかるハズだ」

伊織「っ………あんたってやつは、ホントに……」


伊織「…………だめよ」



P「どうして……そんな……」


P「これからじゃないか! 今まで積み重ねてきて……そう簡単に諦めらないだろう…!?」

伊織「………」



92VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 19:49:49.96 ID:DZYpLKo9o




P「はじめはただ、世間知らずで生意気なコだと思ったよ」

P「でも、誰より努力家で、すなおでやさしい面ももってて、誇り高い」

P「気がついたら俺もファンになってた」



P「俺は………納得できない。伊織………」

伊織「やめてよ…! そんなこと言わないでよ!」


伊織「私だって納得できないに決まってるじゃない!」

P「なら――」




伊織「あんたは知らないのよ!」


伊織「しょうがないでしょ…! 血がつながってるんだから!!!」



93VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 19:52:08.81 ID:DZYpLKo9o




P「な………」


伊織「その呆けようじゃ、全然知らなかったみたいね…」

P(血がつながってる…? 血のつながり……まさか、伊織のお腹には――)

チラ

伊織(それにしても今日重いわ…)オナカサスリ

P(や、やっぱりそうなのか…!)



94VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 19:53:19.13 ID:DZYpLKo9o






P(うちのアイドルに手を出してあまつさえ孕ませる……だと)

P(伊織は15才、中学生なんだぞっ……!)

P( 許 せ ん !)



95VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 19:58:04.02 ID:DZYpLKo9o





P「うおおおおおおおおおおおおお」


ドッシャーン!!

冬馬「うおっ!? なんだ!?」



P「とぼけるなああああああ! 男キャラなんてお前らくらいしかいないだろうがああああああ!!!」

冬馬「なっ、何言ってんのか訳わかんねーぞ!?」



北斗「ちょ、ちょっとプロデューサーさん、落ち着いてくださいよ」

翔太「そうだよ、せめて事情くらい説明してくれなきゃ」




カクカクシカジカ!!

トウトウウマウマ!?



96VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:04:48.29 ID:DZYpLKo9o




冬馬「んだと……中学生に手を出して、あまつさえ孕ませたぁ…!?」



北斗「俺らは違いますよ。そんなの、アイドルとして自殺行為だ」

冬馬「ああ。だが、んな話同じアイドルとして許しちゃおけねーな…!」

翔太「ボクらも犯人探しに協力するよ!」(面白そうだし)



冬馬「よし、行くぞ」

P「どこへ?」

冬馬「まずは黒井のおっさんのとこだ。あのおっさんなら業界の情報にはやたら詳しいからな」



98VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:10:47.11 ID:DZYpLKo9o





―――765プロ



ふふふ………



小鳥「壁に耳あり障子にメアリー事務所に小鳥あり!」

小鳥「ここはあたしが事態を収拾してあげるしかないようね!」



100VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:13:33.75 ID:DZYpLKo9o




小鳥「伊織ちゃん」

伊織「小鳥……」


小鳥「まずはごめんね。あたしもいろいろ確認したのが昨日の夜なの。で、今日もうこうでしょ?」

伊織「何の話?」

小鳥「事務所にいくつか監視カメラがあるでしょ? あれ結構音も拾うのよ。で……」



101VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:14:53.63 ID:DZYpLKo9o




これ……呼び間違いよね?

それで亜美ちゃんたちが……


で、真ちゃんたちが……


このあたりは想像だけど多分……


社長が早合点して……


ってことじゃないかしら



伊織「…………」パクパク



伊織「…………さい、あく……」



102VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:18:16.15 ID:DZYpLKo9o




伊織「なにもかもオシマイよ! お願い小鳥! 殺してちょうだいっ!」

小鳥「大丈夫よ伊織ちゃん。諦めるにはまだ早いわ」

伊織「……ほんと…?」

小鳥「あたしたちには、あたしたちだけに許された武器がある」


伊織「小鳥が、こんなに頼もしく感じるなんて……」

小鳥「ふふふ」


伊織「不安だわ」

小鳥「あれっ?!」



104VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:22:34.60 ID:DZYpLKo9o




―――961プロ・社長室



黒井「ウィ。そうだ、あの番組から降板させろ。変態弱小事務所を調子に乗らせるわけにはいかん」

黒井「あの小娘、近頃登り調子で厄介だ」


黒井「そうだ……水瀬伊織だ! 降ろさせろ! なんとしてもな!」

黒井「私の覇道を糞ガキごときに阻まれてたまるか」



107VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:24:30.18 ID:DZYpLKo9o




黒井『水瀬伊織だ! おろさせろ! なんとしてもな!』


翔太「今の、聞いた?」
(多分、番組の話だけど)

北斗「ああ、聞こえた」
(まあいいか。自業自得なのは確かだし)


黒井『私の覇道を糞ガキごときに阻まれてたまるか』


冬馬「許せねえ! そこまで堕ちたか!」

P「………!!!」フルフルフル



108VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:31:42.49 ID:DZYpLKo9o




バンッ!


P「黒井崇雄おおおおおおおおおお!!!」

黒井「うおっ……貴様は765の、いつからここに――ぐえ!?」

P「貴様というやつは……!」ギリギリ

黒井「ぐぐ……く、盗み聞きとは低俗な貴様ららしい。だがいいのか? 私に手を出したりすれば貴様の事務所など」

P「そうやって伊織も脅したのかーーーーーっ!!!!!」

ギュウウウウウウ

黒井「……っ………」パクパク
(なんのことだ、まだ水瀬伊織には何も)



翔太「ちょ、ちょっとまずいよプロデューサーさん、締まってる締まってる!」

北斗「なんて力だ……火事場の馬鹿力ってやつか?」



109VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:34:49.58 ID:DZYpLKo9o



冬馬「待て!!!」

ガッ

P「冬馬!?」

ゲホッ!   ゲエッホ!

冬馬「あんたがんなことしたら……ますます悲しむだろーが…」

冬馬「あんたにも、おっさんにも世話になった。だから……」

黒井(助かった……)



冬馬「それは俺の役目だ」


黒井(助かってないいいいい)

翔太(うおーい冬馬君ー? 冬馬君ー)

北斗(早く戻ってこい冬馬、木星もいいところだぞ)



111VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:50:05.87 ID:DZYpLKo9o




バッ!


亜美「兄ちゃん、水虫臭いよ!」

真美「仕事やめちゃうって、ホント?!」

雪歩「ごめんなさい、私たちが傷つかないようにわざと嫌われようとしてたんですね」

真「プロデューサー、ボクと勝負してください」

美希「……ね、ホントのこと、きかせて?」



112VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:50:36.69 ID:DZYpLKo9o




あずさ「出口はどこでしょう~あら?」

律子「ま、待ってあずささん……やっと、追いついた……」

千早「水瀬さん……早まってはダメ!」

響「えっ? 何これ……えっと、その………自分、完璧だからな!」

春香「よく分からないけど、せいいっぱいがんばります!」

貴音「あなた様……身売りなどおやめください」

やよい「これでお別れなんてヤだよ、伊織ちゃん」




一同「「「「???」」」」



113VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:57:01.73 ID:DZYpLKo9o





伊織「待って!!!!!」


伊織「……これは全部、こういうことだったのよ!」


『ドッキリ大成功!』



小鳥(これぞ芸能界限定、全部ドッキリでした作戦!)



114VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:57:41.70 ID:DZYpLKo9o






伊織「………」




一同「「「「………」」」」



115VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 20:58:38.48 ID:DZYpLKo9o



黒井(なんだか分からんが、ここで乗っておかねば殺される…!)

黒井「ふふっ、はははは、そういうことだ。ドッキリだったのだ。まんまと引っかかったようだな」


P「嘘だな……」

伊織・黒井「「えっ!?」」


P「伊織、そこまでしてこいつのことを……いや、そうか、子供の…」

伊織「ち、違うのよ。本当に全部間違いで、私が悪いの」

P「……伊織、隠さなくていい」

伊織「いや、ホントに」

P「じゃあ、なんで伊織が、黒井社長と音無さんとドッキリをしかけるんだ?」

伊織「………えと」

黒井(この流れまずいよぉ!)



116VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 21:00:24.15 ID:DZYpLKo9o




黒井「ハーハッハッハ!」


一同「「「「!?」」」」


黒井「その男の言う通りだぞ水瀬伊織」

黒井「最早隠す必要はない。音無君も水瀬伊織も、そして貴様も……私の掌の上で踊らされたに過ぎないのだ」

黒井「私が脅したのだよ! 水瀬伊織は番組出演権を盾に。音無君はえーと、昔のあれやこれやだ! そうだな!?」

小鳥「えっ、は、はい」


黒井「今回の貴様らのトラブルはすべて!!! 私が仕組んだドッキリだったのだ! シナリオ通りだ!」



117VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 21:04:14.04 ID:DZYpLKo9o



P「じゃ、じゃあ伊織のお腹の子供は」

伊織「何の話!? 中に誰もいないわよ!」

黒井「私が騙した!」

真美「いおりんが、兄ちゃんのこと兄ちゃんって言ってたのは」

黒井「私が言わせた!」

真「プロデューサーがヒドイこと言ってたのも?」

黒井「私のせいだ!」

美希「空がこんなに青いのも?」

黒井「私のせいだ!」



118VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 21:05:55.05 ID:uefx/cQWo


かっこいい



119VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 21:07:36.38 ID:ZMdtW0I/o


黒ちゃん萌えキャラかと思ったらイケメンだった



121VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 21:08:33.78 ID:DZYpLKo9o


  
新堂「もしや冷蔵庫のプリンを食べたのは」

黒井「それも私だ!」

北斗「Alice or guilty?」

黒井「ウィセレブ!」




黒井「変態事務所を混乱させてやろうと思ったが、ばれてしまっては仕方ない。かくなるうえは……」



122VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 21:10:15.91 ID:DZYpLKo9o






黒井「…私が全面的に悪かったです。責任は取るので、許して下さい」ドゲザ





小鳥(ええええええ)

伊織(なんか、本当に、ごめんなさい…!)



123VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 21:11:15.40 ID:DZYpLKo9o





冬馬「よくわからねーけど……それならいい、のか?」

P「……まぁ、ドッキリだったなら、実害はないわけだし……」




黒井(私は生き残ったぞ!!!)



124VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 21:12:02.64 ID:DZYpLKo9o



そんなこんなで



亜美「兄ちゃーん」

真美「なんか876さんからベビーベッド届いたよー」

P「うおお……」


尾鰭がついて広がりまくった噂の余波はしばらく続くのだった



125VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 21:13:09.46 ID:DZYpLKo9o



P「黒井社長ー」


黒井「事情を説明して謝罪してくる」

黒井(何で私がこんなことを!)

黒井(覚えていろ変態事務所!)





後日961プロに高級菓子折が送られてきたとか来ないとか…






ちゃんちゃん



126ぱくり屋 ◆zfDCN0YmXY:2014/04/27(日) 21:15:30.93 ID:DZYpLKo9o


 

とりあえず終わりかなー


読んでくれた人ありがとー



やや消化不良感もあるし感想歓迎



ではでは



128VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 21:17:27.41 ID:NrjMx4Eqo


掛け値なしにおつ



129VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 21:21:13.38 ID:w6touZuio


面白かったよ



131VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 21:28:16.81 ID:ODnLgC1go



面白かったけど個人的にはうやむやにするより原因解明してなんやかんやするオチのほうが好き



133VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 21:36:39.69 ID:7I5DovvWo



最後もうちょい掘り下げた方が面白かったかもしれないが激しく乙



134VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 21:46:18.14 ID:f21Vpt4Vo


乙。
961社長のイケメンっぷりを披露する落ちもよかったが
好みとしては誤解全部解いたように見えて一個だけ実は本当だったりするオチが好き



135VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 21:50:28.05 ID:OgxcwwnDO


そうか…俺が腹減ってるのもバイト30件近く応募(?)しても全滅したのも黒ちゃんの仕業だったのか…
さすが黒ちゃん手際のよさだ!
黒井(この流れまずいよぉ!)
この黒ちゃんにキュンとしたのは秘密だ



136VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/27(日) 21:50:52.04 ID:ubIhMxlu0



まさかのユーゼスオチとは



137VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage] :2014/04/27(日) 22:09:27.58 ID:Kkx3GP3D0


乙でした
もっと混乱してから収束すると思ったのだが…
黒井社長がイケメンすぎるのが悪いww



138VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/04/27(日) 22:12:54.35 ID:BJ/l54pn0


乙でした
こんなにイケメンの黒ちゃんは初めて見た


転載元:伊織「ねぇお兄様」P「ん?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1398528180/


スポンサーリンク

主な最新記事及び関連記事

短SS765プロ961プロ伊織

(5)

AFTER 杏「CGプロ ジャージ部」

BEFORE 矢吹可奈「Sing, Sing, Sing!」

黒ちゃんがイケメンすぎwww
高級ワインを捧げたい
[ 2014/04/27 23:44 ] [ 編集 ]
こんなひっでぇ伝言ゲームは久々に見たwww
[ 2014/04/27 23:46 ] [ 編集 ]
ここまで話が大きくなった勘違いはあまり見ないな。
そして全ての泥を一人で被る黒ちゃんマジイケメンw
[ 2014/04/27 23:50 ] [ 編集 ]
黒井行けるやん!
[ 2014/05/02 06:01 ] [ 編集 ]
…面白いっ!ここまでひっどい勘違いコンボはそうそう見れない!作者よく頑張った!乙!ヽ(・∀・)ノ
[ 2016/01/03 13:06 ] [ 編集 ]
コメントの投稿







管理者にだけ表示を許可する

※リンクを貼って頂ける方は、URLをttp://にしてください

Page title:

伊織「ねぇお兄様」P「ん?」

Copyright © 2023全ては跡地。 All Rights Reserved.

  Designed by:paritto