2013
12/07
土
1 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/02(月) 00:00:39.83 ID:rlpmXNJj0
注:このSSにはCute、Coool、Passion、三人のプロデューサーが出てきます。
────12月1日の朝
ガチャ
未央「おっはよー!」

卯月「おはよっ、未央ちゃん!」

凛「おはよう、未央。」

未央「あ、しぶりん、しまむー、おはー♪」
卯月「おはー♪ほら、凛ちゃんもっ!」
凛「お、おはー」
未央「うんうん、二人共元気があって大変よろしい!」
凛「・・・何で上から目線なの?」
未央「細かいことは気にするなー!」
卯月「ふふ、未央ちゃんも元気で大変よろしいですっ!
未央「お、しまむー。なんか楽しそうだね!」
卯月「ふふふ♪未央ちゃん、何か忘れていることはありませんか?」
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2 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/02(月) 00:01:43.80 ID:rlpmXNJj0
未央「私?私は別に何も・・・あ!ひょっとして、しまむーが忘れ物でもしたのかな?」
卯月「ち、違いますっ!私は忘れ物なんかしてません!」
未央「本当かなぁ?んー?」ニヤニヤ
卯月「本当ですー!」プクー
凛「はいはい、2人だと話が進まないから私が言うよ。未央、今日は何の日?」
未央「ふっふっふ!今日は私の誕生日だぁ!さぁ二人共プレゼントをよこせー♪」
卯月「残念でした♪」
凛「はぁ、こんな大事な日を忘れるなんて・・・」
未央「え?ええ!?違うの?」
凛「違うよ。さ、もう一度考え直して。」
未央「むむむぅ、あ!」
卯月「わかりました?」
未央「武藤カズキの誕生日!私、大ファンなんだよね!『何を隠そう、私はダンスの達人だ!』なんてね♪」
凛「・・・違うよ。」
未央「じゃあなんなのさ~!?」
3 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/02(月) 00:02:09.60 ID:rlpmXNJj0
凛「正解は・・・」
卯月「私たちが出会ってから3回目の誕生日です!」
卯・凛「「お誕生日おめでとう!未央(ちゃん)!」」
未央「わぁ、ありがとー!」
卯月「これは私達からのプレゼントですよ♪」
未央「いやぁ、こんな優しい仲間を持ててわたしゃ幸せだぜぃ。」ガサゴソ
未央「へー、お花と口紅なんだ。花はしぶりんだと思うけど、この口紅はしまむー?」
卯月「はいっ!未央ちゃんに似合うと思って買ってきたんです!」
未央「本当?どんな色なんだろうなー。」カチ
未央「おー!」
凛「いい色だね、未央に似合うと思うよ。」
未央「ありがと!しまむー!」
卯月「どういたしまして♪」
未央「えっと、しぶりんのお花は・・・何?」
凛「ポインセチアっていうんだよ。もうすぐ咲くと思うから一緒に入れたメモを見て育ててよね。」
4 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/02(月) 00:02:56.71 ID:rlpmXNJj0
未央「うん!ちゃんと育てるよ。しぶりんもありがとー!」
凛「どういたしまして。それより、プロデューサーはどうしたんだろ?」
卯月「そうですね、昨日は張り切って準備してたみたいでしたけど・・・」
未央「準備?」
凛「卯月!」
卯月「あ!」
未央「ほほーう?何を隠してるー!?」ガバッ
卯月「きゃっ!未央ちゃんやめて!」
未央「よいではないか、よいではないかー♪」コチョコチョ
卯月「あはははは!く、苦しいよー!」
凛「でも、本当にどうしたんだろ?」
未央「ほら、はけー!」コチョコチョ
卯月「あはははは、言う!言いますぅぅっ!!」
未央「そうそう、人間素直が一番!」
卯月「はぁ、はぁ・・・実は、未央ちゃんの誕生日会をしようと準備してたんです。」
5 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/02(月) 00:07:38.41 ID:rlpmXNJj0
未央「本当!?楽しみだなー♪」
凛「本当はギリギリまで秘密にするつもりだったんだけどね。」
卯月「ごめんなさい・・・」
未央「しぶりん、しまむーをいじめちゃダメだよ。」
凛「そんなつもりはないけど、そう思ったならごめん。」
卯月「いえいえ、私がうっかりしてただけですから。」
ガチャ
CoP「おはようございます。」
未央「あ、おはようCoPさん!」
卯月「おはようございます、CoPさん。」
凛「おはよう、CoPさん。」
CoP「おはようございます、皆さん。」
未央「CoPさん、プロデューサー知らない?朝から姿が見えないんだけど・・・」
CoP「実はその事について、皆さんに連絡する事があります。」
凛「連絡?」
6 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/02(月) 00:08:24.11 ID:rlpmXNJj0
CoP「本日CuP先輩は緊急の打ち合わせの為、朝から取引先へ向かいました。」
CoP「ですので、今日は私がCuP先輩の代わりに皆さんの引率を担当します。」
未央「えー!?今日はプロデューサーいないの?」
CoP「夕方には戻られると思いますよ?色々とご不満はあるでしょうが、今日一日よろしくお願いします。」
凛「未央、気持ちはわかるけどワガママ言わないの。」
未央「はぁーい・・・」
CoP「それと、先輩から本田さん宛に言伝があります。」
未央「私?」
CoP「『今日の四時、二年前のあの場所で待っている』だそうです。」
未央「二年前・・・あ!」
卯月「二年前って、プロデューサーさんと未央ちゃんがデートしてた日の事ですか!?」
未央「あれ?なんで、しまむーがそれを知ってるの?」
卯月「え?えへへー♪」
未央「・・・」ワキワキ
卯月「み、未央ちゃん?」
7 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/02(月) 00:09:14.88 ID:rlpmXNJj0
凛「私は知らないよ、やるなら卯月だけにして。」
卯月「凛ちゃん、ひどい!」
未央「さぁ!白状してもらおうかー!」ガバァ
卯月「ひぃやぁぁぁぁ!?」
CoP「・・・えっと、続きをお話しても?」
凛「いいよ、私が聞いてるから。」
CoP「今日のレッスン時間は三時までになります。本田さんの誕生日パーティーは七時からですので、それですと開始まで四時間ほど空いてしまいます。」
凛「ふーん、それで?」
CoP「もし一時帰宅される場合は、事前に仰って頂きたいのです。」
凛「私は事務所で待ってるからいいよ、卯月には帰るならCoPさんに言うように伝えておくから。」
CoP「ありがとうございます。」
卯月「はぁ、ひぃ、ふぅ・・・」
未央「まったくもうっ、本当にしまむーは油断ならないよ!」
凛「はいはい、それじゃ卯月、未央、レッスンに行くよ。」
卯月「は、はい!」
未央「はーい!」
CoP「それでは今日一日よろしくお願いいたします。」
----------------------------------------------------------------------
9 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga sage] :2013/12/03(火) 00:34:21.42 ID:DCURNev90
ガチャ
ただいまー
ちひろ「はい、お帰りなさい。まずは汗を流してきてはどうですか?」
未央「わーい、お風呂だお風呂だ~♪」
卯月「お風呂はいつ入ってもいいですよね?」
未央「うんうん、今日は特に張り切っちゃったしね!」
凛「確かに、今日の未央は一段と輝いてたね。」
卯月「はい!とってもキラキラしてました!」
未央「そんなに褒めるなって、もう照れちゃうよ~!」
バタン
ガチャ
ただいま戻りました。
ちひろ「はい、お帰りなさい。レッスンの成果はいかがでしたか?」
CoP「ええ、完璧の一言に尽きます。流石CuP先輩ですね。」
ちひろ「それはよかったです。これからの活躍に期待が持てそうですね!」
10 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/03(火) 00:35:35.28 ID:DCURNev90
CoP「そうですね、私も負けてはいられません。」
ちひろ「その意気です!CoPさんも頑張ってくださいね♪」
タタタ
未央「ふ~、いいお湯だった。」
CoP「おや、ずいぶん早いですね。もう少し浸かっていてもよろしかったと思いますよ?」
未央「でも、そろそろ行かないと、プロデューサーとの待ち合わせに間に合わなくなっちゃうし・・・」
CoP「そういう事でしたか、それなら仕方ありませんね。」
未央「そういう事!じゃ、そういう訳なんで出かけてくるね!」
凛「待った!」
卯月「そうです!待って下さい未央ちゃん!」
未央「しぶりん?しまむー?」
凛「その格好のまま行くつもり?それだと未央ってすぐばれるよ。」
未央「そんなことないよ!ちゃんと帽子はかぶったし、伊達眼鏡もしてるんだよ?」
凛「そんなのじゃ足りないよ、未央のくせっ毛は目立つんだから!」
卯月「今、ワックスを付けてあげますから、そこに座って下さいね♪」
11 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/03(火) 00:36:18.71 ID:DCURNev90
未央「でも・・・」
CoP「私が車で送っていきます。それなら数分の時間はあるでしょう?」
未央「じゃ、お願ーい!」
卯月「はい!任せてください!」
CoP「では、私は車を出してきますね。」
タタタ
未央「ふんふふ~ん♪」
凛「未央、ご機嫌だね?」
未央「そりゃもう!デートなんて久しぶりだし!」
凛「・・・デートじゃないと思うよ?」
未央「え!?そうなの?」
ちひろ「そんな事を言ってると、プロデューサーさんがファンに刺されちゃいますよ?」
未央「うーん、それは嫌だ。」
凛「でしょ?今回はただの買い物だよ。」
未央「買い物か~。でもそれってデートって言わない?」
凛「そ、それは・・・どうなんだろう?」
未央「うーん・・・わかんないなぁ・・・」
卯月「はい。終わりましたよ♪」
未央「しまむー、ありがと!でも、どうしてプロデューサーは私を呼んだんだろ・・・?」
ちひろ「はいはい、昔から『案ずるより産むが安し』って言うじゃないですか。とりあえず行って来たらどうですか?」
未央「そうだね!じゃあ、いってきま-すっ!」
凛「行ってらっしゃい。」
卯月「楽しんできてくださいね!」
----------------------------------------------------------------------
12 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/07(土) 00:06:33.17 ID:+iCnzNiv0
────時計台
未央「えっーと・・・確か、この辺だったような・・・あ!」
タタタ
未央「そうそう、この大きな時計の下で待ち合わせてたんだっけ。」
未央「あの時はプロデューサーが先に来てて・・・結構待たせちゃったから、すっごく冷えちゃったんだよね。今日は立場逆転かな?」
ストン
未央「・・・」
未央「それにしてもおっそいなー。女の子は待たせちゃいけないって、いつも言ってるのに!」
未央「・・・」
未央「まだかな、まだかなー?」
未央「・・・」
タタタ
CuP「あれ・・・?まだ来てないのかな?」キョロキョロ
未央「・・・あれ?あの白いシャツの人。」
CuP「うーん・・・」
13 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/07(土) 00:07:01.50 ID:+iCnzNiv0
未央「おーい!こっちこっち!」
CuP「あ!」
タタタ
CuP「ごめん、待たせちゃったかい?」
未央「おそいよっ!プロデュ・・・むぐ!?」
CuP「未央、こんな大通りで呼んじゃダメだよ。せっかくの変装が無駄になっちゃうからね。」
未央「はーい。」
CuP「それにしてもビックリしたよ。変装してくるとは思ってたけど、髪型まで変えてるとは思わなかったよ。」
未央「どう?似合ってるかな?」
CuP「それはもう!」
未央「ほ、本当!?」
CuP「うん、いつもより綺麗だよ。」
未央「もぉー!それだと普段は可愛くないってことじゃん!」
CuP「ご、ごめん。そういう意味じゃなくて、その・・・」
未央「わかってるって!それより何で私を呼んだの?」
14 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/07(土) 00:09:20.19 ID:+iCnzNiv0
CuP「うん、実は未央に何かプレゼントをしたくてさ。色々考えたんだけど、やっぱり未央に選んでもらったほうがいいと思って。」
未央「それって、デートってこと?」
CuP「ちょっと違うけど似たようなものかな?でもあまり時間は取れないと思うよ、未央もすごく有名になったし。」
未央「えっへへ~私も有名になったのかぁ♪」
CuP「さて、そろそろ行こうか。未央は何処に行きたい?」
未央「え~と、まずは・・・アクセサリーショップ!」
CuP「かしこまりました、お姫様。」
----------------------------------
未央「プロデューサー、この『星のブローチ』ありがと!」
CuP「どういたしまして。でもそれでよかったのかい?もっと高いアクセサリーでもよかったんだよ?」
未央「うん!これがいい!」
CuP「そっか、喜んでくれたならいいんだ。」
未央「ん~♪やっぱり誕生日っていいよね!来年もこんなに楽しいといいな~♪」
CuP「そうだね。未央はこれからの一年をどういう風に過ごしたい?」
未央「まず、クリスマスは皆で甘~いケーキを食べたい!」
15 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/07(土) 00:11:03.75 ID:+iCnzNiv0
CuP「うんうん。」
未央「で、お正月は皆でお餅をついて食べて~!」
CuP「・・・食べてばかりじゃないか。」
未央「え~!?じゃあ、来年の誕生日には真っ赤な花束が欲しいな~!」
CuP「もう来年の話かい?でも、花束か・・・凛も花を用意してくると思うから、同じにならないよう気を付けないと。」
未央「そうだ!春になったら皆でお花見しに行こうね!」
CuP「ああ、お弁当もみんなで作って行こうか。」
未央「後は後は・・・またこの前の撮影に行ったリゾートに行きたい!」
CuP「うん。皆も有名になってきたし、今度はもっときれいなところに連れて行ってあげよう。」
未央「本当!?どこどこ?」
CuP「僕はセイシェル諸島がいいと思っているんだ。海もきれいだけど、何より夕日がとてもきれいなんだ。」
未央「へ~!絶対そこに連れってって、約束だよ!」
CuP「わかった、約束する。」
未央「それとそれと、皆で沢山写真ってアルバムをつくろうよ!」
CuP「それは面白そうだね、今度社長とちひろさんに言っておくよ。」
16 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/07(土) 00:12:25.13 ID:+iCnzNiv0
未央「それと・・・プロデューサーの生まれた町も行ってみたい!」
CuP「僕の?何もない田舎町だよ?」
未央「だって~、私プロデューサーの事何も知らないんだもん!もっとプロデューサーの事を知りたいよ!」
CuP「未央・・・」
未央「これも約束だよ!」
CuP「いつになるかわからないけど、それでもいいなら・・・」
未央「うん!いいよ~♪楽しみだな~♪」
CuP「ふふ・・・」
未央「あ、そうだプロデューサー!」
CuP「はいはい、今度はなんだい?」
未央「何年経っても、あなたにときめいていたいな♪」
CuP「ぶっ!?な、何馬鹿な事を言っているんだ!」
未央「えっへへ~♪なんてね?」
CuP「まったく、大人をからかうものじゃないよ。本気にされたらどうするんだい?」
ギュッ
17 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/07(土) 00:15:11.98 ID:+iCnzNiv0
CuP「み、未央?」
未央「・・・あのさ、プロデューサーになら何されても、いいよ?」
CuP「未央?」
未央「私、プロデューサーの事、大好きだよ。だから・・・プロデューサーの好きにしていいよ?」
CuP「未央、僕は・・・」
未央「プロデューサー・・・♪」ギュ-
CuP「未央・・・」ギュッ
ガサ
CuP「だ、誰だ!?」
卯月「プロデューサーさん・・・やっぱり未央ちゃんにセクハラしていたんですね。」
CuP「卯月!?それにセクハラってなんだい!?」
卯月「とぼけないでください!いくら未央ちゃんが普段から抱き着いたりしてるからって、自分から抱き着いちゃダメじゃないですか!」
CuP「ご、誤解だ!」
凛「プロデューサー・・・信じてたのに・・・」
CuP「凛も来てたのかい!?と言うか、そもそも何で二人共ここにいるんだい!?」
18 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/07(土) 00:17:30.16 ID:+iCnzNiv0
卯月「言い訳なんて聞きたくありません!」
凛「未央を傷物にした責任、取ってもらうよ!」
CuP「ま、待ってくれ!僕はまだ何もしていない!」
未央「そ、そうだよ!私が勝手に抱きついただけだって!」
卯月「問答!」
凛「無用だよ!」
CuP「ま、待ってくれ二人共!」
卯月「大体プロデューサーさんは普段からデリカシーなさすぎです!」ベシベシ
凛「可愛い女の子を見るとすぐに口説くし、ちょっとは自重してよ!」ベシベシ
CuP「痛い痛い!ちょっとだんだん強くなってるんだけど!?未央、助けてくれ!」
未央「え、えーっと?」
ギャーギャー
PaP「・・・遅かったか!」
未央「あ、PaPさん!」
PaP「卯月達が先輩がセクハラしてるかもって飛び出してな、あわてて追いかけてきたんだが・・・」
19 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/07(土) 00:19:51.36 ID:+iCnzNiv0
未央「ちょっと遅かったかもね。」
PaP「まぁ、あの程度なら問題ないだろう。それより先輩がよく君達にセクハラするって聞いたが本当なのか?」
未央「うーん、確かにプロデューサーがセクハラっぽいことを時々するけど、ほとんどデリカシーがないだけの事だと思うよ?本当のセクハラってもっと酷いことだと思うし!」
PaP「・・・未央はいい子だな。」ナデナデ
未央「いやー、褒められるとてーれーるー♪」
ギャーギャー
PaP「さて、いつまでもこうしている訳にはいかないし、二人を説得して帰るとしますか?」
未央「いいですねぇ!」
PaP「よし!それじゃあ卯月は俺が説得するから、未央は凛の方を頼む!」
未央「任された!」
CuP「凛!卯月!僕が悪かったよ!だから許して!」
未央「しぶりん、プロデューサーも反省してるし、もうやめてあげなよー!」
凛「未央、離して!プロデューサーには未央を傷物にした責任を取ってもらわないと!
未央「しぶりん?私はいつもみたいにプロデューサーに抱きついただけだよ?」
凛「え?あ、うん。そうだよね。」
20 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/07(土) 00:21:21.49 ID:+iCnzNiv0
未央「しーぶりん、なーにを考えてたのかなぁ?」
凛「ま、まぁ別にいいじゃない、そんなの。」
未央「おやおや~?私にも言えないことを考えてたのかなぁ~」ニヤニヤ
凛「み、未央!とにかくこの話は終わりっ!」
PaP「ほら、卯月も落ち着け。大体、先輩を暴力をふるったところで、ゴシップ記者の獲物になるだけだぞ?」
卯月「これは暴力じゃありません!愛の鞭です!」
PaP「愛の鞭、か・・・先輩は筋金入りのドMだから物理攻撃は逆効果だぞ?」
卯月「え?そうなんですか?」
CuP「PaP君!誤解を招く発言はやめてくれ!」
未央「ねーえ!しまむー、しぶりん、もう帰ろうよ!私おなかすいたー!」
凛「そうだね、私もお腹が空いてきたし帰ろうか。卯月もいいよね?」
卯月「はい!帰りましょう!」
未央「あ、PaPさん!」
PaP「皆まで言うな。卯月、凛、先に帰るぞ!」
卯月「え?ぷ、プロデューサーさんと未央ちゃんを二人きりにさせるつもりですか!?」
21 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/07(土) 00:24:22.40 ID:+iCnzNiv0
PaP「未央たっての希望なんだから文句を言うな。さあ行くぞ!」
トコトコ
CuP「はぁ・・・僕って人望ないのかなぁ?」ショボン
未央「プロデューサー、プロデューサー♪」
CuP「・・・どうしたんだい?」
未央「・・・これからも今のプロデューサーのままで居てね♪そしたら、アイドルを辞めた時、またおんなじ事を言ってあげるからさ!」
CuP「・・・こんな僕でいいのかい?」
未央「デリカシーがなくても、セクハラばっかしてても、今のプロデューサーが一番好きだよ!」
CuP「そっか。わかった、約束は出来ないけど頑張るよ。」
タタタ
卯月「プロデューサーさーん!未央ちゃーん!」
凛「二人共、早く帰ろう!」
PaP「ああもう!仲がいいのはわかるが、今日くらい自重しておけよ!」
未央「今行くー!さ、プロデューサー!」
CuP「ああ、行こう!」
終わり
22 : ◆zIylv0HB1KOQ [saga] :2013/12/07(土) 00:25:54.89 ID:+iCnzNiv0
これで終わりです。ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
それと一週間遅れだけど、未央誕生日おめでとう!
転載元:未央「3回目のあにばーさりー♪」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385910039/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385910039/
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▼返信コメ
なぜ未央の話なのにCuPなんだ…解せぬ
[ 2013/12/07 13:15 ]
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