2013
07/31
水
1 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:07:46.26 ID:ZXro/Wudo
P「まーた扇風機の前にはりついてるのか」
響「うがぁぁー!」
P「だらしないなぁ」
響「むっ……プロデューサーがおかしいんだ!」
P「なんで?」
響「どうしてスーツなんだっ!?ありえないぞ!」
P「まぁいつもこの格好だからな」
響「暑くて倒れちゃったらどうするの!自分そんなのやだよ……」
P「心配してくれてるのか?」
響「あたりまえだろー!だって自分はプロデューサーのことっ……(って何言おうとしてるんだ自分ー!)」
P「俺のことがなんだって?」
響「うぅ……なんでもない!」
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2 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:11:43.04 ID:ZXro/Wudo
響「と、とにかく!せめて上着だけでも脱いでよ」
P「ん、そうだな。さすがに暑いし」ヌギヌギ
響「うんうん」
P「いや、ちょっと待てよ」ピタ
響「?」
P「それずるくない?」
響「はい?」
P「俺だけ脱ぐのずるくない?」
響「ちょっと何言ってるのかわからないぞ」
P「え?だから、俺が脱ぐなら響も脱がなきゃずるいよな?」
響「……?」
P「まぁとにかく俺一枚脱ぐから、響も一枚脱げよな」
響「うん?」
P「(もうひと押しだな)」
4 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:16:17.34 ID:ZXro/Wudo
P「よーし脱いだぞ。さぁ響も」
響「う、うん……ってなんでさー!」
P「おいおい、人には脱がせておいて自分は脱がないってか!?」
響「意味わかんないからねっ!?」
P「どうしてわかってくれないんだ!」
響「……プロデューサー」
P「?」
響「なんだかんだで自分が折れて、それで脱ぐと思ったら大間違いだぞ」
P「……だめかー」
響「だめだぞ」
5 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:21:45.56 ID:ZXro/Wudo
P「なに?演技の練習?」
響「うん……ここなんだけど、なかなか感じが掴めなくって」
P「なるほど、俺がこの男の役をやればいいんだな」
響「忙しいのにごめんねプロデューサー」
P「何言ってる。響のお願いならなんだって聞いちゃうぞ」
響「ふふっそっか!ありがと!」
P「好きだ……大好きだ」
響「ホント!?」
P「あぁ」
響「……うれしいっ……」
P「あなたを、一生愛すると誓います」
響「!……私もっ大好きだよ……っ!」
P「なんだ、いいじゃないかっ」
響「そ、そう?」
P「まぁ、俺のは台詞っていうかまんま本音だけどな!」
響「……じ、自分も……だぞ」ゴニョゴニョ
P「(あー今すぐ抱きしめたい)」
6 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:23:08.78 ID:ZXro/Wudo
P「どうした響、顔が赤いぞ?」
響「うぇっ!?こ、これは……そ、そうっ!これも演技だぞ!」
響「わふふっ!ひっかかったなプロデューサー!」
P「……うおっ!なんだ演技かぁ、やるな響~」
響「ぷふーっ!」
P「ははっ!これならトップアイドルになる日も近いな!」グリグリ
響「むぐっほっぺおぐりぐりしゅるな~~!」ウガー
P「ほ~こりゃなんくるないほっぺただ」プニプニ
7 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:27:26.07 ID:ZXro/Wudo
響「……あぅぅ……もう!自分ちょっとジュース買ってくる!」
P「おっと」
響「まったく、すぐ自分の事いじるんだから」
P「すまんすまん、可愛くてついな?」
響「そ、そういうの……卑怯だぞ……っ!」ムー
P「かわいいかわいいひびきんかわいい」
響「あーもーう!行ってきます!」プイ
P「待て待て、俺も行く」
響「来なくていいぞ!」
8 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:30:12.59 ID:ZXro/Wudo
響「来なくていいって言ったのに」
P「いいだろー、俺も喉かわいてんだよ」
響「ん~どれにしようかな」
P「俺はこれだな」ピッ
響「(あっ……いいな、自分もそれ飲みたいぞ。でもジャンプしなきゃ届かないな……)」
P「ん?響もこれがいいのか?押してやるよ」
響「じ、自分で押せるぞ!プロデューサーはどいててっ!」
P「ちっちゃいから無理しなくていいのに」
響「あっ!またちっちゃいって言ったな!」
P「いいじゃんかわいいじゃん」
響「も、もう!絶対プロデューサーの手は借りないから!」
9 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:32:09.04 ID:ZXro/Wudo
響「そりゃぁぁーっ!」タユン
P「(揺れた)」
響「それっ」ピッ
P「(あっ)」
響「!……うぎゃぁ~!隣のヤツ押しちゃったぞ~!!」
P「だから押してやるって言ったのに」
響「自分、ブラックコーヒーなんて飲めない……」
P「まったく……ほら、俺のやるよ」
響「え、いいの!?」
P「あぁ気にするな」
響「うわぁぁ、ありがとうだぞプロデューサー!」
響「ってこれ、飲みかけじゃないかぁ!」
P「一口だけだ問題ないだろ?」
響「えっ、う、うん……そうだよね」
10 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:35:01.54 ID:ZXro/Wudo
響「(ど、どど、どうするの!?か、間接キスだぞ!……ぅうぎゃぁぁ……)」ドキドキ
P「飲まないのか?」
響「の、飲むぞ!……」ドキドキ
P「遠慮はいらん」
響「……えいっ!」ゴクゴク
P「っしゃあああー!ひびきんと間接キスだああああ!!!」
響「ブフォオオオーッ!な、なな、何言ってるんだー!!」
P「いやぁ、夢が叶いました」
響「へ、変態プロデューサー!!!」
P「一向に構わん!」
響「開き直るなー!」
P「おや?俺の目には響も間接キスを意識していたように見えましたが?」
響「!……し、してないっ!」
P「おっ、ここに缶の飲み口を恥ずかしそうに眉をハの字にしてじーっと見つめてる響の写真が」
響「うぇぇっ!?いつの間に撮ったんだ!?」
11 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:37:29.51 ID:ZXro/Wudo
P「最近のアプリはシャッター音をだな」
響「今すぐ消してよぉ!」
P「断る!待ち受けにするんだ」
響「もぅ……恥ずかしすぎるーっ!」
P「心配するな、可愛いから。うわぁ、なんだこれ、天使か天使なのか?」
響「うぅ……そ、そんなに自分の写真がほしいなら!プロデューサーがそう思うなら、いくらでも撮らせてあげるさ~!」
P「!?」
響「だから、それは消してよ(な、何言ってるんだ~!自分!)」
P「ほう」ピッサクジョ
P「消したぞ」
響「早すぎるぞ!」
12 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:39:35.64 ID:ZXro/Wudo
P「うわ~どんなポーズにしてもらおうかなぁ」
響「や、やっぱさっきのはなし!」
P「おいっ!それはホントにずるいぞ!」
響「しらないぞー!勝手に撮るほうが悪いんだろ!」
P「ぐっ……」
響「ふふーん!あんまり自分を舐めてるからそうなるんだ」
P「そうですか」
響「そうだぞ」
P「間接キス」
響「うぎゃっ!?」パシャッ
P「照れた顔もらいっ」
響「うぅぁ~!消してぇ~!」
P「ちょろいなぁ」
13 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:42:05.29 ID:ZXro/Wudo
P「ところで響、ちょっと財布見せてくれないか」
響「うぁ?なんで?そんなことより早く消してよ」
P「わかったわかった、見せてくれたら消すから」
響「ホントに?それなら、はい」
P「どれどれ……可愛らしい財布じゃないか」
響「……あっ!!や、やっぱり返して!」
P「なに焦ってんだ?」タカイタカーイ
響「ちょっ、上にあげるなー!」ピョンピョン
P「ん?なんだこれ?写真か」ピラッ
響「うあぁぁーっ!!だめぇぇーっ!!絶対見ちゃだめだぞ~~~!!」
P「……お、おふ……あの響、これって……」
響「あぅ……だめって言ったのに……」
P「俺の写真?だよな」
響「……」
P「響さん?」
響「うぎゃぁぁぁ~~~っ!!」
P「あ、逃げた」
14 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:44:39.24 ID:ZXro/Wudo
ガチャッ
P「おーい響!いるのか?」
響「(もうプロデューサーの顔みれないぞ……恥ずかしくて死にそうだぁっ)」
P「さっきは俺が悪かった、だから出てきてくれー」
響「(無理だぁ……絶対無理だぞ!)」
P「こんなところにいたのか」
響「(うぅ……)」
P「なにをソファの上で丸まってるんだ」
響「……恥ずかしいんだもん……」
P「恥ずかしいことなんてないさ」
響「もうプロデューサーの顔みれないよ」
P「やれやれ……」ギュ
響「うぎゃっ!?」
15 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:49:30.23 ID:ZXro/Wudo
P「こうすれば顔は見えないだろ?」
響「う、うん……」
P「少し汗かいてるな」
響「走ってきたからね……んん、やっぱり離れてよ」
P「それがまたいいんだよ」
響「ふふっ……やっぱりへんたいだね」
P「それにしても、俺の写真か」
響「あぅ……」
P「うれしいなぁ」
響「!……ホント?」
P「あぁ、めちゃくちゃうれしいぞ!」
響「でもやっぱり恥ずかしいよ」
P「そうか?それじゃあこれは二人だけの秘密な?」
響「二人……だけの……それって……」
響「うがぁぁー!それはそれで恥ずかしいぞーっ!」
16 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:50:55.66 ID:ZXro/Wudo
P「たださ」
響「なに?」
P「ずるくない?」
響「え?」
P「響だけ写真持ってるのずるくない?」
響「そ、それは」
P「響が持ってるなら、俺も響の写真持ってないとずるいよな?」
響「うがーっ!もう分かったさ!撮らせてあげればいいんでしょ!」
P「折れたか」
響「折れたぞ……」
17 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:54:01.20 ID:ZXro/Wudo
P「ふぅ……今日も残業残業」カタカタカタ
小鳥「ちょっと休憩しましょうか」
P「そうですね」
小鳥「あれ?プロデューサーさん、待ち受け変えたんですか?」
P「気づいてくれましたか。かわいいでしょう」
小鳥「あらっ……ほんと、かわいいですね。ふふっ」
P「ええ、最高の笑顔ですよ!」
おわり
18 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] :2013/07/30(火) 22:56:31.45 ID:ZXro/Wudo
短いですけどおわりです。
もうちょっと何とかできたかな……
19 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2013/07/30(火) 22:59:50.50 ID:8SxTF5Hao
響可愛すぎる…もっと続けてもいいのよ?
転載元:響「今日も、あー……つー……いー……ぞぉぉぉ゛ぉ゛ぉ゛」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375189666/
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響きかわいいよ響
[ 2013/07/31 15:44 ]
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