2013
02/28
木
1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/27(水) 23:15:24.07 ID:QYOc56Iu0
ぴんぽーん
P「はーい」
智絵里「お、おはようございます……」
P「智絵里ちゃんおはよう、今日はどうしたの?」
智絵里「あの、栞を作ったので……その……どうぞ……」
P「ありがとう、綺麗に作ってあるね」
智絵里「は、はい……」
P「うん、大事な本に使わせてもらうよ」
智絵里「だ、大事な……はう……」
P「……うん?」
智絵里「あの……失礼しましたっ」
たたたたた……
P「……へー、四つ葉のクローバーか」

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4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/27(水) 23:21:00.69 ID:QYOc56Iu0
「あら、智絵里ちゃんどうしたんでしょう」
P「さあ?」
「何か貰ったんですか?」
P「うん、栞を」
「それは見ればわかりますが、何か貼り付けてあるんですか?」
P「これ、これこれ」
「みーえーまーせーんー!」
P「どうぞ、頑張って」
「ちっちゃいからって馬鹿にしないで下さい!」
P「あははは、四つ葉のクローバーだよ」
「わぁ、本当ですね!」
P「ちっちゃいねー」
若葉「ちっちゃいからって何ですか!」

7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/27(水) 23:28:54.28 ID:QYOc56Iu0
びちゃ
P「あぶね、鳥のフンか」
「あわわわ……すいませんすいません……」
P「いやいや、避けたからね」
「ごめんなさい私のせいですすいませんすいません……」
P「いや、避けたってば」
「ごめんなさいごめんなさい……」
P「ほたるちゃん!」
ほたる「ひぅっ」
P「ほたるちゃんのせいじゃないからね、安心してね?」
ほたる「心配かけてしまって……すいません……」
P「うーん……」

9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/27(水) 23:35:09.96 ID:QYOc56Iu0
「ねぇねぇPくん! 新しい変身フォーム考えたから見てて!」
P「おー、見せてごらん」
「行くよー! ムーンクリスタルパワー! メーイクアッ」
P「だめ!」
「えー、なんでー!?」
P「もうそれ既にあるからね」
「でも、見たこと無いよ?」
P「そりゃあ、千佳ちゃん生まれる前だからなぁ」
千佳「そっかー、今度DVDで見てみる!」
P「うんうん」
千佳「じゃあ次の変身フォームね!」
P「え、まだあるの?」

12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/27(水) 23:42:20.32 ID:QYOc56Iu0
P「うーん、やっぱりそう簡単に見つかるものじゃないな」
ほたる「そうですね……もっと探さなきゃ」
がさがさ
智絵里「あれ……Pさん? ほたるちゃん?」
P「お……お? あった! あったぞ!」
ほたる「こ、こっちもです……!」
P「これで智絵里にお返しができるな!」
ほたる「はい……!」
P「さて、智絵里にばれないように帰らないとな」
智絵里(わ……見つかっちゃう……)
P「押し花ってどう作ればいいのかな」
ほたる「多分ですけど……ティッシュに挟んで本に閉じこむんだと思います」
13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/27(水) 23:48:07.51 ID:QYOc56Iu0
P「よし、早速帰ったら作ろう!」
ほたる「はい……楽しみ、ですね」
P「そうだな、まさか2日かかるとは思わなかったけど」
ほたる「はうぅ……運無くてすいません……」
P「でもその分、見つけたとき嬉しいよな」
ほたる「……はい!」
P「智絵里は喜んでくれるかな」
ほたる「智絵里お姉ちゃんは……喜んでくれます、絶対」
P「よーし、さっさと帰るぞ」
ほたる「はいっ」
こそこそ
智絵里(お返し……嬉しいな……えへへ)
15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/27(水) 23:54:22.87 ID:hFTprOtRO
ゆかり
響子
ままゆ
ちえりん
これで姉妹設定で見てみたいな
17 : >>15 年齢的に無理ですはい:2013/02/27(水) 23:56:01.30 ID:QYOc56Iu0
P「ねむ……」
どたどたどた
P「……ふぁあ……」
どたばたばた
P「…………」
がしゃーん!
P「なんだ!?」
ぴんぽーん
P「Pですー! 何かあったんですか!?」
若葉「Pさーん!」
P「おっと、どうしたの?」
若葉「もう私じゃ手に負えないんですー!」
19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:02:00.62 ID:xBPwfhrr0
P「あら、いつもどおりですね」
若葉「そんなこと言ってる場合じゃないです!」
P「それで……一体何が?」
ほたる「わ、私が悪いんですー!」
智絵里「ううん、わたしがわるいの……」
千佳「もー! 話が先に進まないでしょー!」
ほたる「ごめんね千佳ちゃん、私のせいで……」
智絵里「ううん……悪いのはわたしだから……」
千佳「謝ってばかりじゃ解決しないよー!」
ほたる「ごめんね……」
智絵里「ごめんね……」
20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:07:22.54 ID:xBPwfhrr0
千佳「そうじゃなくてぇ……」
P「はいはい、何があったの」
千佳「あ、Pくん!」
智絵里「あの、わたしが悪いんです」
ほたる「智絵里お姉ちゃんは悪くないんです……悪いのは私です」
若葉「これどうしたらいいんですか……」
P「……うーん……」
智絵里「ほたるちゃん、本当にごめんね……」
ほたる「ううん……私が……」
千佳「うー……」
若葉「はあ……」
22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:12:01.72 ID:xBPwfhrr0
P「よしわかった、智絵里から話をしてくれ」
智絵里「は……はい……」
P「落ち着いてからでいいよ」
智絵里「だ、大丈夫です……」
P「うん」
智絵里「あ、あの……わたしが悪いんです……」
P「……それで?」
智絵里「ほたるちゃんは……悪くないです……」
P「うん」
智絵里「それで……あの……終わりです……」
P「…………ん?」
智絵里「……?」
23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:13:39.87 ID:8O3rVdpJ0
なんのこっちゃww
26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:17:29.01 ID:xBPwfhrr0
若葉「……あのー、智絵里ちゃん」
智絵里「うん」
若葉「何があったか、説明した?」
智絵里「うん……わたしが悪くて……ほたるちゃんは悪くないって……」
若葉「あーん! そうじゃなくてー!」
P(本当にハタチかこの人)
若葉「何があってこういう話になったか説明しなきゃ!」
智絵里「そっか……ごめんね……」
若葉「謝らなくていいから、Pさんに説明してね?」
智絵里「うん……」
P「それで、何があったの?」
智絵里「えっと……その……」
P「……うん」
智絵里「わたしが、悪いんです……」
P「むむむ」
27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:20:04.08 ID:PDLnT2WKO
チエリストならちえりんが何を言わんとしてるかは分かるよな?
28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:21:29.80 ID:OH9mPfhO0
>>27
当たり前だろうが
29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:23:14.32 ID:xBPwfhrr0
千佳「『むむむ』じゃないよー……どうしよう……」
P「なんだ、簡単なことじゃないか」
若葉「名案でも!?」
P「ほたるから話聞きます」
智絵里「ごめんなさい……」
P「ううん、もう一回整理してからでいいよ」
智絵里「はい……」
若葉「智絵里ちゃんは私が見てますね」
P「頼むわ」
若葉「ええ、お姉さんですから」
P「はいはい」
若葉「もうっ、撫でないでくださいって」
30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:28:11.55 ID:xBPwfhrr0
P「ほたるー」
ほたる「はいっ、ここにいますっ」
P「何があったか教えてくれないか?」
ほたる「あの、智絵里お姉ちゃんは悪くなくて……」
P「ストップ!」
ほたる「はいっ、すいません……」
P「悪い悪くないはもうたっぷり聞いたから、何があったかだけ教えてくれ」
ほたる「あのですね、智絵里お姉ちゃんがお皿を運んでたんです」
P「うん」
ほたる「私が、智絵里お姉ちゃんにぶつかっちゃったんです……」
P「ほうほう」
34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:33:33.03 ID:xBPwfhrr0
ほたる「そして、お皿が割れちゃったんです……」
P「なるほどね、ほたるは智絵里に気付かなかったのか?」
ほたる「気付いてたけどもうそのときには……」
P「そうか、とりあえずほたるは悪くないな」
ほたる「でも智絵里お姉ちゃんは……」
P「まあまあ、智絵里にも聞いてみるから」
ほたる「お願いします……」
千佳「さすがPくん! ほたる姉ちゃん元気になったね!」
P「いや話聞いただけだけど……」
千佳「魔法使ったの?」
P「そんなまさか」
千佳「すごいねー」
37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:39:20.90 ID:xBPwfhrr0
P「いやいや」
若葉「ほたるちゃんにお話聞いてきたんですか?」
P「うん、大体わかったわ」
若葉「それじゃあお任せしますね!」
P「自分で解決しようとしないの?」
若葉「頼もしいので、頼っちゃいます」
P「……はぁ」
智絵里「あの……」
P「ほたるから大体聞いたよ」
智絵里「ごめんなさい……」
P「ん、謝る必要無いさ」
40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:44:40.24 ID:xBPwfhrr0
なで なで
智絵里「ひゃっ……」
P「お皿運んでた時智絵里はほたるに気付かなかったのか?」
智絵里「いえ……気付いたんですけど、そのときには……」
P「そうか、もうちょっと注意しような」
智絵里「はい……ごめんなさい……」
P「謝らなくていいから、お皿片付けような」
若葉「もうやっておきました!」
P「流石若葉、やるねー」
若葉「えっへん、お姉さんなんですからね!」
千佳「若葉姉ちゃんやるー!」
若葉「いぇいいぇいっ、ですよー」
P「撤回するわ」
43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 00:53:01.27 ID:xBPwfhrr0
千佳「Pくん! アレやって!」
P「恥ずかしいんだぞアレ」
ほたる「あの、アレって何ですか?」
P「じゃあ千佳もあれやれよ!」
千佳「えー、千佳も恥ずかしいもん」
P「千佳があれやらないならアレやらないよ」
千佳「Pくんがアレやるって約束するならあれやるよ!」
ほたる「あの、アレとあれって? 千佳?」
千佳「アレやってくれないならやらないもん!」
P「だから俺もやんないって!」
ほたる「一体何の事なんですか……?」
44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 01:00:11.05 ID:xBPwfhrr0
智絵里「えーっと、うーん……」
千佳「智絵里姉ちゃん、何してるの?」
智絵里「千佳ちゃん……宿題だよ」
千佳「うーん、えっくす? なにこれ」
智絵里「わかんないよね」
千佳「うん! 若葉姉ちゃんは?」
若葉「うーん……うーん……」
智絵里「知恵熱出しちゃった……」
千佳「こういう時頼りにならないねー」
智絵里「こらっ」
千佳「えへへ、タオル乗せてあげよっと」
智絵里「お願いね」
P「うおおおお……わかんねぇ……」
45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 01:09:59.94 ID:xBPwfhrr0
P『キバット! メダルを!』
チャリンチャリンチャリン
P『見ててください……俺の、変身!』
千佳「すごーい! 鏡にベルト映ってる!」
―standing by ...―
P『ヘシン!』
―サイクロン! ジョーカー!―
千佳「きゃー! かっこいー!」
―CHANGE BEETLE―
P『俺、参上!』
P「どうよこれ」
千佳「すごいよこれ!」
P「すごい合成だろ? 作ってもらったんだ」
千佳「千佳のもお願いしてー! 素敵な魔法少女ラブリーチカになっちゃうよ!」
48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 01:16:41.73 ID:xBPwfhrr0
P「……」
ほたる「すいませんすいませんすいません……」
P「あー、うん」
ほたる「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」
P「悪気は無いのは知ってるんだ、うん」
ほたる「すいませんすいません……」
P「ほたるの優しさは嬉しいんだけどさ」
ほたる「は、はい……すいません」
P「ちゃんと確認はしようよ、ね?」
ほたる「すいませんすいません……」
P「塩コーヒーは、いくらなんでもだめだ」
49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 01:18:44.64 ID:TAG05IWv0
苦しょっぱい……?
想像出来ない。
51 : >>49 やってみ、天国いけるから:2013/02/28(木) 01:22:28.09 ID:xBPwfhrr0
P「……」
智絵里「ご、ごめんなさい……」
P「いや……ね?」
智絵里「今度から……気をつけます……」
P「うん、まぁいいけどさ」
智絵里「舞い上がってたわたしが悪いんです……」
P「それは俺にも言えることだけどね、うん」
智絵里「と、とにかくごめんなさい……」
P「いやいや、洗えばいいだけだから」
智絵里「はい……」
P「うん、あんかけチャーハンを持って俺の家に突撃するのは次からやめてね」
53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 01:28:30.59 ID:xBPwfhrr0
P「……」
千佳「ごめんね……」
P「うーん、今回は俺が悪いと思うよ」
千佳「そんなことないよ!」
P「そうかな、絶対俺が悪いと思うんだけど」
千佳「で、でも千佳もちゃんと確認しなかったし」
P「そうだね、インターホンくらい鳴らそうね」
千佳「うん、そうする……」
P「というか家に入ったなら呼びかけてよ」
千佳「びっくりさせようと思って」
P「うん、着替え中だった俺が悪いね」
56 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 01:33:33.22 ID:xBPwfhrr0
P「……」
若葉「ごめんなさいごめんなさい」
P「あのね、俺だって本当は言いたくないんだよ」
若葉「はい……」
P「でもさ、言わないといけないわけさな」
若葉「うー……」
P「そんな上目遣いしてもだめ」
若葉「取り付く島もありません……」
P「悪いのは若葉なんだからね? 反省してる?」
若葉「してますー……」
P「じゃあもうはしゃいで迷子にならないって約束できる?」
若葉「できます、できますっ」
P「遊園地ではぐれると大変だからね、妹達も呆れるからね」
57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 01:38:50.44 ID:xBPwfhrr0
若葉「Pさん、今度の土曜日空いてますか?」
P「ん、大丈夫だよ」
若葉「良かった、私達も暇なんです!」
P「そっか、じゃあ」
若葉「はいっ」
ばたん
若葉「……はっ! 違うんですー! あけてくださいー!」
がちゃ
P「……何なのよ」
61 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 01:45:38.22 ID:xBPwfhrr0
若葉「えっと……土曜日ですね、一緒にピクニックでもどうですか?」
P「ピクニック?」
若葉「はい、近くの河川敷ででも」
P「いいね、乗るよ」
若葉「わかりました! それじゃあ土曜日の午前中に出発ですからね~」
P「りょーかい」
若葉「お邪魔しましたー」
ばたん
若葉「よし、お弁当の準備しなくちゃ」
62 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 01:51:14.08 ID:xBPwfhrr0
若葉「さあ、お料理始めるよ!」
千佳「おー!」
智絵里「ほたるちゃん、Pさんの好きな食べ物のリストを……」
ほたる「ここにありますっ」
若葉「よしよし……えー……」
智絵里「姉さん……どうしたの?」
若葉「ほたるちゃん、ちゃんと確認しようね」
ほたる「……へ?」
若葉「これ、ほたるちゃんが集めてる……Pさんの色んなデータだから……」
ほたる「はぅぅ!? そそそそのノートじゃないの!」
智絵里「ほたるちゃん……大胆……」
千佳「すごいねほたる姉ちゃん!」
ほたる「ひえぇ……見られちゃった……」
64 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 02:00:12.65 ID:xBPwfhrr0
千佳「今度千佳にも見せてね!」
ほたる「えぅ!? だ、だめだから!」
智絵里「あ、そんなにほたるちゃんを刺激しちゃうと……」
ずどん!
うおおおお!? テーブルの脚折れたああああ!?
若葉「ああ……Pさんが……」
ほたる「Pさんに……ごめんなさいごめんなさい……」
智絵里「今は……お料理することだけ考えて……ね?」
ほたる「う……うん……」
若葉「本物のPさんの好物メモちょうだい?」
ほたる「……はい」
若葉「……うんうん、これならみんなで作れそうだね! 頑張ろう!」
智絵里「うん……Pさんに喜んで貰おう……ね」
ほたる「が、がんばる……」
千佳「素敵な魔法はきっと愛情~♪」
66 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 02:06:10.04 ID:xBPwfhrr0
若葉「おっはようございまーす♪」
千佳「Pくん! おきてー!」
智絵里「そ、そんなに大きい声出しちゃ迷惑だよぉ……」
ほたる「そ……そうだよ……」
がちゃ
P「起きてるよ、おはよう」
若葉「おはようございますっ」
千佳「おはよー!」
智絵里「おはようございます……Pさん……」
ほたる「朝からごめんなさい……おはようございます……」
P「支度も終わってるから、行こうか」
千佳「おー! ねね、手つなご?」
P「はいはい」
67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 02:11:36.44 ID:xBPwfhrr0
若葉「千佳ちゃん、良かったね」
千佳「うん!」
P「反対側は……若葉でいいか」
若葉「へっ?」
智絵里「え……その……」
ほたる「……若葉お姉ちゃん……ですか?」
P「うん、こいつ前科あるからね」
ほたる「あー……」
智絵里「納得、ですっ」
若葉「こ、こらー! お姉さんをそんな扱いしちゃだめ!」
千佳「遊園地で迷子になってたもんね」
P「あっちにフラフラ、こっちにフラフラと……しないと約束するなら手を離すけど」
68 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 02:16:16.42 ID:xBPwfhrr0
若葉「しませんよー!」
P「じゃあ……ん、ほたる繋ぐか?」
ほたる「わ、私ですか……?」
P「いやならいいけど」
ほたる「お……お願いします……」
ぎゅう
P「手冷たいな……大丈夫か?」
ほたる「冷たくてすいません……」
智絵里「でも、手が冷たい人は心が温かいっていうから……」
70 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 02:21:42.40 ID:xBPwfhrr0
若葉「そうだよー」
千佳「ほたる姉ちゃんはね、すっごく優しいんだよ!」
P「そうなのか?」
千佳「うん! この前もねー」
ほたる「わわ……言わなくていいから」
智絵里「ふふ……照れてるほたるちゃんも面白いかも」
若葉「そうだねー……あ、にゃんこだよにゃんこ! どこ行くのー?」
P「言ったそばからそれか! おい長女!」
71 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 02:27:09.95 ID:xBPwfhrr0
P「風が気持ちいいな」
若葉「そうですねーそうですねー」
千佳「若葉姉ちゃんいつまで拗ねてるの?」
P「もうほっとけ」
智絵里「ほっときます……Pさん、あの……」
ほたる「みんなで……お弁当作ったんです……」
P「おお、期待してるんだよ」
千佳「千佳もちょっとだけど手伝ったんだよ」
P「みんなで協力して作ってくれたのか、嬉しいな」
若葉「私が一番頑張ったんですよー、ですよー」
P「そら長女だからそうだろうよ、ご苦労さん」
若葉「それでですね! みんなでPさんの好きなおかずを作ってみたんですよ!」
73 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 02:36:18.41 ID:xBPwfhrr0
ほたる「若葉お姉ちゃん……復活早い」
智絵里「しっ」
千佳「千佳はね……このサラダ!」
P「どれどれ……うん、シャキシャキしておいしいよ」
千佳「やったー!」
P「……ん? この卵焼きは?」
ほたる「わ、私です……焼きすぎました……ごめんなさい……」
P「大丈夫……ダシ巻きにしたんだね、うん美味い」
ほたる「よ……良かったです……嬉しい……」
智絵里「Pさん……か……唐揚げ……どうですか……?」
P「智絵里は揚げ物もできるのか、すごいな」
智絵里「えへへ……頑張っちゃいました」
74 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 02:41:08.49 ID:xBPwfhrr0
P「うんうん、頑張りが伝わってくるよ」
智絵里「良かった……」
P「それで、若葉が作ったのは?」
若葉「ふんだ、残り全部私ですよーだ」
P「ええ!? 結構量あるぞ!」
若葉「お姉ちゃんだから頑張ったんですよーだ」
P「そうだったのか……」
なで なで
P「お疲れ様、どれも美味しそうだ」
若葉「ぷん、もういいですっ」
P「はいはい、帰りは手つなぐから機嫌直してくれ」
若葉「仕方ないですね~♪」
P「……」
76 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 02:46:36.92 ID:xBPwfhrr0
P「今日は楽しかったよ」
若葉「はいっ♪ 私達も楽しかったです」
智絵里「お弁当……大成功だね……えへ……」
P「ああ、また頼むよ」
ほたる「はい……頑張ります……」
千佳「また明日ね!」
P「明日……? とりあえずおやすみ」
千佳「おやすみー!」
ほたる「おやすみなさい、です」
智絵里「Pさん、おやすみなさい」
若葉「おやすみなさいです♪」
おわり
77 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 02:48:46.28 ID:xBPwfhrr0
な が い (小並感)
これで全属性4姉妹終わったね
支援ありがとうね
78 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 02:52:08.91 ID:YX2k+iCF0
まだトレーナー四姉妹が
79 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] :2013/02/28(木) 02:53:11.93 ID:pHkjC1fY0
乙乙
で、二週目はどの属性から行くんだね?
81 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 02:59:17.11 ID:8O3rVdpJ0
おっつおっつ
2周目楽しみです
82 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 03:01:26.38 ID:nqI0pQeU0
おっつ
引用元:モバP「お2階キュートな4姉妹」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1361974524/
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AFTER モバP「まゆが怖いって、何言ってるんですか」
BEFORE P「あふぅとドライブに行きたい」
16941
▼返信コメ
若葉さんSRキタアァァァーーーーーッ!!! オメ!
つか、この作者って実は再登場知っててこういう人選したのか?
クールの時もはやみんがバレンタインで再登場したし
つか、この作者って実は再登場知っててこういう人選したのか?
クールの時もはやみんがバレンタインで再登場したし
[ 2013/02/28 23:14 ]
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若葉さんって子どもなのは見てくれだけかと思ってたけど
中身まで子どもだったのか