2013
02/22
金
1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 21:45:38.76 ID:lE9TwYXk0
輿水幸子(14)

幸子「プロデューサーさん、何やってるんですか? 暇なんですか? ならボクのことでも考えていてくださいよ」
幸子「プロデューサーさん、お仕事は大成功でしたね? まぁ、ボクにとってはこの程度当然ですけど。褒めてくれてもいいんですよ?」
幸子「プロデューサーさん、のどが渇きましたね……なにボーっとしてるんですか? 一緒に飲み物でも飲んで休もうって言ってるんですよ」
幸子「プロデューサーさん、どうでしたかボクのレッスンは! まぁ、あの程度のメニューは軽くこなせちゃいますよ。なんといってもボクはカワイイので!」
幸子「プロデューサーさん、さえない顔してますね! ボクを見て元気を出してください!」
幸子「プロデューサーさん、もっとボクを見てください!」
幸子「プロデューサーさん!」
P「……いちいちベタベタとしつこいな」
P「幸子泣かす」
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4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 21:55:57.83 ID:lE9TwYXk0
P「……」
幸子「おや、プロデューサーさん! ふふん、今日もさえない顔をしていますね」
P「……」
幸子「まぁ、ボクを見れば元気になること間違いなしでしょうけど! なんといってもボクはカワイイですからね」
P「………」
幸子「……プロデューサーさん? どうしたんですか?」
P「………」
幸子「さては悪いものでも食べましたね? はぁ、やれやれ本当にあなたって人は迂闊なんですから! 食生活はきちんとしてくださいって言ってるじゃないですか」
P「………」
7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 22:04:30.13 ID:lE9TwYXk0
幸子「そんなあなたのために、優しいボクはきちんとしたごはんを用意してあげました」
P「………」
幸子「どうです? うれしいでしょう! やっぱりボクはすごいですね。料理だってできちゃうんです」
P「………」
幸子「ボクの手作りですよ! ほら、泣いて喜んでくれてもかまいませんよ?」
P「………」
幸子「……ねぇ、何か言ってくださいよ」
P「……おい」
幸子「! な、なんですか? ふふん、まぁボクにとっては朝飯前ですけど感謝しているっていうならその気持ちは受け取ってあげても――」
P「……」グイッ
幸子「きゃっ……!? な、なにするんですか!」
P「何ケガしてるんだ、バカが」
幸子「えっ……」
11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 22:08:29.41 ID:lE9TwYXk0
幸子「か、勘違いしないでくださいよ! 別にこのケガは……」
P「ふざけるな。自分の商品価値を落とす気か?」
幸子「しょ、商品だなんて……ボクのカワイさには一切遜色ないですし、これぐらい……」
P「うるさい。勝手なことをするな」
幸子「だ、だけど!」
P「………」
幸子「……わ、わかりました。しかたないですね……」
P「わかればいい。二度とこんな真似はするな」
幸子「……ふんだ。頼まれたって作ってあげませんからね!」
13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 22:15:18.21 ID:jAupt98x0
バッドコミュニケーション!
14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 22:17:37.86 ID:lE9TwYXk0
P「………」
幸子「……なんですか? 今更後悔したって遅いですからね!」
P「………」
幸子「い、言いたいことがあるなら言ってくださいよ。気がきかない人ですね」
P「………」
幸子「……ふ、ふーんだ」
P「………」
幸子「……」
P(……そろそろ仕事の時間か)スッ
幸子「どうしたんですか? ボクを置いてどこかに行く気なんですか?」
P「……仕事だ」
幸子「あぁ、そういえばそうですね! ボクのカワイイところを見たいってファンが大勢待ってますもんね!」
17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 22:29:19.81 ID:lE9TwYXk0
幸子「ふふん、最近は忙しくなってきましたね。まぁ、ボクがカワイイので引っ張りだこになるのも仕方ないんですけれどね」
P「………」
幸子「そんなボクにお仕事をもってきてくれるプロデューサーさんは、なかなか偉いですね! 褒めてあげましょう!」
P「………」
幸子「ボクに褒めてもらえてうれしいですか? うれしいですよね! それなら素直に喜んでくれてもかまいませんよ!」
P「………」
幸子「ちょっと、聞いてるんですかプロデューサーさん?」
P「運転中だ。静かにしてろ」
幸子「……むー、なんですかその態度は! まったくレディの扱いがなっていませんね! まぁボクは優しいので許してあげますけれど」
P「………」ドンッ
幸子「ひゃっ……!?」
P「うるさい」
幸子「……む、むぅっ……! ふんだ、ふーんだ! いいですよーだ! おしゃべりしてほしいって言ってもしてあげませんからね!」
19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 22:40:05.40 ID:lE9TwYXk0
――――
――
幸子「収録は終わりましたよ。まぁ、ボクにかかればあの程度の内容は軽いものですけど!」
P「………」
幸子「ほら、何か一言ないんですか? 感想は?」
P「……別に」
幸子「な、なんですかその言い方は! ボクがせっかく無事に収録を終わらせたっていうのに!」
P「あの程度は軽いんだろ。なら別に」
幸子「……ふん。そうですけど」
P「………」
幸子「……でも、だけど……頑張ったんだから少しぐらい……」
P「………」
幸子「……ふーんだ! いいです。帰りましょう!」
22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 22:45:36.85 ID:0iLcEluZ0
幸子がもしうたばんに出たら・・・
26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 22:49:28.56 ID:ix3V9maK0
>>22
貴さんに好かれるかどうかが問題だな
23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 22:46:27.05 ID:lE9TwYXk0
ブロロロ…
幸子「……」
P「………」
幸子「……」
P(……少しはきいたか。車の中であれこれと騒がしくするのはなくなったな)
幸子「……あー、あー」
P「………?」
幸子「んっんー、さっきの収録は無事終わったと思いましたがなんだかのどの調子が悪いですねー。おかしいなー」
P「………」
幸子「どうしようかなー、この後はレッスンの予定でしたけどこのままいくべきかなー」
P「……おい」
幸子「あ、なんですか? ひょっとしてボクの独り言が聞こえてましたか?」
P「ならレッスンは中止だ。帰れ」
幸子「え? いや、でも……」
P「いいから帰れ。荷物を取りに事務所にいくぞ」
32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 22:57:15.26 ID:lE9TwYXk0
P「………」
幸子「……荷物、とってきました」
P「………」
幸子「ほ、本当にレッスン中止にしちゃうんですか? いいんですか?」
P「さっさと乗れ」
幸子「う……だ、だけど」
P「………」
幸子「……何か言ったらどうなんですか。ボクが休んだら困るんじゃないですか? ほら、話だけなら聞いてあげますよ?」
P「………」
幸子「……」
P「………」
幸子「……ふんだ……もう、いいです。帰ります」
34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 22:59:28.60 ID:MfeelcJ2O
仕事なのに個人感情挟んじゃうポンコツPですか
36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:01:29.53 ID:lE9TwYXk0
P「………」
幸子「……」
P「………」
幸子「……」
P「………」
幸子「……はぁ」
P「………」
幸子「……」
P「………」
ブロロロ…
37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:10:47.62 ID:lE9TwYXk0
幸子「……送ってくださってありがとうございました」
P「………」
幸子「だんまりですか。ふーん……別にいいですけどね。レッスンは別の日に回すんですか?」
P「………」
幸子「まぁ、それでもかまいませんけど。プロデューサーさんがスケジュールを組んでくれているわけですし文句はありませんから」
P「……いいからさっさと家に入れ。寝てろ」
幸子「別にもう少しおしゃべりしててもいいんですよ? それともプロデューサーさんはこの後用事でもありましたっけ?」
P「………」
幸子「……なんなんですか、もう……わかりましたよ。今日は早めに寝ますから」
P「………」
39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:12:41.94 ID:fC9JlFXL0
幸子は愛でてこそかわいいのに
41 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:18:26.94 ID:lE9TwYXk0
――――
――
幸子「おはようございます」
P「………」
幸子「……返事が聞こえませんけど。なんですか?」
P「……レッスンだ」
幸子「え? でも今日は……」
P「いいからいくぞ」
幸子「あ、ちょっと……なんなんですかっ!」
P「………」
46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:24:05.92 ID:lE9TwYXk0
幸子「はぁ……まったく、来てすぐにレッスンだなんてプロデューサーさんはめちゃくちゃですね!」
P「………」
幸子「まぁ、ボクはカワイイですからね。多少無茶ぶりしたくなる気持ちもわかりますけど!」
P「………」
幸子「……何か言ってくださいよ。だいたい、お仕事は大丈夫なんですか?」
P「……この後だ。着替えろ」
幸子「え? でも……」
P「軽めに済ませたから時間はあるだろう。いくぞ」
幸子「……そうですけど、早めに来たのだってボクは本当は……」
P「………」
幸子「……ふんだ。わかりましたよ!」
47 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:29:47.00 ID:j5RT9ogi0
幸子に酷い仕打ちして蘭子とか可愛がりたい、目の前で
49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:32:42.01 ID:Im518HTZO
おい止めろ、さっちゃんみたいなベタベタの強依存の子を突き放すな(震え声)
55 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:37:01.80 ID:nQLEjV470
>>49
なんかこう突き放した挙句に一人で事切れてしまった幸子を抱きしめて
めっちゃ後悔したいというSともMともつかない衝動があるのは確か
52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:34:47.72 ID:lE9TwYXk0
――――
――
幸子「ふふん、どうですか? 流石はボクですよね! キチンとお仕事を成功させてきましたよ!」
P「………そうだな」
幸子「まぁ、ボクにとってはあの程度。朝飯前ですけどね!」
P「………」
幸子「ほら、どうですか? すごいでしょう!」
P「………」
幸子「……プロデューサーさん、なんで何も言ってくれないんですか?」
P「……別に」
幸子「別にって、なんですか。なんでボクにかまってくれないんですか?」
P「………」
幸子「……お仕事、うまくいきましたよ。ボクは頑張りましたよ?」
P「………」
53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:35:53.22 ID:6atDka5T0
やめろください
54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:36:35.03 ID:j5RT9ogi0
駄目だ…泣くまでナデナデするな…耐えろ…
56 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:43:11.64 ID:lE9TwYXk0
幸子「なのになんで……」
P「………」
幸子「あっ、プロデューサーさん! どこに行くんですか待ってくださいよ! 話はまだ終わってないんですよ!」
P「……トイレだ。鍵はやるから車にいろ」
幸子「別にそれぐらい待ってますよ? どちらにしろプロデューサーさんがいなきゃ動かないじゃないですか」
P「………」
幸子「……な、なんですか」
P「……トイレまでついてくる気か?」
幸子「そんなわけないでしょう! だいたい昨日からプロデューサーさんは変なんですよ! ボクがせっかく優しくしてあげているのにツンツンして」
P「……なら戻れ」
幸子「なんなんですか、まだ話は終わってません!」
P「……」ドンッ
幸子「っ……」
P「戻れ」
57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:44:39.61 ID:SV2Ta8EP0
台ドンいただきましたー
58 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:45:31.46 ID:7MauiZ7F0
肩突き放したんだと思った
59 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:47:10.80 ID:lE9TwYXk0
幸子「……」
P「………」
幸子「……わかりました。じゃあ戻ってますから」
P「……ああ」
幸子「……」
P「………」
P「………」
P「……」
62 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/21(木) 23:54:41.06 ID:lE9TwYXk0
P「………」
幸子「あ、お帰りなさい」
P「………」
幸子「ほら、ちゃんと車で待ってましたよ。何か文句でもあるんですか?」
P「……別に」
幸子「……そうですか、ならいいです」
P「………」
幸子「さて、次のお仕事はなんでしたっけ。ボクとしたことがうっかり忘れてしまいました」
P「………」
幸子「……あー、困るなぁ……教えてほしいなぁ……」
P「……ほら」
幸子「え? あ……手帳ですか……」
P「まとめてある。予備もあるからもっておけ」
幸子「……はい」
64 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:02:56.71 ID:NA5IixyU0
ブロロロ…
幸子「……この後はグラビアの撮影ですか」
P「………」
幸子「やれやれ、忙しいなぁ……仕方のないことなんですけれどね」
P「………」
幸子「だってボクはカワイイですから!」
P「……」ドンッ
幸子「ひっ」ビクッ
P「………」
幸子「……」
66 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:09:19.77 ID:GFWN0HXl0
なんでこんな糞男に執着してんだ
67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:10:27.84 ID:NA5IixyU0
P「……着いたぞ」
幸子「……わかりました、お仕事してきます」
P「………」
幸子「なんですか? ボクはちゃんとお仕事はこなしますよ?」
P「………」
幸子「……何か言ってくださいよ」
P「………」
幸子「……」
P「………」
幸子「……もういいです、いってきます」
68 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:11:26.11 ID:8/QmE+Bn0
こんな可愛い子を泣かせるなんて最低ですね
土下座してください
69 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:13:19.46 ID:kECRUaXEO
泣くより先に愛想つかされそうな雰囲気
70 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:15:18.34 ID:XKv0NBjY0
幸子が捨てられることはあっても幸子が愛想を尽かすことは絶対ない
73 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:21:14.02 ID:NA5IixyU0
幸子「ふふん、今回の衣装はなかなかですね! ボクに着られて衣装もきっと喜んでますよ!」
P「………」
幸子「ほら、感想はないんですか? カワイイでしょう?」
P「……いい衣装だな」
幸子「! そうですよね! ボクのカワイさをあますことなく表現できていると思いますよ!」
P「………」
幸子「プロデューサーさんもなかなかわかってるじゃないですか! やっぱりボクはカワイイですからね! 服もそれ相応じゃないといけませんよね!」
P「……さっさと撮影にいけ」
幸子「もっと褒めてくれてもいいんですよ? ほら、やっぱりボクはカワイイですけどプロデューサーさんがいうならまだ聞いていてあげてもいいというか」
P「………」ダンッ
幸子「ひぅっ」ビクッ
P「……いけ」
幸子「……ふ、ふーんだ! いいですよ! もうこの服着てるところ見れなくなるのに後悔しても知りませんからね!」
78 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:30:04.09 ID:NA5IixyU0
カメラマン「あー、いいですね! 可愛いですよー!」
幸子「ふふん、そうでしょう! ちゃんとカワイく撮ってくださいね?」
カメラマン「はーい! もう少し可愛いポーズお願いします!」
幸子「可愛いポーズですか。ボクがポーズをとればそれはつまりカワイイポーズってことになっちゃいますよね。なんといってもボクはカワイイので!」
カメラマン「うん、そうだねー! もうちょっとダイタンにお願いしまーす」
幸子「だ、だいたん? えっと……こういう感じですか?」
カメラマン「いえ、もう少しこう……ね、わかりませんか?」
幸子「……うーん、セクシー路線はちょっとよくわからないですね。カワイイ系でいいんじゃないですか?」
カメラマン「あー、今の時代はそこらへんを踏み込んだ方がいいんですよ。だからほら」
幸子「……踏み込む、ですか……」
79 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:35:41.76 ID:XKv0NBjY0
おいカメラちょっと代われ
81 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:37:01.90 ID:NA5IixyU0
幸子「こ、こんな感じですかね?」
カメラマン「そうですねー。はい、ありがとうございました!」
幸子「いえ、こちらこそ参考になりました。ありがとうございました」
カメラマン「はい?」
幸子「いえ、こちらの話ですからお気になさらず。ふふん……なるほど、セクシーですか」
P「………」
幸子「あぁ、プロデューサーさん。撮影見ていましたか?」
P「……ああ」
幸子「どうですか。ふふん、ボクはカワイイだけじゃなくてセクシーさもあるんですよ?」
P「………」
83 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:41:32.44 ID:NA5IixyU0
幸子「ほら、このポーズとかどうですか? プロデューサーさんが見たいなら、もっと見ててくれてもいいんですよ?」
P「……やめろ」
幸子「ひょっとして我慢できなくなりそうなんですか? ふふん、プロデューサーさんもお子様なんですね!」
P「……」ダンッ
幸子「っ」ビクッ
P「……事務所に戻るぞ」
幸子「……せくしーじゃだめなんですか?」
P「………」
幸子「……ふん、だ……いいです、べつに………」
84 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:43:30.67 ID:NiMmxzLtO
もう止めてやってくれ(懇願)
86 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:44:53.34 ID:2GJWE6+u0
折れたさっちゃんを甘やかすのがいいんじゃないかぁ
87 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:45:10.42 ID:1b3glAYU0
もうちょっと突き放してから甘えさせたら
完全依存しますわ
89 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:49:52.26 ID:NA5IixyU0
――――
――
P「……さぁ、荷物とってこい」
幸子「……プロデューサーさん」
P「………」
幸子「……ねぇ、プロデューサーさん。なんで相手にしてくれないんですか? ボクのこと、嫌いになったんですか?」
P「……荷物をとってこい。送るぞ」
幸子「だから、相手にしてくれないんですか……?」
P「………」
91 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:56:09.57 ID:NA5IixyU0
幸子「……ボク、ダメな子なんですか?」
P「………」
幸子「カワイイ、ですよね? だって、プロデューサーさんがカワイイって言ってくれて……それで……」
P「……荷物、俺がとってくる」
幸子「ま、待ってください! いかないでください。話がしたいんです」
P「………」
幸子「待って……まって、ください……おねがい、だから……」
P「………」
幸子「プロデューサーさん、みすてないで……わるいところがあったら、なおしますから……だから……」
P「………」
92 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2013/02/22(金) 00:57:12.34 ID:BHJV0xSV0
泣きそうなんだが
93 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:57:28.75 ID:+v7p9JbQ0
実は健気な幸子
96 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 00:57:58.74 ID:1b3glAYU0
ここからだよここから甘えさせるんだよ
100 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:03:11.64 ID:NA5IixyU0
幸子「やだ……やです……ボク、だって、プロデューサーさんが見てくれなきゃいやなんです……」
P「………」
幸子「だから……ごめんなさい、あやまります、ごめんなさい……すてないで……」
P「………」
幸子「……おねがい、します……おねがいします……グスッ…おねが、い……」
P「………」
幸子「……グスッ…ごめんなさい……ゆるしてください……」
P「……幸子」
幸子「ぷろでゅ、さ……ぼく、わるいこですか……? なおします、だから……ごめ、んなさい……」
104 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:09:29.24 ID:NA5IixyU0
P「………」
ぽふっ わしゃわしゃ
幸子「……グスッ……え……?」
P「………」
わしゃわしゃ…
幸子「ぷろでゅ、さ……さん……?」
P「………」
幸子「な、なでてくれるんですか? ねぇ、もっとなでてくれてもいいですよ?」
P「………」ピタッ
幸子「あ……」
P「………」
幸子「な、なんでとめ……?」
P「………」
108 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:12:19.71 ID:n+cFnhvE0
まだだ……!まだ焦らす……!倍プッシュだ……!
110 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:14:37.35 ID:QPs2LCUl0
幸子を素直にさせるための作戦じゃないか!(歓喜)
111 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:17:49.95 ID:NA5IixyU0
P「……荷物を取りにいくぞ」
幸子「あ、じゃあボクもいっしょにいきます! いいですよね、だめじゃないですよね?」
P「………」
幸子「ボ、ボクひとりでいけっていいませんよね? だって、いくぞ、っていってくれましたもん! いっしょですよね?」
P「……そうだな」
幸子「えへへ……どうですか、よくわかったでしょう! えらいですか?」
P「あぁ、えらいな」
幸子「……!」
P「………」
幸子「それじゃあ、荷物とりにいきましょう! 転ぶといけないので手をとってください」
P「………」
幸子「……いや、ですか?」
P「………」
113 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:22:21.94 ID:NA5IixyU0
P「………」
幸子「あ、待ってください!」
P「……なんだ?」
幸子「……あの……いっしょにいきたいので、てをにぎってください」
P「……」
グッ…きゅっ
幸子「あ……」
P「………」
幸子「えっと……嬉しいです。ありがとうございます……」
P「………」
116 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:27:49.08 ID:7MZpA/2n0
素晴らしい
117 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:28:58.58 ID:NA5IixyU0
P「………」
幸子「……プロデューサーさん、なんで最近冷たかったんですか……?」
P「……別に」
幸子「ボク、もっとかまってほしかったのに……」
P「………」
幸子「……素直な子のほうが、いいんですか? ボク、ダメな子でしたか……?」
P「……別に。幸子はもともと可愛いんじゃないか」
幸子「……ほ、本当ですか!? ボク、カワイイですか?」
P「あぁ、可愛いな」
幸子「そっかぁ……ちゃんと、まっすぐ聞いたら言ってくれるんですね……えへへ……」
P「………」
幸子「あ、ボクとっても嬉しいです! プロデューサーさんに褒めてもらうとすっごく、すっごく嬉しいんです! もっと褒めてほしいです!」
P「……そうか」
119 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:30:30.09 ID:QPs2LCUl0
なにこのかわいい生き物
120 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:30:38.67 ID:7MZpA/2n0
ほめられてのびる幸子
121 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:32:03.38 ID:Vve275Ct0
>幸子「あ、ボクとっても嬉しいです! プロデューサーさんに褒めてもらうとすっごく、すっごく嬉しいんです! もっと褒めてほしいです!」
あ、俺死んだわ
123 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:33:04.68 ID:NA5IixyU0
P「荷物、とってこい。更衣室には入れない」
幸子「わかりました! でも、いなくなっちゃだめですよ! すぐに戻ってきますからね! 絶対ですよ!」
P「……ああ」
幸子「じゃあいってきます……だめですからね! いなくなるとさびしいんですから!」
P「………」
ガチャッ バタン
P「……」
P「……どうしてこうなった?」
129 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:39:10.96 ID:NA5IixyU0
ガチャッ!
幸子「プロデューサーさん! いますか!」
P「……ああ」
幸子「えへへ、よかったぁ……じゃあ帰りましょう! あ、手をつないでください!」
P「………」
きゅっ
幸子「嬉しいです、ありがとうございます……えっと、できれば車の中でもおしゃべりがしたいんですけど……」
P「………」
幸子「……ダメ、ですか……?」
P「………」スッ
幸子「え? ……お弁当箱……?」
P「……うまかったよ」
幸子「あ……はい! えっと、ボクがんばったんですよ! ちょっと失敗して、手をケガしちゃったんですけど……でも目立たないし大丈夫かなって思ってました」
P「……気を付けろ」
幸子「はい! ケガしないようにしないといけませんよね! 心配してくれて嬉しいです!」
135 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:46:12.03 ID:NA5IixyU0
ブロロロ…
P「……セクシー路線は幸子にあわん」
幸子「そうですか? むー、ボクとしてはあれもありかなって思ってたんですけど。どこがダメなんですか?」
P「……もったいない」
幸子「もったいないって、どういうところがですか?」
P「せっかく可愛いんだからそのままで……ん」
幸子「か、カワイイ……えへへ……」
P「……」ドンッ
幸子「ひゃぅっ」ビクッ
P「………」
幸子「え……え……? な、なんでドンってしたんですか……? ボク、何かしちゃいましたか……?」
P「……虫がな」
幸子「む、むしですか? ボクに怒ったんじゃないんですか?」
P「……今回は特に」
幸子「そ、そっかぁ……よかったです。きらわれちゃったかとおもいました」
139 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:51:52.65 ID:NA5IixyU0
P「……ほら、ついたぞ」
幸子「あの、ドンってするのはびっくりするのでもうやめてくださいね?」
P「……あぁ」
幸子「えっと、あと……それから……」
P「………」
幸子「ボク、プロデューサーさんがいっしょにいてくれると嬉しいです。だから、これからもずっといっしょにいてくださいね!」
P「……ああ」
幸子「約束ですからね! やぶったら怒りますよ! 本当に怒っちゃいますよ!」
P「……わかった。ずっと見てるよ」
幸子「ずっと、ずーっとですからね! プロデューサーさんが困ってたらなんでもしますから、だからずーっと見ててくださいね!」
P「……うん」
140 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:52:57.33 ID:Vve275Ct0
なんなんだこのP…ここで抱きしめないとかそれでも男か
142 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 01:53:30.56 ID:f58g0zKJP
なんかもはやPがゲンドウっぽくすらあるぞ
144 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 02:02:17.45 ID:NA5IixyU0
P(それからというもの、幸子は)
幸子「プロデューサーさん、何をしてるんですか? あ、ボクはプロデューサーさんのこと考えてました!」
幸子「プロデューサーさん、お仕事が大成功ですよ! あの、ご褒美が欲しいです……褒めてくれますか……?」
幸子「プロデューサーさん……あの、よかったら一緒にお茶にしませんか? 次の予定まで、時間がありますし、ゆっくりしたいので……」
幸子「プロデューサーさん! レッスン頑張りました! えらいですか? ほめてください!」
幸子「プロデューサーさんは今日もイケてますね! ボク、元気が出てきましたよ!」
P(……ベタベタしつこい幸子との距離を離して、ついでに少々嫌われるつもりだったんだがな)
幸子「プロデューサーさん、あの……どうしたんですか? 何かあったんですか……?」
P「あぁ、いや……なんでもない。心配するな」
幸子「そっかぁ……えへへ……」
P(……最近はぴったりくっついて離れないんだよなぁ……)
151 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 02:08:54.60 ID:NA5IixyU0
P「……」
幸子「プロデューサーさん?」
P「……幸子と距離をとろうと思うんだが」
幸子「え……な、なんでですか? ボク、悪い子でしたか……? あ、あやまります! えっと、おべんとうは練習してるけどケガしないように気を付けてますし、えっと……」
P「………」
幸子「あの……お願いですから……ダメなところはなおします、だから……」
P「……ごめんな、冗談だよ」
幸子「あ……も、もうっ! いじわるなプロデューサーさんなんて嫌いになっちゃいますよ!」
P「……すまん」
ぽふっ わしゃわしゃ
幸子「ん……も、もう……いいです、けど……じゃあ、もう少しこうしていてくださいね……」
P「……」
わしゃわしゃ…
幸子「……もっと……ボク、プロデューサーさんがカワイイって言ってくれたら、ほかは何もいらないんです。だからもっと……」
159 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 02:13:43.74 ID:NA5IixyU0
P(……しおらしい幸子を見て以来、あのナマイキを言ってた幸子もただ不器用だっただけだと思うようになった)
幸子「……ふふん、まぁでも……プロデューサーさんが見ていたいっていってくれるならボクはどこまでだっていっちゃいますよ?」
P「そうか、すごいな」
幸子「だってボクは……」
P「……可愛いからな」
幸子「そ、そうですか……? えへへ……プロデューサーさんがカワイイって……」
P(……ダメだ、もう……幸子のことを泣かせそうにはないな……)
おわり
161 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 02:14:52.76 ID:NA5IixyU0
幸子いぢめるってスレタイ詐欺だって言われたので
ちゃんといじめた。できなかった。おやすみなさい
保守支援ありがとうございました
166 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 02:16:27.76 ID:NiMmxzLtO
>>161
乙。
最後のさっちゃんが幸せそうだからさっちゃんを泣かせた罪は許してやろう
164 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 02:15:32.19 ID:UApo/o7k0
中途半端感が否めないかなーって
幸子かわいいけど
168 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/22(金) 02:16:41.25 ID:oL9O+hxu0
プロポーズか告白すれば幸子泣くぞ
はよ
引用元:モバP「幸子泣かす」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1361450738/
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AFTER 鷹富士茄子「受験生の皆様を♪」若林智香「応援しちゃうぞっ☆」
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16462
▼返信コメ
幸子が可愛いのは当然としても
やっぱり愛でるのと弄るのを交互にやって
褒めて欲しそうなとこをあえて気づかない
フリをしてじらすのが至高だと思う
やっぱり愛でるのと弄るのを交互にやって
褒めて欲しそうなとこをあえて気づかない
フリをしてじらすのが至高だと思う
[ 2013/02/22 13:10 ]
[ 編集 ]
16473
▼返信コメ
さっちゃんの、あの傲岸不遜な自信と負けたときのテンプレートなへたれっぷり
それでいてまじめとか繊細とか、なんなんだろうね。
Cuの広告塔だよな。
それでいてまじめとか繊細とか、なんなんだろうね。
Cuの広告塔だよな。
[ 2013/02/22 17:51 ]
[ 編集 ]
16481
▼返信コメ
なんか知らんが、このPは口下手だったり不器用なんじゃないかなと思った
こんなPも(有能か無能かは置いといて)いいかもしれない
※16477
他の170人にはなかった幸子だけの個性というか、それら全てがあるからこそ幸子だと思う
愛でるは他のアイドルでも出来るけど、幸子になれるアイドルは古今存在しないと思う
こんなPも(有能か無能かは置いといて)いいかもしれない
※16477
他の170人にはなかった幸子だけの個性というか、それら全てがあるからこそ幸子だと思う
愛でるは他のアイドルでも出来るけど、幸子になれるアイドルは古今存在しないと思う
[ 2013/02/22 21:30 ]
[ 編集 ]
16482
▼返信コメ
※16481
腹パンやらダイビングを個性っていうなら片っ端からアイドルにしてやればいい
そういう幸子だから許されるみたいな考えは反吐が出る
正攻法じゃトップになれないから笑い者になれってか
腹パンやらダイビングを個性っていうなら片っ端からアイドルにしてやればいい
そういう幸子だから許されるみたいな考えは反吐が出る
正攻法じゃトップになれないから笑い者になれってか
[ 2013/02/22 22:14 ]
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16488
▼返信コメ
つまらんネタにはつまらんってマジレスしないとどんどん広がっちゃうからね
腹パンをネタだと言ってた奴が加蓮病死ネタに切れてたのには笑いました
腹パンをネタだと言ってた奴が加蓮病死ネタに切れてたのには笑いました
[ 2013/02/22 23:21 ]
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16543
▼返信コメ
この構成を完全に否定はしないけど、
まあ、よっぽど上手くやらなけりゃ
14才の女の子に対していい大人が
いじめを働くなんて図は見苦しい上に不快なだけだからなぁ
このSSのPのキャラがそもそもよくわかんないし
まあ、よっぽど上手くやらなけりゃ
14才の女の子に対していい大人が
いじめを働くなんて図は見苦しい上に不快なだけだからなぁ
このSSのPのキャラがそもそもよくわかんないし
[ 2013/02/23 11:27 ]
[ 編集 ]
16567
▼返信コメ
これまでの態度を変えようって話なんだから、幸子への態度が酷いのはあたりまえだろw
はじめからこんなで幸子が惚れてるならおかしいが
はじめからこんなで幸子が惚れてるならおかしいが
[ 2013/02/23 20:10 ]
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28129
▼返信コメ
いい大人がこんな仕事にも影響出かねないようなイジメやるってなんなんだ。意識してやってんじゃないんだったら不器用なのはPの方だろう。
[ 2013/11/17 01:38 ]
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※リンクを貼って頂ける方は、URLをttp://にしてください
素直になったさっちゃんもかわいい
結論:さっちゃんはかわいい=真理