2012
11/14
水
4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 20:52:42.68 ID:QkYycLOp0
亜美「雨止まないね→……」
真美「折角のお昼上がりなのに、これじゃ帰れないよ→……」
亜美「うあうあ→! テンキヨホー見たら夜まで止まないかもだって!」
真美「ショッピングもランチもなし!?」
亜美「結構土砂降りだよ? どうやっても風邪っぴきっしょ→」
真美「……つまんないね」
亜美「うん、つまんない」
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5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 20:55:03.18 ID:QkYycLOp0
真美「へーい! なーやんでもちーかたない♪」
亜美「そんなっ時もっあるさ明日は違うさ♪」
真美「……」
亜美「……」
真美「明日じゃなくて今日が問題なんだってば」
亜美「悩んでるっていうか困ってるだしね」
真美「……お腹空いたかも」
亜美「亜美も」
7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 20:59:29.82 ID:QkYycLOp0
真美「ゆうしゃ まみは カップめんを てにいれた ! ▽」
亜美「うあうあ→! 亜美も勇者がいい→!」
真美「勇者二人じゃバランスわるいっしょ」
亜美「じゃあ真美は他のやってよ、勇者は譲れるないかんね!」
真美「……ちかたないなぁ、じゃあ真美遊び人もーらい」
亜美「勇者と遊び人ってバランス悪くない?」
真美「そのうち賢者になるから大丈夫っしょ」
9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 21:02:28.74 ID:QkYycLOp0
真美「今何分?」
亜美「まだ一分経ってないよ?」
真美「そろそろ」
亜美「まだ一分」
真美「……」
亜美「……」
真美「二分半が美味しいっていうよねぃ」
亜美「じゃあ後一分だねぃ」
真美「……」
亜美「……」
真美「あ、これお湯入れて五分のだ」
亜美「うあうあ→……」
10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 21:06:58.65 ID:QkYycLOp0
亜美「いただきま→す!」
真美「待ってました→!」
亜美「はっ、はふっ、ちゅる、ずるるるる!」
真美「ふっ、ふーっふーっ、ずる、ずるるふ、ちゅるるるん!」
亜美「熱々ス→プがゴボウモップに染み渡るってやつだね」
真美「それじゃ床にこぼしたのを拭いてるみたいじゃん、それを言うならドコモショップにヒビ入れるっしょ」
亜美「そだっけ? んじゃauの亜美たちには関係ないね」
真美「だね……あれ?」
11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 21:13:27.45 ID:QkYycLOp0
亜美「お腹が膨れると眠くなるのはなんでだろ?」
真美「なんでだろ? じゃあ妊婦さんはいつも眠いのかな?」
亜美「かも。じゃあじゃあ亜美たちのママは二倍眠かったの?」
真美「真美と亜美で二倍だもんね、きっもそうだよ」
亜美「パパ、相手してもらえなくて退屈じゃなかったのかな?」
真美「きっと退屈だったからその分今もラブラブなんだよ→」
亜美「なるほど! 二人とも毎日キスしてるもんね」
真美「暇さえあればちゅっちゅっちゅ→ってね」
亜美「飽きないのかな?」
真美「愛があるもん、飽きないっしょ」
亜美「お、オトナなハツゲン……真美殿は恋でもしてるのかい?」
真美「ちょ、そんなわけないっしょ↑」
亜美「裏返ってるよん?」
真美「うあうあ↓……」
13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 21:21:34.58 ID:QkYycLOp0
真美「亜美はどうなのさ、好きな人とかいんの?」
亜美「んっふっふ~、亜美だって大人の階段の→ぼる→っしょ」
真美「え→、誰? 誰?」
亜美「真美の方が先、真美は好きな人いるの? 誰? うちのクラス?」
真美「え? あ、えっと……」
亜美「中村クン? 今井クン? あ、もしかして下田クン?」
真美「全部は→ずれっ、これは亜美にだって教えられないねぃ」
亜美「ぶ→、真美のけちけちケチンボ→」
真美「亜美の好きな人当てたげるね、ズバリ高橋クンだ!」
亜美「ぶぶ→!」
真美「沼倉クン? 滝田クン? あ、長谷川クン!」
亜美「どれも違うよん」
真美「じゃあ誰なのさ?」
亜美「亜美も秘密、こういうの言うのは恥ずいっしょ……」
14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 21:26:05.33 ID:QkYycLOp0
真美「ねえ亜美」
亜美「ん→?」
真美「兄(c)、最近かっこよくない?」
亜美「え、ええ!? どうかな亜美わかんないや!」
真美「……んっふっふ~」
亜美「うあうあ↓……」
真美「なるほどねぃ、まさか亜美が兄(c)を」
亜美「すとっぴすとっぴ→! 恥ずいっしょ→!」
真美「んっふっふ~」
亜美「……真美も好きっしょ?」
真美「な、ちょ、ええ!? 別に真美、真美はそんな!」
亜美「寝てる兄(c)のほっぺに何してたっけな→」
真美「……ちゅう。亜美、見てた?」
亜美「ばっちり」
真美「うあうあ→」
17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 21:29:00.33 ID:QkYycLOp0
亜美「冷えてきたね」
真美「ず→っと雨降ってるもんね……亜美」
亜美「? ん→」
真美「あったかいね、亜美の手」
亜美「そう? 真美の手の方があったかいよ?」
真美「亜美の手もあったかいの」
亜美「ん→、じゃあ両方あったかいってことだ」
真美「そだね」
18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 21:35:14.90 ID:QkYycLOp0
亜美「好きってなんなのかな、真美は分かる?」
真美「亜美は分かんないの?」
亜美「……分かんない、誰も教えてくんないもん」
真美「真美も。なんか兄(c)の事考えるともやもや→ってするのは好き、なのかな」
亜美「亜美も、兄(c)のこと考えるともやもや→ってする。好き、なの?」
真美「……分かんない」
亜美「むずかちいね」
真美「うん、むずかちい」
亜美「寒いね」
真美「寒いね」
亜美「もうちょっと引っ付こうか」
真美「そだね」
19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 21:38:36.42 ID:QkYycLOp0
真美「……こんな風にしてるとさ」
亜美「うん?」
真美「こんな風にしてると、そのうち溶けて一緒になっちゃうんじゃないかって思うの」
亜美「ふ→ん……じゃ、二人合わせて天海だ」
真美「はるるんか→、真美はもうちょっとグラマ→な方がいいな」
亜美「はるるんも結構ムッチリしてるよ?」
真美「お腹とか?」
亜美「お菓子ばっかりだもんね→」
真美「んっふっふ~」
亜美「んっふっふ~」
21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 21:49:34.88 ID:QkYycLOp0
亜美「溶けて一緒になったらさ、亜美なのかな? 真美なのかな?」
真美「どっちだろ?」
亜美「亜美はいっつも真美と一緒だけど……」
真美「亜美は真美じゃない、真美も亜美じゃないもんね」
亜美「うん。双子じゃないみんなは、こんなこと考えないのかな」
真美「ゼイタクな悩みってらやつ?」
亜美「それはなんか違うっしょ」
真美「そうかな」
亜美「そうだよ」
真美「……」
亜美「……」
真美「真美は、亜美と一緒に生まれてこれて良かったって思ってるよ」
亜美「亜美も、真美がいてくれて嬉しいよ」
真美「二人おんなじ悩みがあることも、二人一緒に悩めることも、良かったって」
亜美「……うん」
25 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 21:57:21.90 ID:QkYycLOp0
真美「だから、やっぱりゼイタクな悩みなのかも」
亜美「真美、すごいね。亜美もなんかそんな気がしてきた」
真美「いやいや→、ま→それほどでもありますかな→」
亜美「またまたゴケンソウを→」
真美「んっふっふ~」
亜美「んっふっふ~……真美」
真美「うん」
亜美「真美はすごいね」
真美「……竜宮、売れてるってりっちゃん言ってたよ。亜美も頑張ってるって褒めてた」
亜美「真美は、一歩目で亜美は二歩目だよ」
真美「一人一役、嫌だった?」
亜美「ううん、亜美は……真美にちっとしてるのかも」
26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:02:34.43 ID:QkYycLOp0
真美「……うん」
亜美「亜美が頑張れるのって、真美が頑張ってるからだよ?」
真美「真美は、亜美がいるから頑張ろって思っただけなんだけどな」
亜美「そういうところ」
真美「こういうところ?」
亜美「亜美よりすごいこと、考えたり思ったりしてる」
真美「そんなことないよ、亜美と真美はおんなじだもん」
亜美「竜宮やめて一人でやってくって言った日、覚えてる?」
真美「言い出すの、すっごくドキドキしてたもん」
亜美「亜美はずっと真美とやってくんだと思ってた」
真美「真美もだよ」
28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:09:03.44 ID:QkYycLOp0
亜美「でも、真美は一人でやるって言った」
真美「元々、その内それぞれでデビュ→ちようねって話だったっしょ?」
亜美「うん、でも」
真美「まだ一緒にいたかったのは真美もおんなじ。でも、一人で頑張りたかったのは亜美もおんなじ」
亜美「……」
真美「ありゃ? 違ったかな?」
亜美「言い出せないよ、言い出せなかった」
真美「知ってるよ、真美は亜美とおんなじだもん」
亜美「真美は一歩踏み出せたじゃん!」
真美「知ってるよ、亜美がそのこと言おうとして何度も言えなかったの」
亜美「……真美はお姉ちゃんだからなのかな」
真美「かんけ→ないと思うけどな→」
29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:16:37.59 ID:QkYycLOp0
亜美「亜美、ちゃんと自分で考えたことないのかもって最近は思ってるんだ」
真美「真美もそんなこと、よく考えるよ」
亜美「真美は自分で考えて自分で歩いてるよ」
真美「じゃあお互い自分が見えてないんだね。亜美もちゃんと考えて歩いてるじゃん」
亜美「……ほんとにそうかな」
真美「分かるよ。隣にいるから」
亜美「同じ道を歩いてきたし、これからもそうじゃないの?」
真美「亜美は亜美、真美は真美だよ。そっくりだけど違う道、近いけど隣の道を歩いてきたんだよ」
亜美「これからも、そう……分かってたのかな」
真美「分かってたから、寂しくなったんじゃないの?」
亜美「寂しくなんて」
真美「寂しくなかったら、隣の真美より前見てるのが亜美っしょ→」
亜美「……うん」
31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:21:00.56 ID:QkYycLOp0
真美「雨、止まないね」
亜美「さっきよりマシにはなってきてるけどまだ土砂降りだね」
真美「寒いね」
亜美「寒いね。もうちょっと引っ付いていい?」
真美「うん、真美も寂しかったからもっと引っ付いて」
亜美「……あったかいね」
真美「……あったかい」
亜美「真美?」
真美「何、亜美?」
亜美「もっと引っ付いちゃおうか」
真美「溶けちゃわないかな?」
亜美「溶けちゃってもい→じゃん」
真美「混ざっちゃうよ?」
亜美「亜美は亜美、真美は真美っしょ」
33 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:23:56.47 ID:QkYycLOp0
亜美「ん、くすぐったい」
真美「ん、これでだいじょびかな」
亜美「真美の髪、長いね」
真美「伸ばしてるもん。似合うっしょ?」
亜美「亜美とおんなじくらいせくち→かも」
真美「亜美の髪型も真美とおんなじくらいぷりちーかも」
亜美「んっふっふ~」
真美「んっふっふ~」
34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:30:05.82 ID:4YUpRburO
これだから双子はやめられねーぜ!
35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:31:11.48 ID:QkYycLOp0
亜美「ちょっとだけ嫌だった」
真美「ずっとおんなじだったからねぃ」
亜美「今はちょっと嬉しいかも」
真美「真似っこはもう嫌い?」
亜美「亜美の真美は、髪長くてもこんなに素敵なんだよって言えるもん」
真美「照れますな→、しかしうちの亜美君もぷりち→せくち→びゅーちふるですぞ?」
亜美「いやはや照れますな→」
真美「……」
亜美「……」
真美「亜美の手、やわらかくて気持ちいい」
亜美「真美の手もむにむにであったかい」
真美「おんなじで良かったね」
亜美「うん、一緒で良かった」
37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:36:37.42 ID:QkYycLOp0
亜美「真美さん真美さん、停電ですよ」
真美「……」
亜美「あれ? 真美そこにいるよね?」
真美「……」
亜美「うあうあ→! 真美が物言わぬリビングデッドになっちった→!」
真美「……」
亜美「……ま、真美!? 返事してよぉ!」
真美「……んっふっふ~」
亜美「もう!」
38 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:43:02.45 ID:QkYycLOp0
真美「ロウソクの灯り使うなんてなんかキャンプみたい」
亜美「だねぃ、ベトナムのジャングルを思い出すぜぃ」
真美「ま→め→んぱ→ぷわ→れ→に→んべ→♪」
亜美「ま→むろ→るど→ばじ→すわっちせ→♪」
真美「あぎんみさっむ♪」
亜美「あぎんみさっむ♪」
真美「あぎんみさっむ♪」
亜美「あぎんみさっむ♪」
真美「ぴ→ち→♪」
亜美「ぴ→ち→♪」
真美「またりっちゃんに怒られそうだからそのこの辺で」
亜美「だねぃ」
43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:51:21.28 ID:GmR6EK8X0
>>38
何の歌?
ランニング中の掛け声とか?
42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:50:33.51 ID:QkYycLOp0
亜美「結構明るいね」
真美「うん、ロウソクはまりそうかも」
亜美「きれい……」
真美「うん……」
亜美「……」
真美「……」
亜美「誕生日ケーキ、思い出してた」
真美「真美も。ロウソク消した後、しばらく真っ暗になるじゃん?」
亜美「うん、一人ぼっちになるみたいで嫌いだった」
真美「みんなそこにいるって分かってるはずなのにねぃ」
亜美「なんだか不安になるんだよね」
真美「……亜美の手、あったかい」
亜美「そんなに強く握んなくてもここにいるよ、真美」
44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:55:25.45 ID:QkYycLOp0
真美「もうすぐ消えちゃうね、ロウソク」
亜美「すっかり小っさくなっちまって、父ちゃん悲しくて涙がちょちょ切れらぁ」
真美「あんた、それは言わない約束だろう? あたしまで悲しくなっちまうじゃないか」
亜美「……」
真美「……」
亜美「いつまで一緒にいられるかな」
真美「ずっと一緒だよ、ロウソクが消えても」
亜美「あ」
真美「消えちゃった」
亜美「真っ暗」
真美「うん、真っ暗」
45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 22:58:49.03 ID:QkYycLOp0
亜美「真美、そこにいる?」
真美「手握ってんじゃん」
亜美「そこにいる?」
真美「いるよ、亜美を置いてくわけない」
亜美「良かった……」
真美「良かったね」
亜美「……」
真美「亜美、そこにいる?」
亜美「手握ってんじゃん」
真美「そこにいる?」
亜美「いるよ、真美を置いてくわけない」
真美「……うん!」
亜美「良かった?」
真美「良かった」
48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 23:08:49.91 ID:QkYycLOp0
律子「うう、ご飯買いに行くだけだったのに外に出られない程の大雨なんて……ついてないわ」
小鳥「出た時は雨雲なんてなかったのに……ずぶ濡れですね」
律子「そういう小鳥さんもビショビショ、私タオル取ってきますね」
小鳥「お願いします、こんな格好プロデューサーさんや社長に見られたら……小鳥、そんなに服を透けさせて誘っているのかい?
ああ、ダメですプロデューサーさん、これは突然の雨です私そんなつもりじゃ、ダメ、ダメですぅ
その割には抵抗しないんだな? ほらこっちを見てごらん、そう、俺の目をしっかり見るんだ
んん、ダメです、そんないきなりキスなんて、私、それにこんなところで
物欲しそうな瞳だ、唇も寂しいって震えてるぞ?
あ、ダメ、は……ん、ぅ……! なーんて! ああん駄目よ小鳥ー! こんなのこんなの!」
律子「何バカなこと言ってるんですか、早く拭かないと風邪ひきますよ」
小鳥「はっ!? す、すみません、私ったらまたつい」
律子「はー、いいからさっさと仕事片付けちゃいま……うわ! びっくりした!」
小鳥「どうしたんですか?」
50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 23:18:48.13 ID:QkYycLOp0
律子「全く、この子たちは電気もつけずに何してたのかしら……」
小鳥「ふふ、でも二人とも幸せそうな寝顔ですよ」
律子「ほんと、寝てる顔は可愛いんですけどねぇ」
小鳥「中学生って言ったら元気の盛りですもの、多少のやんちゃは律子さんにも覚えがあるでしょう?」
律子「ないとは言えませんけど。それにしても指まで絡めちゃって、仲良いにも程があるでしょうに」
小鳥「……ちょっぴり羨ましそうですね?」
律子「まあ、ちょっとは」
亜美「ん、んぅ……まみぃ……くぅ……」
真美「ぁ、み……すぅ……すぅ……」
律子「全くもう、風邪引くわよ……」
小鳥「ふふ、タオルケットかけてあげる姿は二人のお姉さんみたい。ううん、律子お母さん?」
律子「手のかかる子ほど可愛い……か。二人に母性くすぐられちゃったのかもしれませんね」
52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 23:24:56.46 ID:QkYycLOp0
小鳥「子どもだ子どもだって思ってるとすぐに大きくなっちゃいますよ?」
律子「実感してます。2人とも、やんちゃするにも程度や場合を考えるようになってきたというか」
小鳥「時々、はっとするくらい大人びた表情をしてたり?」
律子「はい。私たちが知らないだけで、二人はとっくに大人になってるのかもしれません」
小鳥「こんな可愛い寝顔の大人なんていませんよ」
律子「……ふふ、そうですね。立派な大人になれるよう、私たちがビシバシ鍛えていかないと」
小鳥「ふふ、そんなこと言ってるとまた鬼軍曹って呼ばれちゃいますよ」
律子「あはは、それは勘弁してほしいですね」
亜美「うーん……おにぐんそう……ぐー」
真美「りっちゃんこわいよー……ぐーすかぴー」
律子「亜美、真美。起きてるのね? 起きてるんでしょう?」
亜美「すてんばーい、すてんばーい……」
真美「ごっ!」
律子「あ、こら待ちなさーい! 逃げるなー!!」
おわり
53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 23:26:14.87 ID:DVdo7bqg0
乙
54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 23:26:40.99 ID:ZSFa22IY0
乙なの
57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 23:33:46.18 ID:QkYycLOp0
あとがき
黎明jazzアレンジでティンときてやった
反省はしていない
おわり
>>43
フルメタルジャケットでよろしくどうぞ
海兵隊はどこに行こうと、例え死んでも永遠に兄弟って台詞が印象深い
58 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 23:34:57.44 ID:PSlQUwv20
乙!
いいSSだった。掛け値なしに
62 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 23:40:10.38 ID:3nYj8mgVO
乙
亜美真美はてんち
63 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] :2012/11/13(火) 23:41:23.49 ID:NcRtfrfI0
乙乙
この何とも言えない感じは好きよ
引用元:亜美「たまには」真美「ちっとり」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1352807223/
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